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地球寒冷化、太陽黒点など、わかりやすく徹底解明・2018 [太陽活動低下問題]

こちらの記事は2018年10月6日のアーカイブです。最新の内容は
https://mogura-no-mogu.blog.so-net.ne.jp/2017-11-21
↑↑↑こちらでどうぞ。


ver.13
※図版追加、より分かりやすく加筆あり。ご好評を頂いております。ありがとうございます。さっそく6千アクセス突破です。
※我々が公開する情報は常に追記修正しカイゼンしていきます。定期的にチェックして下さるようお願いします。

このぶろぐの広告は無料プラン利用の為にso-net社が表示させているものであり、広告収入はso-net社にあります。

先に言っておきますが・・・・・
公開が遅れている『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||(第四作目)』よりも楽しめる記事かも!?m9(`・ω・´)っ
(庵野監督には申し訳ないですが・・・・)

現実世界には皆さんが知らない事実は多くあるという事です・・・・。
それじゃあ、始めましょうか・・・・・・

変身・・・・・ッ!

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『謎のライダー』

『もぐらのもぐ作者ぶろぐ』の『さくしゃ』がある病で療養(りょうよう)に入るとの事で、俺がしばらくここを預かった・・・・・

俺はあいつのように優しくはない。少々辛口でな・・・・・。いつもの調子とは異なる事を覚悟してくれ。

今日は

『地球寒冷化』

この件について分かりやすく解説する。


この問題に関して情報が錯(さく)そうしており、どの情報が本当か?分からないよな。

 世界各地のチビッ子やママさん達から地球寒冷化を心配している声が多く届き、本格的に研究し始め間もなく1年。ようやく人類に向けて発表できるところまで辿りついた。

いつもの通り『ぱぱもぐ』そして『かえるさん』にプレゼンテーションしてもらおう。

『ぱぱもぐ』は、もぐらのもぐインターネット絵本の世界にて教授を務めている。
『かえるさん』は同じ世界で博士を務めている。
共にこの問題についてよく研究してくれているキャラクターだ。

俺たちは皆の味方だ。人類を救うべく活動している。

・・・・・さっそく始めるか・・・・・『ぱぱもぐ』そして『かえるさん』よろしく・・・・・。


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『ぱぱもぐ』

『謎のライダー』さん了解しました。

 みなさんこんにちは。『謎のライダー』さんは現実的で己に厳しいキャラクターです。それは人類を守り戦い抜いてきた戦士だからこその貫禄(かんろく)です。今回はいつもの『ゆるふわもぐらのもぐワールド』とトーンが異なりますが、人類にとって大変重要な話題となりますので、『謎のライダー』さんと一緒に進めるのは良い事だと思います。ちなみに『謎のライダー』さんと私は旧友です。昔はよく一緒に遊びました。

さて・・・・

 まず、みなさんの中に存在する地球寒冷化に関する情報を一度忘れてください。ゼロから話していきます。



そもそも黒点って何か?そこから始めましょう。
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(C)SOHO・ESA・NASA
↑↑↑黒点の数は日々変動しています。

sun-spot-zoom.jpg
出典元:NHKコズミックフロント・迫り来る太陽の異変
↑↑↑黒点は太陽内部の磁力線が飛び出した場所。この画像の青い線は磁力線のイメージであり実際には目に見えません。

fig1_sunspot-thumb-400xauto-3036.png
↑↑↑観測衛星「ひので」による典型的な黒点画像。(C)国立天文台/JAXA
『黒点とはすなわち、磁力線の断面』────NHKコズミックフロントの解説

黒点(すなわち磁力線の断面・以降省略)が多く発生していれば太陽が元気。黒点の数から太陽活動の多くを知る事が出来ます。

ここ10年程、黒点の数が増えてきません。今後どうなるのか?世界中で議論が続いております。

現時点での議論とは地球の平均気温の推移について。
j.w.king.jpg
※出典元は後半にて
 黒点観測数の増減と気温の変化の関係についてのグラフです。この図は西暦1960年代に描画されたもの。太陽活動と地球の気温の関係についての研究は半世紀以上前から始まっています。


さて

 現在黒点観測数が減っており、地球が寒冷化するのでは?との議論が続いています。
 国立天文台さん、JAXAさん2大組織が発表している情報内にも『寒冷化』という言葉が登場しています。※以降敬称略


太陽研究の世界的権威JAXA常田教授(つねたきょうじゅ)名義で公開されているPDF


※常田教授のプレゼンテーションは平易(へいい)で大変分かりやすいです。

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※太陽活動の活発さと地球の温度には相関があり、もしも太陽活動が不活発化すると地球の温度が下がるのでは?という図版。

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以上2点のスクリーンショットはこちらから引用
https://hinode.nao.ac.jp/uploads/2016/05/12/cd3e2cf889fac15f1f9e1595668921093a0e707c.pdf


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以上1点のスクリーンショットはこちらから引用
https://www.slideshare.net/isas_pr/20170826-79169914


 もしも・・・・近い将来に、太陽活動が不活発化────────すなわち黒点観測数の減少が起こると、日本においては数℃くらい平均気温が下がる可能性について検討する内容がJAXA常田教授の発表用ドキュメントにもあります。

このように研究者による寒冷化問題(ないし地球寒冷化)の議論が存在するのは事実です。噂や俗説ではなく現実の出来事として議論されています。

 そうは言っても氷河世界に包まれるような極端な話ではありません。国連関連組織の『IPCC』の調査では地球平均1度未満の温度低下(マウンダー極小期において・のちほど解説)だったとの事です。※近代を中央値と考えている数字
 あくまでも小なりとも平均気温が下がるような可能性があるから国立天文台やJAXAは『寒冷化』という言葉を用いているのでしょう。当然ながら国立天文台やJAXAは地球の温度が下がるようだと解説していますが、生物が大量絶滅するとか氷河世界になるとかそんな事は言っておりません


最大の重要点は太陽活動の変動(黒点観測数の増減)で太陽光の変動は0.1%以下 という事です。
 NHKコズミックフロント『迫り来る太陽の異変』の回において常田教授が出演し、「太陽光の変動はそういう数字なのでその点に関しては安心してください」と強調されていました。

※昔の書籍等では黒点の減少=太陽光線の減少が起こると勘違いしている情報が散見される。注意が必要。

 平均気温が数度下がっても(繰り返ししますが『IPCC』の数値では世界平均1度未満の低下・近代を中央値と考えている数字)、生物や人類が大量絶命するような事は起こらないと思います。もちろんまったく影響がないという事は無いでしょうが、みなさんが夜も眠れないほど悩むようなこの世の終末的な状況にはならないとは言えるでしょう。
 稲などの品種改良が進んでいない時代であれば平均気温が少し下がっただけでも大きな減収となったでしょう。現代では様々な事が進化しています。過去に太陽活動が低下した時代(黒点が減少した時代)と比較する際には注意が必要です。
 

☆ポイント☆
※研究者の考える寒冷化、この問題に通じている方々の寒冷化とは、おおよそ1℃程度~未満の温度低下と認識している。


 人類が激減するような主張をする学者さんもいますが、様々な学者さんがおり、目の前の事実を基に常識的な考え方ができる学者さんであれば人類激減などそんな事を考える事は無いでしょう。客観的な根拠がありません。
 黒点観測数が減少する時期が到来する事は数百年に一度程度の間隔です。ですから終末の日が訪れるような大袈裟な事ではありません。


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『謎のライダー』

 なるほど・・・・科学データを前に常識的な考えができない頭がイカレた学者もいるからな・・・・・。人類が激減すると大袈裟に人民を脅かすそういう輩は悪の組織とみなす。ライダーキックで止めを刺す。

 常識的な考え方ができる学者の見解では、もしも太陽活動が不活発的になっても少々の温度低下が起こるが人類絶滅は妄想レベルの話ってワケか・・・・。『IPCC』の数値では過去に太陽活動がしばらく低下した時代(マウンダー極小期)において世界平均で1度未満の低下だったと発表されているとの事だ。それは想像していたより安心出来る数値だった・・・・・。

良い子の皆はそこは安心してくれ。

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中国の過去2000年間の気温変化など。少なくとも有史においては気温の変化は大きなものではない。


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『かえるさん』

西暦1970年代より以前には子供向けの図鑑(ずかん)などで『地球は寒冷化する』と解説されていた事が多かったという話は有名ケロ。西暦1970年代より前は東北地方で度々冷夏になったり凶作になったりして、地球が寒くなっていくのでは?という噂のようなものが人民の間に流れていたケロ。

さっき『ぱぱもぐ』が解説した 学者目線の寒冷化 とは別に・・・・

社会通念としての寒冷化

も存在するという事ケロ。社会通念(しゃかいつうねん)とは一般常識的と理解してOKケロ。

 西暦1970年以前は地球が凍りついているイラスト入り解説など、扇情的で無責任な書籍があふれており、世界平均気温が数十℃も下がってしまい、東京において春夏秋冬すべての季節で氷河に包まれるとの解説もあったケロ。

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画像:新幹線や東京タワーが氷河に埋もれている扇状的なイラスト・某科学系図鑑より

 大手出版社の図鑑ですらそんな扇情的な『地球寒冷化=氷河世界』という情報を乱発した為に、日本社会に『地球寒冷化=氷河世界』というイメージが広まってしまった以上、いくらインチキと言っても『社会通念としての地球寒冷化っていえば氷河世界』というイメージが根付いてしまった事は間違いないケロ。(日本社会での「社会通念」。世代により多少の違いがあると推察。各国でも多少の差があるとも推察されるケロ。以降での社会通念とは日本社会での話のことだケロ)
 
 21世紀になり間もなく20年が経とうとしている現在において、国立天文台やJAXAが寒冷化するかも(1℃程度さがるかも)と、学者目線で発表をすると、それを聞いた人民が「まじか!!二大信頼組織が地球が寒冷化するって言ってるぞ!氷河に包まれて人類の絶滅が起こるかも!!」と慌てふためいているのが現在の状況だと思われるケロ。
 人民側としては『学者さんのいう寒冷化(1℃なり小さな数値)』を正しく知る必要があり『社会通念としての地球寒冷化(氷河世界のイメージ)』は早々に忘れるべきケロ。


☆ポイント☆
・学者目線の寒冷化=おおよそ1℃程度~未満の温度低下と認識している。
・社会通念としての寒冷化(平均的な一般人の理解)=氷河世界のイメージ。昔のインチキ情報で洗脳されている

さらに・・・・

 太陽活動が10年とか20年とか、そんな期間に渡って低下(黒点観測数が低く推移)する時期を『ミニ氷河期』なんて表現しているケロ。“氷河”なんて文字がドーンと入っているし、日本人(かつオジちゃんオバちゃんの世代)は子供の頃に見た図鑑において氷河に包まれていたイラストを繰り返し見させられたトラウマがあるし、寒冷化、ミニ氷河期なんて言葉を聞いたら腰を抜かしちゃうと思うケロ。「東京タワーや新幹線が氷河に埋もれる!」なんて風に図鑑の絵を思い出してガクブルしちゃうケロ。

 いずれにしても太陽活動が少々不活発的な様子なのでおおよそ1℃程度~未満の温度低下の可能性があるのは事実ケロ。といっても太陽活動すなわち黒点の数は常に変動しているのでいつかまた活発的になるだろうし、いちいちビクビクしていたら大変ケロ。

 状況が状況なので、国立天文台さんやJAXAさんは細心の注意を払って表現に注意してほしいかもケロ。悪気はなくても世間のオジちゃんオバちゃんが動揺する訳で、結果として世間を動揺させる表現が広報上適切かどうかはよく検討した方がいいケロ。昔にインチキ情報を氾濫(はんらん)させた出版社などが明かに悪いけどケロ。特に注意すべき用語ケロ。


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『謎のライダー』

・・・・なるほどな・・・・・・。世界が氷河世界に包まれるなど、明かに間違ったイメージとはいえ、『この日本では地球寒冷化(=氷河世界)のイメージがあり社会通念として定着してしまった』のは事実だ。・・・・。
 そんな考え方が広まっている世間に対して「寒冷化する」なんて表現を採用したら世間のオジちゃんオバちゃんは氷河世界の到来か!などと腰を抜かしてしまうのは間違いない・・・・。しかもそれが国立天文台やJAXAが「寒冷化する」と発表したら・・・・。
 世間は理解が良いタイプばかりじゃないからな・・・・。
 この『もぐらのもぐ作者ぶろぐ』には寒冷化の噂を聞きつけて心配で検索して来訪してくるアクセス者さんがかなり多い。国民間での動揺は決して小さくはない様子だ。これからの時代なおさら気を付けるべし、という事だろう。『寒冷化』という言葉がそもそも定義が曖昧であり、抽象的な言葉だと言える。本来なら受け取った各自により印象が異なる言葉を安易に用いるべきではないのかもしれない。それはこの問題に限らずと言える。

 太陽活動と地球の気温は連動しているという事で、常に変動していると言える。寒冷傾向も温暖傾向もやがて変化するという事だ。寒冷化という言葉は恒久的な固定をイメージし兼ねない。必要以上の世間の動揺は『地球寒冷化』との表現の悪さから始まっているような気がするが・・・・
 
 それじゃあ早速だが、この問題についての先導役である我々として尽くせるベストは・・・・以降では『1℃程度の寒冷化』と表記統一して世間の動揺を緩和させる具体策に打ってでるか。皆さんもSNSなどでこの話題に触れる際は『1℃程度の寒冷化』と意識して頂ければ・・・・具体的な数字が見えているのだから合計5文字増えてもそのメリットは絶大だ。学者さんによっては2℃程度、3℃程度と予測が変わる事だろうが、それは各自任意の数字を入れ替えればいい。
 もしくは・・・・『1℃程度の温度変化』という表現も良いだろう。無理に『寒冷化』という言葉を用いなくても良い。今回のプレゼンテーションでは主旨から照らして『1℃程度の寒冷化』と表記する事にする。



さて・・・・・

『1℃程度の寒冷化』の可能性があるって事だが、世界が氷河に包まれるような寒冷化ってのは起こらないって事だな。

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↑↑↑太陽活動についてだが・・・・・まずは西暦2018年現在もダラダラと続いているサイクル24から再確認しよう。
 サイクル24は、サイクル23より目に見えて低くなった事で話題になった。太陽活動低下の兆しでは?と。ただし・・・・サイクル24は最大値(極大期)で110程度を記録している。サイクル1からの最大値平均は110程度なのでサイクル24は決して低い値ではないが、西暦1960年以降の太陽活動が、ここ数百年の中で際立って活発的だったので、サイクル24がなおさら低く感じてしまいがちなのだろう。

サイクル24は西暦2022年頃まで続くはず・・・・と『ぱぱもぐ』から後ほど解説があるとの事だが、世間で言われているように、もしもサイクル25が目に見えて黒点観測数が減少すると上図版のように推移する可能性がある。上図版のようにサイクル24から50%ダウンとなればピーク(極大期)で黒点観測数が約50程度になる事は覚悟しておくべきなのか・・・・。ダルトン極小期と呼ばれる西暦1800年代初頭の太陽黒点数に似ているかもな。
 次の太陽活動期において黒点観測数がこんな風に減少しても・・・・人類が激減するような危機が訪れはしないって事か・・・・・。それは安心した。
 ただし・・・・その頃、現在の品川区で積雪2メートルという極端な事が一度記録されているから(西暦1822年2月22日)、現代の世の中でそんな事が起こったら物流が1週間程度止まる事があるかもしれないから、そういう事態への議論は必要って事かもしれない。

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 品川で積雪2メートルというのは数百年に1度の極端な例だがその時代は江戸で積雪が多かったという事だから首都高速がたびたび通行止めになるなど起こり得るのか・・・・西暦1812年の冬には隅田川が凍結した日があったそうだ。ここ数十年では発生しなかった冷害に注意だな。かつ、上図版の通り太陽活動の谷間(極小期付近)は特に寒冷的になるようだ。
 参考としてだが江戸時代からしばらくの間、伝染病のコレラが流行し多くの人民が亡くなっているが日本でコレラが初めて流行したのが西暦1822年(品川で積雪2メートルを記録した年)との事だ。西暦2018年は黒点観測数が谷間にあり、初頭に極端な寒波とインフルエンザの100年ぶりの猛威があった事が記憶に新しい。過去のインフルエンザなどの流行が必ずしも太陽活動の谷間で起きている訳ではないが、人類はその問題に対して研究が進んでいない。要注意ポイントではあるので参考程度の情報として聞き流しておいてくれ。※山のピーク(極大期)付近でインフルエンザの大流行が起こるのでは?との海外発の論文が過去に1本あり(あくまでも論文発表であり事実であるかは別の話)。ネイチャー誌1990年。極大期と極小期に注目という事か?


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太陽活動の極大期(C)国立天文台/JAXA 「ひので」による撮影 

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太陽活動の極小期(C)国立天文台/JAXA 「ひので」による撮影 

※極大期と極小期での太陽光の変動は0.1%であるとJAXA常田教授が明言。そこは注意だ。

さて。これで問題無し。といきたいところだが・・・




────────────しかし




『1℃程度の寒冷化』では人類の絶滅が起こらないというが・・・・・

 インターネットでよく見かけるだろう?『江戸時代は小氷期だった。地球寒冷化が進み飢饉が度々起こっていた』と?
地球寒冷化が進み東北地方を主に度々大凶作が起こり、大飢饉となり人口が激減したというのは定説だ。異論を唱える者はいないだろう。

『天明の飢饉』は餓死者数最多となった大凶作期として有名だ。しかも大凶作期は長く続いた。全滅した集落もあるほどだ。約240年前の出来事であり記録がそれなりに残っている。地球寒冷化した事により長期に渡る大凶作が起こったのだと指摘するウェブサイトや書籍が多くある。
 『天明の飢饉』の後に東北入りした旅行者の日記にはこんな事が書き残されている・・・・道端に人骨が散乱し、傾いた家の中にも人骨が散乱し、都で聞いている以上に惨状だった(高山彦九郎)・・・・と。それらは東北各県の公式コンテンツでも紹介されている・・・・・。大量の餓死者を弔った飢饉塚などの史跡が東北各地に残っている。

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天明飢饉之図・会津美里町教育委員会所有
『天明の飢饉』が記録されている絵画として有名だ。過酷な飢饉を耐え忍ぶ民の様子が記録されている。画面中央の男性に注目────いわゆる人肉食の様子が描かれているとされている。

 それら史実の出来事を根拠に、東北で人口が激減するほどの『地球寒冷化』はしていたはずだ・・・・・江戸時代には地球寒冷化が起きていて、天明の飢饉や天保の飢饉が発生し、人民が極限の中を生き抜いた事は妄想世界の話ではないぞ?
 小氷期なる時代が『1℃程度の寒冷化』だったら、そこまでの大飢饉は起こっていないはずだ・・・・。
 文献によっては『天明の飢饉』の頃を第二小氷期と定義している。

それら史実の出来事を根拠に『筋が通っていない』そんなツッコミが溢(あふ)れかえるだろう・・・・・

最多餓死者数を記録した『天明の飢饉』。地球寒冷化が起こっていたはずだとの指摘は妥当だろう。

この事実に対し『ぱぱもぐ』『かえるさん』はどう説明する?


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『ぱぱもぐ』

そのような指摘は想定済みです。そして・・・・・客観的証拠を基にこのように返答しようと想定しておりました。

結論を先に言えば、「黒点観測数が減って1℃程度の平均気温低下が起こる事」と、「東北地方で度々大飢饉が発生していた事」を完全に分離して個別の問題として理解しなければなりません。

そもそも・・・・地球寒冷化が原因となり東北地方を主に度々飢饉が発生していた、というその解説や情報は『インチキ情報』なのです。

さきほどの『天明飢饉之図』ですが、もう一度見直してみてください。よく確認すると人々は大変暑そうな様子です。猛暑にも耐えているように見えます。この絵を見て『地球寒冷化』の風景だと思う人はいないでしょう。

『第二小氷期』なる定義については天候不順が続いた事を地球寒冷化と勘違いした上で生まれた造語でしょう。

では、それについて解説していきましょう。

【以降画像をクリック(タップ)すると拡大表示されます】

sun-spot-1700-2020.jpg
※出典元・ベルギー王立天文台
↑↑↑↑観測された黒点数から月別平均値を算出し、グラフ化したものがこちらです。西暦1700年から西暦2018年の記録です。世界で公開されています。誤魔化しようがない70億人全人類が認める確たる客観的証拠と言えます。それを根拠にします。

 ちなみに黒点観測は西暦1600年頃から。ですからデータは約400年分しかありません。太陽活動は数億年以上続いてきております。約400年の観測歴は極めて限られております。

 この太陽黒点観測数グラフはこのように一本につなげて閲覧するものなのですが・・・・・
東北地方で起こっている『ある出来事』を根拠に120年ジャストで区切る事が出来るのです。


1780-2020-yajirushi.jpg
↑↑↑西暦1780年~西暦1900年までの黒点観測数を抜き出しました。120年分です。いいですか?東北地方で起こっている『ある出来事』を根拠に120年分です。
 

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↑↑↑120年分のグラフに、さきほど『謎のライダー』さんが言っていた、東北地方の人口が激減した飢饉が発生した年や異常気象があった年を青く塗りつぶしました。赤く塗りつぶしている所は干ばつが起きて雨が少なかった時期です。

天明年間の『天明の飢饉』や天保年間の『天保の飢饉』など、史実の出来事なのでこのグラフに皆さんが書き込んでも全く同じものとなるはずです。史実の出来事ですから誤魔化しようがありません。70億人の全人類の皆さんが認めてくれる客観的証拠を記入しております。

『謎のライダー』さん、このデータに何か大きなミスはありますか?

「有名な飢饉が漏れなく記入されている。この通りだ。続けてくれ。」

はい。では続けましょう。

東北地方は明治時代、昭和初期にも大凶作が起こり、東北地方の農村は貧困に悩み娘さんを花街に売るなどして人身売買して生活費をねん出した事は歴史に残る事実です。
 明治、大正、昭和、平成時代の凶作期や天候不順だった特徴的な年も太陽活動グラフに記入しましょう。

1900-2020-touhoku-no-kikou-01.jpg
↑↑↑という訳で制作したのがこちらのグラフです。こちらも120年分です。

『謎のライダー』さん、これは史実に基づいた情報を記入したワケですが、何か問題点はありますか?

「明治、昭和の特に目立った冷害期がしっかりと記入されている。これで問題ない。続けてくれ」

はい。かしこまりました。では、続けましょう。





さっそくですが・・・・

出揃った二つの時代のデータを合体させてみましょう。





1700-2020-touhoku-no-kikou-03.jpg
↑↑↑このような結果になります。

時計で計ったかのように、凶作期が重なるのです。


ほぼ同じタイミングで凶作期が120年後にも起きていた訳です・・・・という事は・・・・気候に典型パターンが存在し繰り返されていたという事でしょう・・・・しかも太陽活動と連動して。


 太陽活動グラフと史実という客観的証拠を摺り合わせるとこんなグラフが浮かび上がってくるのです。120年で区切った事はユニークな発想ですが、世界中のどなたが制作してもこのグラフが完成するでしょう。
※皆さんが過去の天候不順期を検索して頂いてもこのような結果になるでしょう。一つの文献だけでは把握できません。多くの文献を突き合わせる必要があります。皆さんが裏取りする時は、最低でも50以上の文献やサイトを読み込むと大凡のイメージが掴めるでしょう。東北各県においても影響がやや異なります。このグラフは東北全体のイメージです。


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『謎のライダー』

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これは・・・・・・・・・・・。

明らかな客観的証拠を摺合(すりあわ)せたシンプルな発想だ。だからこその衝撃があるな。

さて。詳しく追っていくか。このような場合の鉄則はまずは疑う事だ。
120年周期の気候の典型パターンなど、常識的に考えて存在するワケが無いからな。

 例えば近世最大の被害となった『天明の飢饉』は、約7年間続いた訳だが・・・・・・・それが120年ジャスト後の明治時代に再来しているだと・・・・・・?

 落ち着いて考えるか・・・・まず、『天明の飢饉』は西暦1782年~西暦1788年まで続いたというのが定説だ・・・・

 明治時代の凶作期は西暦1902年~西暦1908年の期間だ。120年後ジャストだ。その期間は・・・・・特に定まった呼び名はないが文献などでは『明治の凶冷群』とか『明治の凶作期』と名付けられている通り学者の間では異変が続いた期間としてよく知られている。
 「NHK朝の連続ドラマ・おしん」を俺は観た事がないが、まさにその明治期の凶作期から物語が始まると聞いた事があるぞ・・・・・西暦1902年からの凶作続きで東北地方の貧困が酷く、幼い娘を働きに出したという設定であり世界中が涙した伝説のドラマだ・・・・。その明治期の凶作期は『天明の飢饉』の再来だと言うのか?そんなバカな・・・・。
 いや・・・・・それらの凶作期には共通点がある・・・・『天明の飢饉』も『明治期の凶作期』も3年目はなぜか盛夏であり、豊作で安心したと聞く。ところが・・・・・翌年からまた天候不順が続き、それでボロボロになったとも聞く・・・・・同じメカニズムの気候の異常で米や麦が収穫できなかったという事か?

・・・・先ほどの『天明飢饉之図』は3年目の猛暑の最中の飢饉が描かれているのかもしれないな(おそらくは現地で写生した絵ではなく伝聞情報を基に描いた“想像画”と思われる)・・・・

 天候不順期の再来・・・・史実の出来事だからデータを誤魔化すなんて事は出来ないよな・・・・まあ、一回くらいであれば偶然だと言える。常識的に考え、これは偶然だと思うべきだ。

 『天保の飢饉』は西暦1832年~1838年。『天保の飢饉』も人肉食の記録が残る過酷な大飢饉だった。3年目は猛暑だった。それが・・・西暦1953年~西暦1959年と、1年ズレてはいるが121年後に再来していた事になる・・・・天保年間と昭和の戦後では農業技術の大きな進歩があり、同じ天候不順が続いても『天保の飢饉』ほどの大凶作や大飢饉はもう起こりはしないが、ただ天候不順の期間が続いたのは間違いない事実だ。西暦1954年の冷夏は気象庁の統計上戦後最も気温が低かったとされている。西暦1955年は猛暑。50年代の日本で最も暑い夏を記録。そして西暦1956年は冷夏。その前後で天候不順気味だった。

そういえば・・・・2年の天候不順、1年の猛暑なり盛夏、4年の天候不順という東北地方が大飢饉になる際の典型パターンがあると聞いた事がある。繰り返すが文献などでは『凶冷群』と名付けられていたりする。※必要以上に不安を煽りそうな用語なので以降では天候不順としておく
 『天明の飢饉』の系統も、『天保の飢饉』の系統も、天候不順7年セットの典型パターンが発生するという事になる。

『天明の飢饉』や『天保の飢饉』の期間や天候不順期は諸説あり、10年説や9年説などがある。しかし猛暑を1年挟む事は必ずであり、その猛暑が120年前と1年程度のズレというのがポイントだ。
 
 これも偶然だと思おう・・・・。これくらいの偶然ならよくあるとは言わないが、起こりえる事だ。


・・・・偶然はまだあるのか?

 西暦1934年頃の東北の凶作でも農家の娘さんが人身売買された。そんな東北地方の困窮も二・二六事件発生の背景にあったというのは定説だ。
 その120年前が文化年間西暦1814年付近の凶作期であり・・・さらにその120年前は・・・・江戸4大飢饉として有名な『元禄の飢饉』の西暦1695年頃の凶作期と整合性があるのか・・・・しかも凶作となった理由が似ているな・・・冷害か・・・・・・・偶然だと思うには・・・・。ただしこの系統は3~4年の天候不順が続く傾向があるので7年セットのパターンとは傾向が異なるようだ。

 西暦1980年代は品種改良などがあり凶作にこそならなかったが冷夏が少なくは無い時代だった。その120年前は西暦1860年代。西暦1860年代は天候不順の年が度々あり大凶作も起こり幕末という事もあり大きな暴動に発展。討幕への流れが勢いづいた事は定説だ。『ぱぱもぐ』は120年周期の中の目立った天候不順期を示してきたが、その他地点においても整合性がある時期が存在するようだ・・・・・

 東北地方では気候が繰り返しているという俗説があるにはあった・・・・。飢饉が定期的に発生しているとも。そのような俗説はインターネット上でも散見される。しかしこうして太陽活動グラフと重ね合せて詳細に調査し、浮かび上がってきた事は・・・・事実の出来事が断片的に広まっていたという事か?

史実に残る大飢饉や凶作期が『120年』という数字で繋がっている・・・・偶然であると斬り捨てられないレベルと言える・・・・。



太陽黒点の観測数が減少する事による『1℃程度の寒冷化』問題とは全く個別の問題として・・・・太陽活動の変動を原因とした、東北地方を主に天候不順の数年間が再来する120年単位の気候典型パターンが存在していたという事か???
※マウンダー極小期以降の限定的な記録において

悪の組織、ショッカーの仕業か・・・・・・!!(ガタッ


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『かえるさん』

『謎のライダー』さん、落ち着いてケロ。そもそも『天明の飢饉』も『天保の飢饉』も、その期間の中で同じような異常気象が起きていたケロ。夏の付近にて『やませ』といって北東方向から冷たい湿った風が数週間以上も吹き続けてくる異常気象が東北地方で発生していたケロ。東北地方の冷夏といえば『やませ』が主因なんだケロ。※7年間ずっと『やませ』が続く訳ではないケロ
 すると・・・・・稲は冷たい気候が苦手だからそんな極端な異常気象が起こったらイチコロなんだケロ。だから『天明の飢饉』や『天保の飢饉』は、『やませ』が絡んだ天候不順期なんだケロ。悪の組織ショッカーの陰謀ではないケロ。ましてや地球寒冷化が原因ではなく『やませ』を原因とした冷夏が続発していたから発生した飢饉だったケロ。だって地球寒冷化していたら全世界で一斉に飢饉になるケロ?でもなってないケロ?

地球寒冷化が起こって、それらの大飢饉が発生していたという情報はネット上にも溢れているけれどそれは酷いデマとか嘘であり、よく調べれば『やませ』が絡んで起こっていたと分かるケロ。その天候不順の数年間の中で特に深刻化した冷夏は『やませ』と判明しているケロ。

120年の周期の中で、太陽黒点観測グラフの谷間で『やませ』が発生する事が多く、120年周期の一部の時期には山のピークでも発生する傾向があるケロ。目立った大凶作期の『やませ』はハンパ無い冷夏になっている記録が残っているケロ。西暦2017年は軽度の『やませ』が発生しているケロ。

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『謎のライダー』

・・・・・『やませ』
聞いた事があったがまさかこんな場所で聞くことになるとは思わなかったな・・・・・なぜ、それが120年周期でリピートされているんだ・・・・?時計で計ったかのように120年後だぞ?いったいどういう事だ?


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『ぱぱもぐ』

もう一度このグラフを見ましょうか。
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少し付けたしましたよ。太陽活動には120年周期の変動があるようです。そしてその120年周期の太陽活動に連動して『やませ』が発生しているのでは?という話です。

それを理解する為に『太陽活動の120年間』はこんな風に推移していますよ、という概要(がいよう)を解説します。それを知ればおのずと『やませ』がどう絡んでいるのか理解できます。

『太陽活動120年:典型パターンを理解する』 ⇒ 『やませとの連動を知る』 ⇒ バッチリ理解!

この順番で解説します。という訳で『太陽活動120年:典型パターンを理解する』事から入りましょう。
大変シンプルで面白い話なので慌てずに聞いてくださいね。



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↑↑↑黄色いライン内では山の数(サイクル数)が流動的なようです。そこにも法則がある可能性がありますが流動的としておきましょう。

流動的とはいえコースは2種しかありません。山の数が一つ多いか、少ないか。かなりシンプルです。


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↑↑↑120年周期説の終局を例に解説します。

 例えば終局期間が約30年あったとします。そこを山3つのコースになるか?山2つのコースになるか?太陽さんがお好みで選択してくるのです(くり返しますがここにも法則がある可能性が)。

★山が少ないと横長でピークが低くなる印象です。
一気に山頂まで駆け上がるもその後ダラダラ~っと続く印象です。結果として一つの山の時間が長くなります。「ダラダラ」と展開し「省エネ」しているかのような印象です。

☆山が多くなると縦長で細長くピークが高い山となる印象です。
同じ経過時間の中で山が一つ増えるので、慌ただしい印象です。そしてピークが高くなる印象があります。「バリバリ」と「ハイテンション」で推移しているかのような印象を覚えます。


 ダラダラと低く省エネコースか?バリバリとハイテンションで進行するか?120年周期の中で太陽さんが気まぐれで変更してくる期間があります。

 なお、西暦2008年頃からサイクル23の終局が長引いた事についてNASAらが心配されていましたが・・・・・
 この120年周期説で考えると・・・・・サイクル23の様子から『山2つのダラダラコース』を太陽さんが選んだ事が推察できますから、よってサイクル24もダラダラと展開してくる事は当たり前と考える事が出来ます。そもそも世間で「太陽活動が低下している」と騒がれ始めたのはサイクル23のピークが低く、終わりがダラダラ延びた事とサイクル24のピークがさらに低くなったことから始まっています。しかし120年周期説でそれを観察すれば『通常コースの範疇(はんちゅう)』という訳です。
 例えばここで約30年の中で5つの山が発生し超バリバリハイテンションコースが始まったらそれは太陽さんの異変が始まった!と慌てて良いと思います。現在進行中の事は120年前と同じ推移なのに慌てる必要はないでしょう。120年前も無黒点の日が多かった事でしょう。
 海外発のニュースで西暦2018年は無黒点の日が多いので氷河期突入!などと騒がしいようですが、120年前の最終サイクルも無黒点の日が大変多かったので同じような展開になっているだけです。

毎回同じっぽいあたりは山4つの間隔が詰まっていますから基本設定は1コースのみでバリバリハイテンション傾向にあります。

 常田教授のPDFでの解説とミックスさせると・・・ダラダラコースは地球の平均気温が下がる傾向となり、バリバリコースは平均気温が上がる傾向になります。現に西暦1960年頃からの山4つバリバリコースで地球温暖化の噂が流布されるくらいに温度上昇を体感できたような気がします。

以上、『太陽活動120年:典型パターンを理解する』のコーナーでした。


『太陽活動120年:典型パターンを理解する』 ⇒ 『やませとの連動を知る』 ⇒ バッチリ理解!
この順番で進行中ですから・・・・・


では、『やませとの連動を知る』のコーナーに進みましょうか。


 さてさて・・・・こんな太陽活動120年周期の典型パターンがあり、・・・・東北地方で度々発生してきた『やませ』そして大飢饉がこの120年周期と密接な関係にある・・・・という本題に入りますが・・・・
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↑↑↑黒色のラインで図示した地点は、起こる事がおおよそ固定されている印象を持ちます。極小期なり極大期がその黒色ラインのところではおおよそ固定的。しかもそのおおよそ固定的な付近で気候に対して目に見える影響があるようです。
 おおよそ固定的な局面にて固定的な気候への影響があるようです。そのうちの2例が『天明系東北冷夏群』と『天保系東北冷夏群』です。

分かりやすく解説するのであれば、『縛(しば)り』があるように見えます。

 具体的に1例を挙げますと・・・・・
120年周期が始まり開始2年目~4年目付近に『極小期縛り』がある事は間違いないでしょう。

※極小期とは谷の最も深い地点です。

 先ほど解説した通り、120年周期のラスト30年程は太陽さんの雰囲気(もしくは法則があるのか)で山3つか山2つを選んできます。山3つだと慌ただしく黒点観測最大値が高いバリバリハイテンションコース、山2つだとまったりダラダラ省エネ黒点少なめコースに入ります。しかし・・・・どちらのコースで進行してきても、120年周期のスタートから2年目~4年目付近に『極小期縛り』があるので、どちらのコースにおいても『極小期縛り』は順守して活動してくるイメージです。
 
 山3つバリバリコースで進行してきて、極小期縛りに吸い寄せられるように、西暦1780年をまたいでいるサイクル3は唐突に終わっています。サイクル24までの中で2番目に最短となる9.3年で終了しています。1番短いのはサイクル2の9.0年。あくまでも120年周期で2.5回分のデータという限られた情報からの推察になってしまう訳ですが、極小期縛りという終点ありきで進んでいるように見え、その終点で東北地方において7年間の天候不順期が続くのですから、その展開に意味を感じざるを得ません。
 
『極小期縛り』はどこから生まれる法則性なのか?太陽内部から?それとも太陽にさらに影響を与える何かがあるのか?可能性がある事は全て検討すると良いかもしれません。

・・・・・次へ進みましょう。


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↑↑↑そして・・・・先ほど解説した『極小期縛り』ですが・・・・

『天明系東北冷夏群』と『天保系東北冷夏群』が始まる極小期は固定的です。

120年周期の中の『2大・極小期縛り』です。その付近での極小期入りは数年の前後はありますが、おおよそその付近に落ち着きます。そして『3年目に盛夏を挟んだ計7年の天候不順期間』が天明系と天保系で発生します。ほぼ同じセットです。3年目に盛夏なり猛暑が入るのが興味深いポイントです。その7年の中で特に酷い冷夏は『やませ』が原因だと思われる記録が残っています。過去の記録では『霖雨・ながあめ』『冷陰』『北東からの冷たい風』『凶作』と残されているのですぐに分かります。※東日本の冷夏はⅠ種とⅡ種のタイプがあり、Ⅰ種が『やませ』と呼ばれています。

この『2大・極小期縛り』にて起こる太陽の現象が東北地方に害を為していたのでしょう。

『天明系東北冷夏群』『天保系東北冷夏群』とそれぞれ名付けておきます。7年セット、『やませ』が絡んでいる事、3年目の盛夏なり猛暑の渇水傾向。そのような特徴的な現象が規則的に再来している事は世界の中でもそうは無いでしょう。だからこそ古い記録から拾いやすいといえます。

☆ポイント☆
ここで7年セットの天候不順について

天明系東北冷夏群では↓↓↓
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 このうち2年目で強烈な『やませ』が発生。浅間山噴火と絡んで大飢饉に。ですから『やませ』だけで2年目の大凶作が起こった訳ではないので飢饉の影響を研究している方は注意してください。


天明系東北冷夏群・明治再来時では↓↓↓
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このうち4年目が強烈な『やませ』

『やませ』発動は前後していますが、2大・極小期縛りの付近にて、このような目に見えた天候不順が続きます。

次へ進みましょう。


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↑↑↑『享保系大干ばつ群』は山のピーク(極大期)から谷底(極小期)に向かう地点で干ばつが3年続きます。これは120年の中でここだけ確認できる特徴です。


以上、太陽活動120年周期と、『やませ』120年周期の概要です。
流動的な時期とおおよそ固定的な『縛り』があるところがあります。

軽くまとめると・・・・

『やませ』という著しく極端な現象を研究すると・・・・
あくまでもマウンダー極小期以降かつ西暦1780年以降の限定的な条件下において・・・・
1・東北地方の気候活動に120年ジャストの典型パターンが存在する事が判明する。
2・太陽活動グラフと摺合(すりあ)わせると、太陽活動にも120年周期の典型パターンがある事が判明する。
3・常識的に考え『やませ』が太陽に影響を与えているとは考え辛く、太陽が『やませ』発生に影響を与えていると考える事が妥当。
※今回発見の典型パターンが今後も繰り返されるのか?は不明。

史実の出来事と世界に公開されている太陽活動グラフという『確たる客観的証拠』に基づき証明できるシンプルな説です。何の矛盾も無いのが特徴な説となります。


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『かえるさん』

この120年周期説を真理としてしまうと現在あやふやな事がビシっと理解できてしまうケロ。パズルの最後の1ピースが揃うイメージケロ。しかもその1ピースはこの世界のちょうどど真ん中に入るイメージケロ。

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 このサイクルグラフを眺めているだけでは120年周期の典型パターンに気付かないケロ。『やませ』をセットにして図表化すればおのずと120年周期に気付くケロ。これをただ何百年眺めていても『縛り』とか『ダラダラ・バリバリコース』には気づかないケロ。

『やませ』の研究は太陽活動の真実を知る道に通じる扉だったと言えるケロ。『やませ』というあまりにも特徴的な冷夏の記録を『帰納:きのう』すると太陽活動120年周期が明るみになるという事ケロ。

 これまでこの問題(太陽活動と地球寒冷化)の理解は矛盾だらけだったケロ。ところが120年周期典型パターン存在説を真理とするとこれまでの議論において発生していた全ての矛盾が解決してしまうというのだから『かえるさん』も自分自身でビックリケロ。

とはいえ一つの説に過ぎないけどケロ。

さきほどの『ぱぱもぐ』の解説は120年毎の太陽黒点と気候の相関グラフを『並列』に配置した理解だったケロ。

『かえるさん』からは『直列』に配置すると見えてくることを解説させていただくケロ。

この図も人類史上初めて世に出る図版になるケロ。太陽学者さん達にすれば脳天にパイルドライバーを喰らうくらい衝撃的かもケロ。

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↑↑↑太陽活動周期のオーバービューだケロ。プログラム制御の精密な機械ではなく、あくまでも物理の法則に沿って熱核融合活動を続ける恒星なので少々不安定だケロ。心臓の心電図のように安定的なグラフとはならないけれども、おおよそこんなオーバービューとなるのかな?というイメージだケロ。赤いラインは理想と思われる極大期のラインケロ。

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↑↑↑↑さきほど解説した『天明系東北冷夏群』と『享保系大干ばつ群』という点を線で結んでいる事にもなるケロ。『天明系東北冷夏群』は古い文献では最凶冷と指摘されているケロ。120年周期のオーバービューで最も落ち込む付近である事は興味深いポイントになるケロ。
※60年目付近の極大期(天保系東北冷夏群のサイクル)で点を繋いでも収まりがいいケロ。今回はこっちの説を紹介したケロ。

 前半がやや不安定な様子なのは『マウンダー極小期』という特殊な期間の直後だからと考えられるケロ。※マウンダー極小期については以降で詳しく。ケロ。

 見ての通りオーバービューのカーブにも、山のピーク(極大期)、谷底(極小期)がある可能性があるかも?ケロ。今(西暦2018年)はオーバービューのカーブで見ても谷底付近にあるケロ。NASAは120年周期説に気付いていないから「これからどんどん太陽活動は下がり続けていくかも!」と焦っているけど、120年周期説で考えれば現在谷底付近であり、今後上昇するはずケロ。仮に次のサイクル25がやや下がってもいずれ上昇するケロ。世間の皆さんは静観した方がいいケロ。

 ちなみにオーバービューの谷間となる西暦1902年の1月25日に日本の観測記録上最低気温を記録(旭川-41℃)。その同日に『八甲田雪中行軍遭難事件』が発生。冬の登山に出かける人は、現在は120年に一度のヤバい付近である事を覚悟して出掛けるべきかもケロ。なお西暦1902年から『天明系東北冷夏群』が再来し始めたケロ。

(このカッコ内は上級者向けだケロ・要は太陽活動期の『大活動期』の存在がおぼろげながら見えてきたという事ケロ・マウンダー極小期が終わり西暦1700年頃から黒点観測数は回復したけれども西暦1765年頃に突然ハイテンションに。しかしそれは暴発(ぼうはつ)だったのかもケロ。その暴発の反動で失速したのがダルトン極小期であり、しかしその後は理想の展開に復帰開始。西暦1780年~西暦1900年のオーバービュー後半と西暦1900年~西暦2020年のオーバービューが似ているのはそんな理由だと思うケロ。マウンダー極小期という異変から理想のオーバービューに復帰したのは西暦1900年~と言えるのかもケロ。太陽さんは120年周期を守ろうという意志が強いのでは?そんな雰囲気を感じるケロ。・時間の進行と共に復帰傾向にあるのがポイントケロ)

『ぱぱもぐ』のさっきの『並列』解説とこの『直列』解説を両方理解しておくと間違いないケロ。どちらも理解しておかないとダメなので両方解説しておいたケロ。一言でいえば『大太陽活動期(だいたいようかつどうき)』が存在してると考えるに足る根拠が揃っている状況ケロ。『大太陽活動期』のさらに上のレベルの大大周期があるのか?等は不明。約46億年も熱核融合を続けてきているのでさらに上のレベルの周期があっても驚かないケロ。


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『ぱぱもぐ』

あくまでも参考としてですが・・・・

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↑↑↑未来予測です。西暦2020年~西暦2140年までの黒点観測数を大太陽活動期120年説に基づき作成しました。
 雰囲気が伝わればという程度のものです。コピー&ペーストです。西暦2022年頃からのサイクル25がまさかの大失速をしない限りはこんな未来となるかもしれません。黒点の数については神経質になるほどのものとは思えませんが・・・・


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『謎のライダー』


つまり。

 だれでも入手できる一般知識や広く公開されている客観的証拠の摺合せの結果で、近世において太陽と気候の周期性を確認出来るという点については100万人中、99万人以上の人が認めてくれるだろう。
 もっと古くから黒点観測が為されていればベストだが、情報が極めて限られている中で最大限の研究結果とは言えるだろう。


すると次の質問はこれがベストだろう。

二つほど教えてくれ・・・・・『やませ』って何者だ?そしてなぜ太陽活動の変動でそれが起こる?


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まず・・・・『やませ』を。
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出典元:サンケイ
『やませ』とは東北地方や東日本の冷夏の主因です。この図で言えば冷たく湿った風の事を『やませ』と呼びます。
 こんな風に北方領土よりさらに向こう側で『オホーツク海高気圧』が大きく張り出してしまう事により、北海の冷たい海面上を吹き流れてきた『冷たく湿った風』が東方向から吹きづづけてきます。数週間以上こんな気圧配置になり、数週間以上も『冷たく湿った風』が吹き続けるのですから、たまったものではありません。そんな極端な事が起こるのですから、昔の人は記録にこう残します『気候冷陰・東方向から風続く・稲青立枯・大凶作』。あまりにも極端で特徴的なので過去の記録を追うと分かりやすく残っています。
 現在調査中ですが『やませ』の中にもランクがあるようで過去の文献で大凶冷と指摘されていたクラスとなると江戸で7月に降雪記録が残っています(西暦1615年※この年の天候不順は『やませ』の可能性あり・寛喜の飢饉の西暦1230年7月に東日本で降雪、降霜記録。『やませ』の可能性あり・冬のような寒さと記録に残されている・天保系の約600年前であり7年天候不順パターン)。
 あまりにも著しい冷害となり各地の古い文献に残っているものです。
 『天明系東北冷夏群』の『やませ』(とその再来)は特に深刻だったようです。その発生は約120年前。現在の世に生きている人で最凶冷クラスの『やませ』を体験した事が無い可能性があります。冬のような寒さだったとの記録が残っています。


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『かえるさん』

さらに・・・・・こっちも見てケロ
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出典元:現在確認中
 偏西風が蛇行すると『オホーツク海高気圧』が張り出して『やませ』が発生し継続されるケロ。
 過去に周期性が確認されているという事は・・・・太陽活動120年ジャストの典型パターンが存在し・・・・そのうちの何か所かのポイントにて、この図のようなイメージの偏西風の蛇行が起きるという事ケロ。『天明系東北冷夏群』にてどれくらいの蛇行が発生するのかは科学が進歩した時代に発生していないので詳細は不明ケロ。

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 太陽の磁力変動が理由なのか?詳細は不明だけれども、太陽活動120年のうちのいくつかのポイントにて『偏西風の蛇行』⇒『オホーツク海高気圧の発達』⇒『やませ発生(冷たい湿った風)』⇒『東北地方にて極端な冷夏』という事が発生しているケロ。
 120年ジャストといえるくらい正確に再来する周期性、太陽活動の変動パターンと一致するので『やませ』は太陽活動と連動している疑いが濃厚ケロ。そう考えるのが合理的理解ケロ。現在の科学での常識的な理解をすれば・・・・太陽から放射される帯電微粒子が大気に影響を与えているのかも?ケロ。詳細は不明ケロ。

ヒントとしては・・・
※太陽面爆発があると帯電微粒子が地球に達する四日くらい後に地中海周辺の雷雨の頻度が極大になる事が確認されている
※太陽面爆発があると三日後に太平洋東部で気圧の谷が深まるなどが確認されている
※帯電微粒子の電磁作用による地球の気候への影響が注目され始めている
1977年・正村氏解説より※後ほどご紹介

その後CO2人為的温暖化説が広まりこの問題の研究はほぼ進んでいないと思われるケロ。70年代にここまで分かっていたのに残念ケロ。


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『謎のライダー』

ほほう・・・・

太陽活動120年周期典型パターン = 偏西風(大気還流)120年周期典型パターン = 『やませ』120年周期典型パターン = 東北の天候不順120年周期典型パターン

こういう相関があるって事だな・・・・。それらに客観的証拠が揃っており、なによりも史実と整合性があるのが今回の説・・・・・

ところで・・・・

 この『120年周期典型パターン説』をどこで聞いた?どこで入手した?グーグル検索しても1件もヒットしないぞ?ましてや世界各国の研究機関ですら気付いていないこんな事実を?


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『たてもぐ』『よこもぐ』

『謎のライダー』さん、やっほー!あのね、『ぱぱ』と『かえるさん』が太陽活動と気候変動について研究していたら、どうも『やませ』は太陽活動と関係があると気づき、『やませ』を太陽活動グラフとセットでグラフ化し始めたら120年周期の法則に気付いたんだってさ!
 でね、他にも誰か発表しているはず・・・・・と、『やませ』で論文検索し、ヒットしたものは全部読破していったら・・・・・・『正村史朗』さんが西暦1950年代に発表していたんだって!やっぱりそのオジサンも『やませ』と太陽活動を絡めて研究していて120年法則に気付いたんだってさ!

はい。これだよ

つ『正村史朗発表原稿』(2005年8月発表バージョン)

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『謎のライダー』

おお、いい子達だ。ありがとう。(なでなでもふもふ)

それじゃあ、ちょっとその原稿を見せてくれ・・・・・・ふむ・・・・・なるほど・・・・・ふむふむ・・・・・・・・承知した。

「それじゃ『謎のライダー』さん、またね~!!」

 ワープロでタイピングした紙をスキャニングし画像データとして公開してあった原稿だったのか・・・・テキストデータではないから検索にヒットしないな・・・・
 『正村史朗』氏には申し訳ないが、用語の統一など基本的な事が完全におろそかになっている。しかも図版も一定のルールで描画されていないなど、それ以前の問題だ・・・・。荒原稿ってのが率直な評価だ・・・・。物事の優先順位付けなど客観性が問われる事は苦手と感じていたタイプの学者さんかもしれない。計算は得意分野と思われる。思い込みが強いのか?慎重さに欠ける表現が目立つ。夢中になってしまうと加速してしまうタイプかもしれない。さらに主観と客観の区別が曖昧な様子だ。そこが注意ポイントか。ただし守備範囲においては抜群の能力を発揮。そこは神クラスと言えるだろう。
 その論文なり文献を執筆した人物がどのような精神傾向を示しているか?内容と同じくらい重視するポイントだ。

 このような場合は冷静かつ客観的になる為に距離を置かねばならない事は鉄則だ。時を越えて『正村史朗』氏と仲良しになって一緒に盛り上がってしまうようなタイプは研究や分析には向いていないという事だからな。情を捨て去りひたすらに客観的にならなければ務まらない職務だ。
 お会いすればユニークで話しが楽しいタイプだろう。是非お会いしたい。

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『正村史朗・まさむらしろう』氏・・・・1927年名古屋生まれ。京都大学院卒。なかなかのエリートだ。しかも太陽活動と気候変動120年説は当時の読売新聞、中部新聞などに掲載されていた過去があるのか・・・・・西暦1979年頃は名古屋市南図書館館長を務めていらっしゃる。状況から推察するに27歳頃に撮影されたようだ。西暦2005年の発表会への参加を最後に現在消息不明か・・・・。
 この太陽活動と気候活動120年説に気付くも、その説のみを編集し書籍の発行はしていないようだ。

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・読売新聞:西暦1954年昭和29年6月15日号
・中部日本新聞:西暦1955年昭和30年8月21日号
※共に太陽活動120年周期と気候120年周期について解説する内容

 『正村史朗』氏の閃きは天才レベルである事は間違いないが、120年周期を基に様々な事を閃いたようだがそれらは距離を置いて読み込む必要がある。
  西暦1970年代から、太陽活動120年説をベースに地震予知に研究をシフト。地震予知に関する書籍を数冊発行している事までが分かっている。名古屋出身との事で『南海トラフ地震』の大予言を行うもそれら予言を外してしまった事により評価を落としてしまった可能性がある・・・・。『正村史朗』氏は法則性を発見しそれに基づき予言し、的中させる事に強いコダワリを持っていたようだ。太陽活動と気候活動の相関については確たる客観的証拠が存在するも地震予知となると先走り過ぎとしか評価できない・・・・。思い込みが強い傾向が災いしてしまったようだ。地震予知を大々的に断定形で行いしかも全て外したとなれば評価失墜程度で済めば良い方だ。予言を基に転居するなど振り回された人は少なくは無いだろう。訴訟を起こされてもやむなしという状況だ・・・・・大預言を外した事により表舞台から去ったのではなかろうか。東海地方に住んでいて『南海トラフの大予言を外した男』という以上の汚名は存在しないだろう・・・・。
 太陽活動の研究はビジネス化する事は難しかったが『地震予知を絡めて書籍化』したビジネスモデルはそれなりに成功し数冊の著作を発行する事となったのだろう・・・・。

気候120年周期説に集中し、一つの説を丁寧に編集し発表し続けるべきだったのだろう。

 この説は発見する事自体はさほどの労力は必要ないだろう・・・・・この問題を研究し始めれば、どんな入口から入ろうと必ずや『天明の飢饉』や『天保の飢饉』の寒冷的な期間の謎に辿りつき、『やませ』を知り、周期性に気付く事になるはずだ。そして当然に太陽活動グラフと摺合せ始める事だろう。必ずや通る道。必ず辿りつく景色。
 この壮大な発見を世間に伝え社会通念として認知して頂く事のほうが難儀であろう事は十分に推察される・・・・。

※『正村史朗』氏の特徴的な精神傾向はDSM-Ⅳの“ある定義”が参考になるかもしれない。法則性へのコダワリ、独善的な様子、主観と客観が曖昧な様子、自分にとって都合が悪い事を一切無視する様子など。

【重要ポイント】
『正村史朗』氏による120年説と『もぐらのもぐチーム』による120年説はどこが違うのか?

東北地方の目立った天候不順期を帰納した結果、太陽活動に120年の周期が存在するのではないか?という説の骨子は共に同じ。「それがどうして起こっているのか?・何が予測されるのか?」その理解は全く異なる。

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↑↑↑参考:こちらは『正村史朗』氏による120年周期の太陽活動の理解(2005.8発表用原稿より)。大太陽活動期についての言及は一切無し。アルファ周期ベータ周期という概念が登場。
 この120年周期は過去より続いてきており今後も続く。それゆえ数百年後やそれより先の気候まで予測できる。と断言。そしてそれを元に巨大地震も予測できると断言している説。
 この理解は主観に基づいた独自の解釈といえ『正村史朗』氏にお会いし尋ねないと詳細不明。一部の事は史実を根拠にしているが、一部の事は主観的かつ独善的といえ読み込む際はかなり注意が必要。かなり極端な内容。※図版は西暦2005年8月発表会用原稿より。※この図の中に大きな錯誤が確認される。


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↑↑↑参考:こちらはもぐらのもぐ説。そもそも太陽活動に大周期があり、各サイクルの活動だけなく大太陽活動期の変動も偏西風などに影響を与えているのではないか。
 この大太陽活動期はマウンダー極小期等の非典型期の到来で少々の法則変化が起こりえるかもしれない。あくまでも近世からの記録で大太陽活動期と思われる存在を確認できるがそれ以上の事は推測の域を出ない。ただし現在確認されている大太陽活動期の典型パターンが繰り返されるなら似たような気候が繰り返される事にはなろうかと思われる。という説。
(おそらくは・・・・黒点という目に見えるものではなく、太陽の内なる現象が気候に影響を与えているのではないか?上の図版を見ているとそんな事にも気づくと思います。黒点観測数は目安であり、内なる現象に120年周期があるのでは?)

※冒頭のグラフは正村氏資料より一部お借りしています。天明年間、明治年間の東北の気候グラフは正村氏資料をベースに加筆したものです。客観性が確認できたものをお借りしています。

【重要ポイント終わり】


さて。
 
 太陽黒点観測の歴史は短くサンプルが少ないが・・・・限られた情報とはいえ、その中で太陽活動120年の典型パターンが存在し、それに従い偏西風が蛇行して『やませ』が発生していた気候の120年典型パターンが存在する事は、間違いや妄想とは言えないな・・・・否定しようとすると史実の出来事をも否定する事となる・・・・。


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『ぱぱもぐ』

120年周期で訪れる『天明系東北冷夏群』の再来ですが・・・・前回の発生から120年後というと・・・・・次の再来について予測できそうな気がします。前回の発生は西暦1902年~西暦1908年でした。

もちろん近世に確認された典型パターンが再来するとは限りません。もしも・・・・再来するとすればという前提になりますが。

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『謎のライダー』

前回は・・・・西暦1902年~西暦1908年の間に発生した。という事は・・・・・・

西暦2022年から西暦2028年!?

・・・・もう間もなくという事になるな・・・・。

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『かえるさん』

この事実も伝えておくケロ
『竹・たけ』は120年毎に開花しては枯れて、命の更新をしているケロ。それは有名な話ケロ。

そして・・・『竹』は2種類の系統に分かれるケロ。『ハチク類』と『マダケ類』ケロ。

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 竹の開花記録を遡ると谷底付近でハチク類が開花。山のピーク付近でマダケ類が開花しているように思えるケロ。※諸外国の事は現在未調査ケロ。
 『正村史朗』氏としては、『天明系東北冷夏群』と『享保系大干ばつ群』という過酷なイベントを乗り越える為に竹は120年周期で開花すると断言してしまっているケロ。断言するには竹の生態の更なる研究の必要があり、あくまでも関連がありそうだ、という程度に聞き流してケロ。
※関連性は不明:ハリケーンについて。西暦1780年の『グレートハリケーン』西暦1900年の『ガルベストンハリケーン』は古い記録の中において強烈な大きさだったと特に有名ケロ(それぞれ発生地域、被害地域が異なる)。西暦2020年にも記録的なハリケーンが発生するのか注目ケロ。


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『謎のライダー』

間もなく『天明系東北冷夏群』の再来があるという事であれば・・・・ハチク類の開花が起こり始めているという事か・・・・・?グーグル検索してみるか・・・・・。

ふむ・・・・・・なるほど・・・・・・・。

 確かに『ハチク類開花』のニュースが数多くSNSなどで発信されている。西暦2014年頃から報告が始まり西暦2017年はかなりの報告が上がっている。しかも伝承では「竹の開花は凶兆」との事・・・・。
 東北地方の気候は繰り返されているという俗説にしろ、竹の開花が凶兆という俗説にしろ。全く根拠が無いものではないのかもしれないな・・・・。


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『かえるさん』

これも見てケロ
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↑↑↑『正村史朗』氏の解説によると前半60年は寒冷傾向。後半60年は干ばつ・豪雨傾向ケロ。だからこの記事を見ているほとんどの人が、後半60年の干ばつ・豪雨傾向に生きてきたケロ。
 それで東北地方にて大きな大凶作がしばらく起きてないし、もはや昔話のような思いでそれらを振り返っていたケロ。さらに、ここ60年は太陽の活動が活発的だったケロ。干ばつ傾向+太陽活動が活発であり、温暖的な気候になっていたのだと思うケロ。そして間もなく新120年のスタート地点に戻るのかもしれないケロ。「昔はこんな気候じゃなかった」と語るには120年以上生きてないと言えないセリフって事ケロ。


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『謎のライダー』

なるほど・・・・・・

今日の最後に・・・・もう一つ教えてくれ・・・・『マウンダー極小期』について・・・・
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 西暦1600年頃から黒点観測の歴史があると教わった。そして、観測が始まってすぐに黒点が極端に現れない時代『マウンダー極小期』が約70年訪れたという・・・・。
 この期間は人類激減の危機があったと聞くが・・・・それはインチキ情報か??


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『ぱぱもぐ』

それでは画面の向こうの皆さんも、一緒に『マウンダー極小期』を探りましょうか。
宮城県公式サイトにて公開されている、過去千年以上の災害記録集です。
『マウンダー極小期』の頃の日本かつ宮城県の様子を一緒に探りましょう。

☆宮城県公式サイト:宮城県災害年表
https://www.pref.miyagi.jp/uploaded/attachment/299929.pdf

PC環境、タブレット環境でアクセスし直てください。そして、そちらのPDFを開きながら一緒に『マウンダー極小期』の頃に、酷い地球寒冷化が起き、人類激減するかのような状況にあったのか?宮城県の公式サイトの情報で一緒に調べましょう。

PDFを開きましたか?
※注意点・大変貴重な資料ですが、東北地方の気候や宮城県の気候に関して全て網羅されている訳ではありません。本格調査となるとその他情報などを突き合わせる必要があります。

一般的に、西暦1640年頃から、西暦1715年頃までが『マウンダー極小期』とされています。その期間において大異変レベルの地球寒冷化が起きていれば『日本全国数十年以上気候寒冷、凶作連続数十年以上』そんな表現で寒冷傾向が常態化した様子が明かに残っているはずです。ところがありません。

 元禄年間の気候冷陰という表記は『やませ』でしょう。しかも続いて数年です。『やませ』を除けば寒冷的になった年が無いような?むしろ人が亡くなるほどの猛暑も起きています。『甚暑人死:西暦1680年』

それに・・・何度も繰り返していますが、国連関連組織『IPCC』のサーベイ(調査)によるとマウンダー極小期頃の地球平均温度の低下は1℃未満との発表がありその数値は有名です。

それよりも・・・・そちらのPDFにて、西暦1780年代、西暦1830年代を見てください。『天明の飢饉』、『天保の飢饉』の方が、圧倒的に凄まじい状況になっています。(明治期の天明系東北冷夏群の再来を確認してみると良いでしょう)

むしろ『マウンダー極小期』は不思議な事が起きており・・・・・『天明系東北冷夏群』の120年前といえば・・・・西暦1662年~西暦1668年です。『マウンダー極小期』の最中です。

しかしその期間は・・・・・平穏な時期と言えます。

 『マウンダー極小期』は特殊過ぎて分からない事が多いのですが、あくまでも常識的な範囲で想像すれば、ベタ凪(べたなぎ)のような太陽活動の変動時は『天明系東北冷夏群』が発動しないのか?
 すくなくとも『マウンダー極小期』の最中に『天明系東北冷夏群』が発動していなかったように思えますし、非典型期であるマウンダー極小期は、人類絶滅の危機だったとはそのような意味からも言えない』とは言えるでしょう。
 我々の説からするとマウンダー極小期とは大気環流の変動が滞ってしまうのかな?と思われます。そして海外の状況は分かりませんが、少なくとも東北地方においては決して悪い状況ではなかったのだと思われます。
 皆さんも、この記録から地球寒冷化なる寒冷傾向が常態化した世界をイメージできないはずだと思います。『お蔭参り』を始めとする各地のお祭りは基本的には行われていました。普通に生活や文化活動が行われていた記録が残っています。
 小氷期が到来すると人類のピンチだ。そんな説を吹聴する方々がいらっしゃいますが、マウンダー極小期は小氷期の最もたる期間です。そのマウンダー極小期に記録に残るような寒冷傾向が常態化した様子が残っていないのは不思議な話です。小氷期は人類激減のピンチだったはずです・・・・。どうして記録に残っていないのか?首を傾げてしまいます。誰かの嘘を鵜呑みにして下調べをしないで吹聴しているのではないでしょうか?
 黒点観測数の増減による気温の変化はさほどでもないという件は、少なくとも日本列島では事実であり、それよりも太陽活動の変動で発生する大気還流の大きな変動こそが史実に残る大きな飢饉の原因なのでしょう。そちらの記録を一通りお目通し頂ければ分かります。数十年以上も寒冷的な日々が続き人民の数が激減した記録は残っていません。太陽活動の変動からの偏西風蛇行による気候の推移の結果起こっていたであろう記録は克明に残っていますが。

 あの時代のような大飢饉が起こる事は常識的に考えてもう無いでしょう。『天明の飢饉』などは発展途上の人間側の事情も複合した極端な出来事でした。
 ですから『天明系東北冷夏群』が再来するとは言っても、油断してはなりませんが、かといって必要以上に恐れる必要はありません。そして、マウンダー極小期が再来するとしても同じはずです。
※稲などの品種改良を成し遂げた方々にあらためて感謝。

 なお120年周期に沿って過去千年前位まで遡(さかのぼ)ってみましたが、120年周期の痕跡に辿りつく事が出来ますが、絶対に間違いないだろうと断定できるほどの情報がありません。何せ古い情報は断片的過ぎて断定できないのです。西暦1780年以降の情報となればそれなりに確認できるので、我々は西暦1780年以降のデータを示しております。(私見としてはマウンダー極小期以降に現在の法則が発生しているような印象を持っている)
 くり返しますが、IPCCの調査ではマウンダー極小期頃の世界平均気温は1℃未満の温度低下だったとの事。
 三重大学水越名誉教授(近世の気候に詳しい)がテレビ東京のワールドワイドビジネスの企画において『マウンダー極小期の中の西暦1651年~西暦1700年は梅雨明けが早い印象。平均では3日ほど早い』とコメントがありました。マウンダー極小期は地球寒冷化するとの一元的な世界を想像しがちですが実態はそうではなさそうです。水越教授は『地球寒冷化なんて起こっていた記録はないが?』と困惑している様子でした。

『地球寒冷化人類危機説』、『ミニ氷河期到来人類危機説』などは思い込みや妄想世界を根拠にしているのではないでしょうか?客観的事実が存在しないのです。 ネットの記事の読者には様々なアクセス者さんがいらっしゃいます。妊婦さんもいらっしゃいます。妊娠期間は心身共にハードな期間です。そんな妊婦さん達にも向けて根拠が全く無いのに不安を煽ろうとする目的のネットニュースを配信するなど言語道断です。ママさん達がお腹の中の子の将来を自分の事以上に心配する・・・・そんな事を想像しよく考えて頂きたいものです。ただアクセス数を稼ぎたいからと公開する事は罪に等しい行為です。

海外の状況はまだ詳細に調査できておりませんが、世間で噂されている実態とは異なりそうです。
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↑↑↑地球寒冷化、小氷期、ミニ氷河期といえば必ず紹介されるこちらの絵画。西暦1677年のイギリス・テムズ川凍結を写生したと思われる絵画です。今回は全体のボリュームからの都合上詳しく解説できないのですが『地球寒冷化』が起きてテムズ川が凍結していたのか?現時点においては直接的な因果関係を証明する客観的事実が確認できていません。この絵画が常々『地球寒冷化の証拠』として用いられているので何も考えずに皆さんがそのように引用しているのでしょう。
 寒冷的な気候であるイギリスの当該地方で起こった河川の凍結。局地的な話です。それがなぜ『地球寒冷化の証拠』に格上げされてしまうのでしょうか?しかも黒点の減少が直接の影響なのか決定的な客観的証拠が無いのです。他の要因があったかもしれません。
 『やませ』は局地的な冷夏です。『やませ』を地球寒冷化の証拠と考える事が出来ません。テムズ川凍結も局地的な出来事です。それを地球寒冷化の証拠とするのは飛躍し過ぎという訳です。地球寒冷化説(CO2人為的温暖化説も)は『あてずっぽう』な印象を拭えません。強烈な先入観や激しい思い込みがあるのでしょう。この他の件もあらためてよく調査すべきなのでしょう。
(テムズ川が凍結するとその氷上でスケートをしたり氷上縁日を楽しんでいた記録が豊富に残っています。人類激減の危機であればそんな事をする余裕は無いはず。季節限定の局地的な事象だったと思われます。夏も凍結していれば大変な話ですがそんな記録は残っていません)


★ポイント★
西暦2018年にノーベル賞を受賞した本庶氏「ネイチャー誌、サイエンス誌の9割が嘘。常識を疑う大切さを」
※科学誌だから本当だ、有名な話だから本当だ、と鵜呑みしてはイケません。
★ポイント終わり★

このテーマは、オカルト好きとか盲信し易いとか、そういう方々が騒ぎ立てた情報が散見されます。かなり注意です。


このタイミングで・・・・偏西風と大気還流について。

下の図が分かりやすいと思います。ただし・・・・『正村史朗』氏の著作『巨大地震はいつ?』から引用しております。氏の主張は全てを鵜呑みにできませんが・・・・この解説は素晴らしいと思います。
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↑↑↑↑大気還流モデルイメージ図(描画・正村史朗氏)です。この大気還流に120年周期の典型パターンが存在する、という事になるのでしょう。(当然に偏西風は大気還流です)
 『天明の飢饉』『天保の飢饉』そしてそれらの再来時は『やませ』発生以外の年も寒冷傾向になっていましたが、このようなイメージ(図版は意図的に極端に表現されていますが)で北方の寒冷な気候が覆いかぶさってきてしまうのかもしれません。
 『天明の飢饉』においては二年目となる西暦1783年は異常なほどの暖冬から1年が始まり、強烈な『やませ』に続きました。この図を基にその史実の出来事を考察すると、西暦1783年はたった数か月の間に大気還流の大きな変化があったのでしょう。もしくは想像よりも少しの蛇行のズレで冷夏か猛暑か分かれるのかもしれませんね。(記録に残るような猛暑も大気還流の変動から生まれていると思われます)

『天明の飢饉』などの主因は『大気還流大変動期』だったのかもしれません。


★ポイント★
『宮城県災害記録』をざっとお目通し頂くと『やませ』の記録が散見されるはずです。すなわち数百年以上前の偏西風蛇行の記録が残っているという事でもあり、そのような意味でも大変貴重な資料です。なお西暦1815年にインドネシア・タンボラ山が大噴火。欧州では西暦1816年にかけて赤い雪がふるなど世界的に異常気象になったと伝えられていますが日本では大きな影響が無かったのかもしれません。そんな事も確認してみてください。西暦1905年の『やませ』。通常は北東からの風なのですがその記録では南東の風となっています。記録が誤っているのか、大凶冷『やませ』は偏西風が大蛇行し南東から吹き付けるのか?

 アインシュタインが『光』の等速運動を発見。そこから様々な事を証明してみせた訳ですが、それと同じく『やませ』は大気還流レベルの現象であると気づくと様々な事を証明できるという事でしょう。

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出展元:毎日新聞
西暦2018年夏の偏西風蛇行のイメージ。『やませ』発生時とは異なる蛇行です。猛暑と台風連発時の偏西風蛇行モデルなのでしょうか。
 するとこの一年の天候不順ですが、太陽活動変動による大気環流の変動が主因だったと考える事ができます。
 ちなみに西暦2017年夏は軽度の『やませ』が発生しています。その後秋の天候不順で野菜高騰。そして年末から西暦2018年の春まで厳冬傾向と天候不順が続きました。現在(2018.08.22)太陽黒点数は谷間付近にありますから、偏西風が大きく変動する時代が始まっているのでしょう。
 『天明の飢饉』発生の数年前から天候不順が始まっていた事は定説です。先ほどの資料でも確認できるでしょう。ですから西暦2017年頃からの天候不順は『天明系東北冷夏群』の予兆の可能性を否定できません。

 『天明系東北冷夏群』の期間にどのように大気還流が起こるのか?気象衛星が揃った時代に初めて再来する事になるかもしれません。もしも再来すればこの問題の理解がかなり進むはずです。その時に『天明系大気還流パターン』という言葉が生まれる事になるかもしれません。


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『かえるさん』

 大気還流と言えば地球の気候のボスと言えるケロ。大気還流に逆らう事が出来る者はいないケロ。大気還流によってその年の気候のキャラクターが決定していると断言できるケロ。
 その大気還流が太陽さんに影響を受けて変動しているという事となれば、『地球における気候の総指揮者は太陽さんだった』という状況なんだと思うケロ。その年、その時期の気候のキャラクターを太陽さんが決めていたって事だと思うケロ。
 天気予報は太陽活動の変動と大気還流を踏まえて行わねばならないという事であり、西暦2017年あたりから天気予報が次々と外れているのは『最も大きな事実』を無視しているからなのだと思うケロ。120年周期の中で大気還流の変動が最も大きいかもしれない『天明系東北冷夏群』が近い可能性があるのだから、ここ数十年の大気還流を根拠にしていたら天気予報は当たらなくて当然かもしれないケロ。『天明系東北冷夏群』等を体験した事がないのに昔の気候を知ったように語ってしまうのはウッカリさんと呼ばれてしまうケロ。


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『謎のライダー』

分かった・・・・・・

 黒点観測数の増減による1℃程度の気温の変化について世界中で議論が続いてきたが、注視すべきポイントは『そこじゃないだろ』って事なのだろう。
 
話しはまだまだあるだろうが・・・・・次回に持ち越そう・・・・・。頭がくらくらしてきたぜ・・・・。

ところで・・・もぐらのもぐワールドは大丈夫なのか?

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『ぱぱもぐ』
もぐらのもぐワールドではこの問題は解決済みです。まったく心配無用の平和な世界です。


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『謎のライダー』

もぐらのもぐワールドは心配がないのか。安心した。


それじゃあ、今日の話をまとめるか・・・・・・

 太陽黒点観測数が減るという事が、人類絶滅などが起こるという事ではない。という事が分かった。
学者側の寒冷化はおおよそ1℃程度~未満の温度低下の話をしている。一般人としては寒冷化と聞くと氷河世界をイメージしてしまうがそれは誤ったイメージって事だ。
 西暦2018年においては、太陽活動がやや元気が無くなりそうな予兆があり、少々の寒冷化なるものが起こる可能性は十分にある。ただし『1度程度の寒冷化』はこれまで数千年の中で度々起こっている事なので太陽活動の通常運行だと理解すべきという事だったな。

 仮説になるが・・・・太陽活動と気候に関する『核心的な部分』の解明に一歩近づくような解説があったな。『“大”太陽活動期』が実在すれば120年に一度太陽黒点観測数が少ない時期が到来する事になる。西暦2018年現在においてはその時期にある可能性があるので静観すべしというのが『ぱぱもぐ』『かえるさん』の見解だ。NASAなどは120年周期に気付いていないので「氷河期が来るかも」と動揺している様子だが、どちらを信じるかはアクセス者さん次第。
 
 『寒冷化』という表記を『1℃程度の寒冷化』と表記するだけで格段に世間の動揺が収まるのではという事だったな。『1℃程度の温度変化』でも良いだろう。

 そして・・・『1℃程度の寒冷化(温度変化)』自体では人類絶滅は起こりはしないが・・・・それとは全く個別の問題として、大太陽活動周期と気候周期の存在と、それがリピートする法則がありそうだ、という事も分かった。

東北地方はその影響をダイレクトに受けてしまう地域に位置している。それゆえ大太陽活動期などの存在を発見出来た。

西暦2022年頃から『天明系東北冷夏群再来の可能性』すなわち天明年間、明治後期に発生した大気還流の大変動が再び発生する可能性があるという事だ。あくまでも可能性だ。240年前、120年前は起こっている。現時点では120年前と現在の状況は似ていると言える。120年前も『無黒点の日』は多かった事が分かっている。しかも『“大” 太陽活動期』の終局期であると考えられる。無黒点の日が多くて当然かもしれない。120年のうちで最も太陽活動が不活発的になる期間なのだから。

黒点の増減でなぜ1℃程度の気温の変化が起こるのか?よく分かっていない。その数字は結局は大気還流への影響から発生している可能性を否定できない事になる。まだまだ分からない事が多い。

 要はするに・・・・人間が言うところの『極端な猛暑』『極端な冷夏(やませ)』などは、太陽活動の変動による大気還流の変動で起こっている可能性を否定できないって状況だ。少なくとも東北地方においては大太陽活動期に沿って気候が推移している可能性を否定できない。異常気象だ!気候が壊れた!と慌てるなという事だろう。

以上は今回プレゼンテーションの最重要ポイントだ。

※近世以降で典型パターンが存在すると言えるような状況を確認できるが、それが今後も繰り返されるのか?それは分からない。あくまでも近世に典型パターンと言えるものが確認された、という事は事実だがそれ以上の事は予測の域を出ないという事だ。重ね重ねになるがこの点は必ず理解しておいてほしい。これまでのようにあてずっぽうに考えているよりは良いだろう。


世に溢れる情報は、それらをゴチャ混ぜミックスで理解してしまっているワケか・・・・・。

それらをゴチャ混ぜミックスすると・・・・「中世の小氷期は地球寒冷化が進んで度々飢饉が発生していた。『天明の飢饉』も発生した」などという解説が生まれるのだな。よく学んだ後に聞くといい加減過ぎて呆(あき)れるな・・・・

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↑↑↑
こうしてあらためて確認すると・・・『近世最大の被害となった天明の飢饉』が発生した付近の黒点観測数はかなり多い。『天明の飢饉』の頃を第二小氷期と定義している文献があるが黒点観測数でいえば明かに高く『天明系東北冷夏群』という偏西風蛇行が絡む長期に渡る天候不順期間を「地球寒冷化」「小氷期」と評価していると推察される。

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 こちらは樹木の年輪から、ある放射性物質の濃度を測定し過去の気温を測定したデータのグラフだが・・・・この実験を直接確認していないので推察になるが日本のどこかで伐採されたナラ(楢)の樹をサンプルに、伐採された付近の、過去数百年の平均気温の推移をデータ化したものだと思われるが・・・・マウンダー極小期よりも『天明系東北冷夏群』や『天保系東北冷夏群』の方が気温が下がっているという理解になる。ただしこのグラフは温度が低い時期を『小氷期』という言葉で定義しているが、黒点観測数が少なかった時期や時代をミニ氷河期なり小氷期と定義されていたはずだが、温度が低ければ小氷期だという理解に飛躍してしまっているようだ。それゆえこのグラフの文言は流し読む程度にするべきだと思われる。
 1地点のナラの樹をサンプルにした局地的なデータに対し世界規模の寒冷化を意味するような『第二小氷期』などと定義する事はデータを評価するに当たり基本的な理解を誤っている様子だ。このようにこの問題の研究論文などはかなり距離を置いて読み込んだ方が良いのだろう。著名な学者でもかなり観念的な世界をイメージしている事がある。
 
 小氷期とも呼ばれるマウンダー極小期は無黒点期間が長かった。しかし温度低下はたいした事がなく毎年冷害が常態化していたような記録は無い。『近世最大の天明の飢饉』の数年間の方が温度低下が著しいのだけれども黒点観測数は140以上とかなり活発的だ。それはどういう事だ?その矛盾点をこれまで説明できる考え方はこの世界に存在しなかった。

 よくある典型的な勘違いは『やませ』という偏西風蛇行が絡んだ冷風からの冷夏や天候不順期を『地球寒冷化』と評価している事。そもそも『やませ』を知らずに過去の大飢饉を研究すると『地球寒冷化』が起きていたと評価しがちなのだろう。
 『やませ』をただ単に冷夏と評価している文献も目立つ。例えば西暦1993年を冷夏と評価するのか?偏西風蛇行が主因の冷夏だったと評価するのとでは天と地ほどの開きがある研究結果となろう。
 そんな評価が為された情報が当たり前のように吹聴されているのがこれまでの状況だったという訳だ。

 さて。本題に話を戻そう。仮にサイクル25で無黒点になろうとそれが氷河世界の訪れを意味しない。だから安心してくれという事だ。
 氷河期が訪れる!小氷期が訪れる!とひたすらに不安を煽り吹聴する輩に「じゃあ氷河期、小氷期というものが到来すると具体的に何が起こるのか?具体的にメカニズムをレポートして欲しい」そうツッコミを入れると答える事は出来ないだろう。
 意図的に世に不安を広める・・・・そのような輩はショッカーの工作員の可能性が高い。社会に不安を広める事も彼らのミッションだ。SNSなどで氷河期到来説を唱え不安を煽る者がいたらショッカー認定して構わない。そして皆の近くにいるスーパー戦隊や仮面ライダーに通報して欲しい。

 この問題は様々な学会の学者のタッグが無ければ解明できない。組織の在り方も含めて前進しないと前時代の理解から脱する事は出来ないのかもしれない。余程の司令官が各学会を動かす必要があるだろう。

さて 

俺たち日本人は────もっとも俺は改造人間だが────まずは何に対し備えれば良いのか?といえば、とりあえずは『天明系東北冷夏群』の再来って事になるはずだ。

 現代であれば大凶作となっても米や麦は輸入が出来る。だがしかし・・・・現代の世の中においては飢饉よりも経済の低迷、すなわち大不況に突入するトリガーになり兼ねないってワケだ。天候不順が数年に及べば食料品などの価格上昇が起こりえる。現に西暦2017年の冬は野菜が高騰化した。それが数年に渡ればそれなりに影響が現われる事だろう。現状では議論すらされていない状況だ。

 さらには東北地方太平洋側は311の復興途上。その道はまだまだ遠い。そんな最中にもしも7年の天候不順が再来したら観光地などの収益減少などが起こりえる。しかも東北地方の太平洋側が『やませ』の影響を受け易い。数年の天候不順期にどのように経済を維持させるのか?そんな期間が再来しなければ良いのだが・・・・
 南海トラフの巨大地震、巨大津波が迫っている・・・・もしもダブルで来たら東北を救いつつ、東南海を救う事になるがその手が追い付くのか?東日本大震災の時、一時的だとはいえ現地で食糧が枯渇した・・・・。未曽有の危機が数週間以上続く可能性を否定できないってワケだからハンパな状況ではない・・・・(政府の地震調査委員会(委員長=平田直(なおし)・東京大教授)は、静岡県から九州の太平洋側に延びる南海トラフで今後30年以内にマグニチュード(M)8~9級の巨大地震が発生する確率を「70~80%」に引き上げたと発表。2018年2月9日付)

 そんな時・・・・・人肉を喰らいたくなければ備えておけって事だな・・・・・・・・。そんな過酷な状況にまで陥らないなんて保証はない・・・・・。

これは俺からのアドバイスだ。何があっても生き残りたいのであれば他人に期待などしない事だ・・・・。幾千ものピンチを切り抜けてきた俺が教えておく・・・・。
 そしていざとなれば目の前に転がっている肉は喰い物だと思え・・・・野生の掟に従えばいい・・・・この世界は生き残った者が回していく・・・死んだらそこでゲームオーバーだからな。



そうだ・・・・せっかく発見したのだから・・・・


東北地方の気候活動120年周期を正村周期と名付け

太陽活動120年周期をもぐらのもぐ大太陽活動期(仮説)と名付けるか。
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リズム感があってチビッ子が喜びそうないいネーミングだな・・・・
しかも『M』の字を描いているように見える・・・・素晴らしい偶然だ。

※ある極小期からある極小期までを一つの『もぐらのもぐ大太陽活動期』と定義する事になるのだろう。
・第一もぐらのもぐ大太陽活動期は西暦????年?月~西暦1784年9月
・第二もぐらのもぐ大太陽活動期は西暦1784年9月~西暦1902年2月
・第三もぐらのもぐ大太陽活動期は西暦1902年2月~西暦2022年頃?
・第四もぐらのもぐ大太陽活動期は西暦2022年頃?~西暦2142年頃?


 もしも今回の理解が事実であれば今後人類は太陽黒点数の推移を逐一不安に思う必要が無くなる。
チビッ子達は安心して日々暮らしていける。チビっ子やママさん達の不安を解消したいという目的で研究を始めたのが『もぐらのもぐチーム』。目的達成となれば幸いだ。

 これらの事が事実であれば教科書や関連情報のリライトが必要になるほどのレベルだ・・・・今世紀最大・・・・そんなレベルの発見だろう。地球が球体だったと気付いた時と同じくらいのインパクトがあるかもしれないな。

 こんな発見がふらりとネットに上がってくるのが現代社会の面白いところだな・・・・。まずは静かにブログから公開し世間の様子を見つつ広めていく作戦・・・・マーケティング戦略の「イノベーター理論」を基に社会通念知識へ持っていくという事になるのだろう。

 今回の説は初めて聞くと衝撃的で驚くが、冷静に考えればむしろなぜこれまで気候は自由きままに推移してきていると思っていたのだろうか?
 『気候自由変動説』の客観的証拠は現時点で存在していない・・・・。実は『気候自由変動説』も仮説の域を出ていないという事になる・・・・。現時点では強烈な先入観でしかない。

ここまでお目通し下さったアクセス者さんに尋ねたい。何を根拠に『気候自由変動説』を信じているのか?



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『かえるさん』

『天明の飢饉』や『天保の飢饉』で亡くなった日本の皆さんのご先祖さんがどんな景色を見て餓死していったのか?この問題の理解が進むほど見えてくるケロ。すごく胸が痛いケロ。タイムマシンが開発できたら必ず助けにいくケロ。『やませ』を舐めてはいけないケロ。


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『ままもぐ』

そうね・・・・。これまでは抽象的で現実感がなかった、過去の歴史がリアリティある映像となって思い浮かんできてしまうわね・・・・。

まだまだ根拠となるデータが限られている中での研究になるけど、これまでは黒点の増減と気温の関係のみ議論されてきたけど、さらに大きなところに影響がありそうだ、という事がおぼろげながら見えてきた印象ね。その大きな謎に迫ることができたという事実だけでも素敵な事だと思うわ。

まだまだ話が終わらないと思うけど、一度ここで区切りましょう。『謎のライダー』さんも、『かえるさん』も、ぜひ、今晩はうちでゆっくりしていってくださいな。


『ぱぱもぐ』
太陽が西暦2012年頃から2極から4極になっております。その影響が典型パターンにどのように関わってくるのか?注目のポイントです。大きく変わるのか?少々の変化に留まるのか?考え始めると眠れなくなる程でしょう。

では、これにて失礼します。次回のプレゼンテーションでお会いしましょう。

それじゃあ、みなさん、一緒に我が家へ
は~い!
世話になるぞ・・・・

 今回のプレゼンテーションの内容が世界において『社会通念』として認知されるには少々の時間が必要だけれども、とりあえずは『日本発の発見』と言えるケロ。
 もぐらのもぐ太陽活動気候変動研究プロジェクトチームは世の中の有能な学者さんの発見を集約し、最後のゴールを決めた役を演じただけケロ。今回の研究を通して日本の学者さんの有能さに触れる事が出来て驚きと感動の夏の日を過ごす事が出来たケロ。

またねケロ。



第二話に続く・・・・・・
・第二話予告
『やませ』が太陽活動極小期付近で発生すると・・・・・低層雲が異常に発生・・・・冷たい風だけではなく日照時間激減が発生するという・・・・これまではその低層雲は火山噴火の影響じゃね?と指摘されてきていたが・・・・・『スベンスマルク教授』による西暦1997年の発表が『やませ』の実態を明らかにする・・・・第二話『やませ』とスベンスマルク効果。やませの低層雲は宇宙線が上昇させる!?お楽しみに。

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『謎の司令官』
次回のプレゼンテーションは私がリードする。
天明系東北冷夏群等、120年周期はゼーレのシナリオ通り。




★あとがき★


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 太陽があって地球の生命が存在できます。その太陽は我々の想像以上に人生に関わってきています。奇跡の恒星太陽。そして奇跡の惑星地球。今日という1日はかけがえないものです。今、地球に生きている事は奇跡です。世に溢れる生命を大切にしましょう。
 常にとは言いませんが・・・・今この世界に生きている奇跡を思い出し、価値の無い1日などないと噛みしめましょう。


 あ・・・PRをさせて頂きましょう。もぐらのもぐインターネット絵本は無料のサイトです。岡山県のくりさきゆりちゃんに絵を描いてもらって二人で作ったサイトです。FOOMさんが声掛けしてくれて動画化もされています。

もしもよろしければ、いつかアクセスしてくださいね!
http://www.mogura-no-mogu.com/

なお、こちらの公式ぶろぐの広告は無料プラン利用の為にso-net社が表示させているものであり、広告収入はso-net社にあります。

それでは次回のプレゼンテーションでお会いしましょう。

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ただいま~!

太陽さんの日差しをいっぱい浴びたお野菜でスープを作ったわよ♪


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一連の発見は『google社』のテクノロジー、そしてフィロソフィーなくして到達できませんでした。それらは研究の効率を高めてくれました。
google社は世の中を良い方向に動かそうというピュアな想いが溢れる企業である事は知っておりましたが、その息吹をダイレクトに感じる出来事が今回の研究の過程において度々ありました。

という訳でこの記事の初校を制作開始した8月10日を勝手にグーグルの日とし(自分の中で)、今回の記事をグーグル全トップマネジメント、全スタッフさん(OBを含む)、スタッフの家族皆さん(ペット含む)に捧げます。今後も、公平で中立を大切にした(かつ軍事産業との業務提携を一切せず)、素晴らしいサービスの提供が永続していく事を心から願い期待しております。

papamogu.jpgmamamogu.jpgtatemogu.jpgyokomogu.jpgkaerusan.jpg
「グーグルいつもありがとう!(ケロ!)」



先日までここで公開していた『補足』は別ページに移動しました。参考文献などはそちらにて。
https://mogura-no-mogu.blog.so-net.ne.jp/2018-08-30-120y-hosoku

もぐらのもぐインターネット絵本公式サイトにおいて今回の発見を正式に発表しました。
http://www.mogura-no-mogu.com/gallery/taiyoukatsudou/presentation-jp.htm



太陽活動の変動は大気還流の形を変え、世界の気候を支配する・正村史朗・1976年

太陽の磁力は地球の雲に影響を与える・スベンスマルク教授・1997年

“大” 太陽活動期が存在し地球は想像以上の影響を受けている・ぱぱもぐ&かえるさん・2018年


以上、もぐらのもぐ太陽活動気候変動研究プロジェクトチームの
『大太陽活動期と大気還流・相対性論考(今回プレゼンテーションの正式タイトル)』を終わります。