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太陽活動低下問題分かりやすく。ぱぱもぐ教授に教えてもらおう♪ [太陽活動低下問題]

【緊急メッセージ】
現在アクセスして頂いたこのページの情報は古い情報になります。
最新記事としてリライトして公開しています。↓↓↓
https://mogura-no-mogu.blog.so-net.ne.jp/2018-08-10-kikouhendou-120-cycle
↑↑↑↑大至急こちらの記事にアクセスして頂くと良いと思います。
太陽活動低下とか、地球寒冷化などの問題は、結局こういう事です!ってな事は上記リンク記事で学ぶことができます。


以降は古い記事ですからね?全く別次元に研究が進みました。
以降はせっかく執筆したので記念に残しておきますが、
上記記事に移行したので今更お目通し頂く必要があるかどうか・・・・



2018.08.07 より分かりやすく一部カイゼン。10日間ほど距離を置いて客観視点で再校閲予定。


太陽活動、そして太陽活動低下ってな~に?ぱぱもぐ教授に教えてもらおう♪
黒点って何?地球寒冷化が起こるって本当?そんな疑問に常識的にお答えします!

───この問題に初めてふれる方に、最も分かりやすく───

さらには

───この問題に詳しい方には、ほぼ矛盾を解消した具体的なシナリオを───


papa-mogu.jpg

本日はわたくし『ぱぱもぐ』が太陽活動の基本、そして太陽活動低下問題などを分かりやすく皆さんに解説させて頂きます。

私はもぐらのもぐの世界で教授を務めています。人類の皆様に解説させて頂くのは初めての事となります。「現在太陽活動が低下していると聞いたけど?地球寒冷化なんて起きてないけど?それはどういう事?」そんな事を理解して頂けると思います。

もぐらのもぐ作者の『にらさわ』さんからメッセージです。
この問題、諸説様々あり地球規模の寒冷化が起こる!大量絶滅が起こる!など抽象的でオカルト的とも言えるような情報まで見かけます。こちらの記事は現実の情報のみを集め、現実的な考察により、具体的かつ現実的な結論を導き出しています。これから人類に何が起こるのか?現実的な準備に動く事が出来るでしょう。おそらくは国営放送NHKの特別番組並みの壮大で説得力ある展開を楽しめる、最新情報を含んだ情報だと思います。ネットにポンとこのような記事が登場するのが現代社会の面白いところ、と評価してくださったら幸いです。なお人類で初めて気づいた内容も含まれます。引用される際は出典元のこちらを同時に引用してくださるようお願いします。新たな気づきがあった際に補足し易くする目的のお願いです。なお当記事で用いている用語は国立天文台年次報告2009の観山天文台長のお言葉とNHKコズミックフロント番組内で用いられていた用語を基にしております。
 なにせ地球規模の話となりますので少々長いです。一章読んだら休憩をとるとか日を変えてまた来訪してください。
では『ぱぱもぐ教授』達に進行をお願いします(๑•̀ㅂ•́)و✧



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『ぱぱもぐ』
ではさっそく始めましょう。


※もぐらのもぐは非営利ネット絵本サイトです。こちらはそのサイトの公式ぶろぐです。
このぶろぐの広告は無料プラン利用の為表示されており広告収入はso-net社にあります。
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http://www.mogura-no-mogu.com/

この記事の公開日2018-07-15 11:46
※記事内の各画像の使用について現在各所に連絡済み。
ご返答を踏まえ今後随時対応していきます。

前提

そもそもなぜこの論考を展開するのか?正しい最初の一歩目を踏み出す為にここで明文化しておきます。ちょっと小難しい言い方になって申し訳ございません。この前提以降はやさしい表現に務めます。
最初の一歩目を誤るとそれ以降の全ての歩みを間違えます。そうならならないようにする為の『そもそも論』です。『そもそも論』といえばあのトヨタ自動車で用いられるプロジェクト立ち上げ時の『仕事の基本』です。極めて当たり前な事だからこそ、しっかり踏まえて前進していきましょう。

前提・五箇条です。

1・情報は限られている。黒点観測の歴史約400年。日本の気象観測の歴史約140年。その他江戸時代の古文書や絵画など情報が豊富とは言えない。
2・しかしその限られた情報を基に最大限の考察を行う。
3・太陽活動が低下する時代に何が起こるのか?予見し人類の備えに繋げる。
4・何か一つの事実のみを絶対的に正しいと評価しない。確認できている事実は全て正しいとしてそれらの事実を相対的に評価して考察を行う。
5・これらの前提で「太陽活動低下が及ぼす人類への影響。その備えとは:もぐらのもぐ相対性論考」を展開し、客観的で社会通念となりえる常識的なおおよその結果を導くものとする。そしてその結果をより多くの人が分かりやすいようにまとめ誰でも閲覧できるように無料で公開する。


目的と理由
この問題ほぼ議論が為されておりません。しかし全く何も影響がないとは考えられません。なぜ議論すら為されていないのか?その考察は別の機会にするとして、国として税金が投じられていない事が主因だと思われます。であれば誰かしらが身を挺してこの問題の解明などに取り組むしかないのが現状です。情報分析業界に携わっている『作者:にらさわ』、そして『ぱぱもぐ』教授らが協力して、何が起こっていたのか?おおよその実態を把握し、おおよのそ備えについて世界に発信し、議論活発化や具体的な備えに駒を進められるようにと考え、率先して行動を起こしました。


補足
太陽活動低下の影響を過大評価しないように注意する。また、過小評価し過ぎないようにも注意する。常識的な範囲で評価する。

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『かえるさん』より。
初めましてケロ。今日は補足担当を務めるのでよろしくケロ。
前提をしっかり決めておくって大事ケロ。極めて当たり前な事こそ踏まえないと後で大変な事になるという事ケロ。最初の一歩目はとにかく大切ケロ。それじゃあまた後で登場するケロ。



第一章・黒点(こくてん)を知ろう!
papa-mogu.jpg

まずは黒点を知りましょう。

太陽の黒点(こくてん)とはこれの事です。
sun-spot-image.jpg
あまり詳しく解説すると難しくなってしまうので最低限の事だけを解説しますが、太陽の表面に黒点がたくさんあると太陽は活発的な状態にあると判断できます。ちなみにこの画像の小さな点が地球より大きなサイズなのです。太陽はとても大きいです。黒点は日々増えたり減ったりしています。

基本的には観測された黒点数を月別に記録し平均値を算出し利用されます。

sun-spot-zoom.jpg
黒点のイメージ画像:青い線は『磁力線』のイメージ。
出典元:NHK BS コズミックフロント~発見!驚異の大宇宙~「迫りくる太陽の異変」2011年6月7日放送 (57分)
黒点とは浮かび上がった磁力線の断面。太陽の内部で作られた強い磁力線が表面に飛び出している場所
要は太陽内部に磁力線が走っています。その磁力線が、元気が良すぎると太陽の外に飛び出してしまうのです。その磁力線が飛び出したところすなわち断面が地球から黒く見えるという事です。磁力線は目に見えないのでその断面が黒く見えるのです。周囲に比較しやや温度が低い事も分かっています。

太陽が元気で磁力線が内部から飛び出すほど活発であれば黒点が多く発生。太陽の元気が弱まると磁力線が飛び出さないので黒点が少なくなる。だから黒点の観測数は太陽の元気さを知るバロメータ。そんな理屈です。

kaerusan_72dpi.jpg
『かえるさん』登場
太陽は磁力の星なんだけケロ。

参考:宇宙天気情報センター・黒点の数などが更新されるサイトだケロ。
http://swc-legacy.nict.go.jp/sunspot/index.php


第二章・太陽活動周期(サイクル)を知ろう!
papa-mogu.jpg

まずはこの画像を見て頂きましょう。山があります。西暦1960年から2011年までの観測された月別黒点数の推移を記録したグラフです。
sun-spot-seijyakuki-katsudouki.jpg
観測された黒点数の月別平均値グラフです。多少の差はありますが規則的な推移を示しています。山一つが太陽活動の1サイクルです。ですからこのグラフはいくつかの太陽活動サイクルの様子が記録されています。

 静寂期(せいじゃくき)の中の最小点をスタートとし、次の静寂期の最小点までが1つのサイクルと定義されています。最小点で新しいサイクルが始まり、やがて黒点の数が増える活動期に入ります。そして黒点の数が減り始めて静寂期(せいじゃくき)になりまた最小点に戻る。そして次のサイクルへ。こんな活動サイクルがおそらくは数千万年以上続いてきています。黒点観測数の最大点にて月平均で200近くの数を観測できるとかなり活発的なサイクルと言えます。

1サイクルの長さは一定ではありません。短いと9年程度。長いと13年程度となります。あいだをとり約11年周期と言われる事が多いです。次のサイクルがどうなるのか?人類はまだ完全解明までは出来ていません。

次はこちらの画像です。
sun-spot-1600-2000.jpg
出典元:TV TOKYO ワールドワイドビジネス
こちらの画像は西暦1600年頃からの記録になります。1600年代初頭にガリレオ・ガリレイさんが太陽を観測している時に黒点がある事を発見。それ以来学者さん達が黒点の数を観測し記録してきてくれましたが、人類の黒点観測歴は400年弱しかありません。数十億年の太陽活動のうちたったの約400年の記録は決して豊富とは言えません。ですからまだまだ詳しい事が分からないのです。
 西暦1755年の3月を『第一太陽活動周期』のスタート地点としてカウント開始。『サイクル1』などと呼ばれる事もあります。今回は『サイクル1』『サイクル2』などと表記する事とします。2018年現在はサイクル24の終局にあります。


image.jpg
出典元:NASA
右の山がサイクル24です。2018年はつまり静寂期にあり、サイクル25に切り替わる最小点を目指していると思われます。

2018-07-30-sunspot.jpg
出典元:ベルギー王立天文台
↑↑↑こちらはサイクル24の最新の様子です。2018年7月30日。まだまだ最小点は先の事になりそうな様子です。

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『かえるさん』登場
◆黒点の数が増える=太陽内部の磁力線が多く飛びだしている=太陽は元気!
◇黒点の数が減る=太陽内部の磁力線が外に出だしていない=太陽は元気がない・・・・
こういう事ケロ。太陽は定期的に静寂的になり、定期的に元気がモリモリ出てきて、また静寂的になる。こういうサイクルを繰り返しているケロ。サイクルによって黒点観測数が異なるという事は、各サイクルでどんだけ磁力を発揮できたか?違いがあるという事ケロ。

参考としてウィキペディアの太陽活動周期リストのページだケロ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E6%B4%BB%E5%8B%95%E5%91%A8%E6%9C%9F%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88




第三章・マウンダー極小期ってな~に?
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このグラフも観測された黒点数のグラフなのですが西暦1645年頃~1715年くらいまでほとんど山がありません。
mounder-peak.jpg
出典元:TV TOKYO ワールドワイドビジネス
この期間は黒点が極端に少なかったサイクルが続いてしまったのです。静寂期と活動期のように綺麗(きれい)な山が現れていません。太陽が長い期間に渡り元気がなかったという事です。つまり太陽の磁力が強まる事なく弱いままの時代が続いておりました。
 世間で言われる『太陽活動の低下』というのはこの時のような現象を指していると思って下さい。そして今日からはこう脳内で補足してください。太陽活動の低下とは、太陽の磁力が弱いままの時代が続いてしまう状態という事です。

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※重要※
黒点観測数が減っても太陽光が弱まる訳ではありません。それはJAXA常田教授(つねたきょうじゅ)がNHK番組内で明言されておられます。常田教授は世界でも有名な太陽研究のスペシャリストです。そこは安心してくださいとの事です。
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定期的に静寂期が訪れ、やがて活動期が訪れる。磁力が低くなり、また磁力が強くなる。そのリズムを繰り返している訳ですが活動期の黒点観測数が最大値で150前後観測されればそれなりに磁力を発揮し元気があったサイクルであり、最大値が100を切るとやや元気が無かったと言えるサイクルであり50を切ると明かに元気が無いサイクルであると言えると思います。そしてマウンダー極小期とは数十年に渡り極端に黒点が現れない時代となってしまったのです。50以下どころかほぼ観測されない数十年となりました。磁力を強く発揮することなく数十年が過ぎてしまったのです。

さて。黒点が極端(きょくたん)に現れなく、磁力が強まる事がなかった時代に何が起こっていたのか?気になりますね。
それは後ほどお話しますが、これから先の時代にこのマウンダー極小期のように黒点観測数が極端に少ない時代が到来するのではないか?太陽の磁力がしばらくの間弱まったままになるのではないか?と一部学者さんがヒヤヒヤしているところです。そんな前兆(ぜんちょう)が確認されているのです。

重要な数字をここで紹介しておきます。
IPCC(国連気候変動に関する政府間パネル)が公表した数値ですが、マウンダー極小期頃の地球平均の温度低下は平均で1度未満(0.5度以下とも)。との事です。しかし・・・・世界の歴史や日本の歴史を見る限りではその時代に飢饉が度々発生していたとの事ですから、何やら気候に異変が起きていた事は事実でしょう。この問題について考える時にマウンダー極小期頃に温度低下はそれほどでも無かったという事を考慮しなくてはならないのです。
 「太陽活動低下は地球寒冷化する!ミニ氷河期が来るぞ!」と噂されているのに温度の低下は1度未満。じゃあ大した事はないぞ!と思いがちです。しかし・・・・マウンダー極小期の頃は世界で気候に異変が発生しその影響で世界人口が目に見えて減っていたようです。なんとも不思議な話です。
 太陽活動が低下するかもしれないこれからの時代に何が起こるのか?それを考察するに当たりこの数字は大変重要な数字なのです。
 さらに・・・・・黒点観測数の減少で太陽光が弱まる訳ではないとJAXA常田教授の解説がありました。何が起きていたのか?なんとも不思議な事が起こっていたという事でしょう。

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『かえるさん』登場
マウンダー極小期があった17世紀頃。ヨーロッパでも日本でも飢饉が起きたり疫病(えきびょう)が流行って大変な時代だったケロ。世界史で『17世紀の危機』という言葉があるけどそれは正にマウンダー極小期の時代の事だケロ。地球寒冷化の時代だったと言われているけどその頃の地球平均気温は現代に比較し1度未満の温度低下だったという話だし不思議すぎケロ。
 とにかく分かっている事は『その頃に太陽の磁力が弱まっていた』という事。マウンダー極小期に何があったのか?ずっと人類で謎だったその実態をなんとこの記事ではおおよそ解明できているケロ。お楽しみにケロ。
 ちなみに過去8000年間に極小期と定義できるような太陽活動低下、磁力の低下が18回ほど確認されているとの事。数百年に一度起こるようだケロ。最後の極小期はダルトン極小期(西暦1790頃~1830頃)だケロ。

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第四章・太陽活動低下が起こるって聞いたけど?
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01-cycles25.jpg
さきほどのグラフに、次のサイクル25はどうなるのか?イメージとなる曲線を描き入れてあります。次のサイクルはより黒点観測数が減ってしまうのではないか?と指摘する声が多くあります。サイクル24は元気さが欠ける推移だったのです。最大点で100を少し超えたくらいです。
 するとサイクル25がこんな曲線になってしまう可能性があります。もっと下がってしまうかもしれませんし、ここまで下がらない可能性もありますが、常識的な範囲でイメージするとこんな曲線になるのではないでしょうか。すると・・・・サイクル25での黒点観測数の最大点は月平均50個くらいという事になってしまいます。200近い数値を観測できればかなり活発的なサイクル。50を切ると・・・人類に問題が現れてしまうレベルと言えると思います(以降でその理屈を解説)。なおダルトン極小期(西暦1790年頃~1830年頃)の頃の太陽活動サイクルは黒点観測数の最大値が50を切っていました。ですから次のサイクル25は極小期入りとなる可能性があるのです。それなりに太陽の磁力が弱いままの時代になるという事です。

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『かえるさん』登場
太陽活動は・・・・・・・
定期的に静寂期になり定期的に磁力が弱まる時期があるケロ。

そして

あるサイクルの活動期が不調に終わってしまったり、数サイクルに渡って活動期が不調に終わってしまうという磁力の弱化が長期間に渡り続いてしまう時代があるケロ。

太陽活動すなわち磁力が弱まる『時期』と『時代』を区別する事がこの問題を理解する重要ポイントだケロ。
そして2018年は『時期』でもあり、次のサイクル以降が不活発的になりそうな予兆があり『時代』に突入しそうな状況にあるという事ケロ。目の前の事にも注意が必要だし、将来の事についても注意が必要な状況なのだケロ。各メディアさんの解説ではこの違いに言及していないので世間が混乱しているケロ。今後誰かに教える時はこのポイントを絶対に共有する必要があるケロ。


第五章・太陽黒点観測数が減るとどんな問題が?
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ここから先は一般的に考えられることを解説していきます。
 繰り返します。黒点が減ってしまっても(磁力が弱まっても)太陽光自体は0.1%以下の減少であるとJAXA常田教授(つねたきょうじゅ)がNHKの番組で解説しておりました。常田教授(つねたきょうじゅ)は太陽研究のスペシャリストです。そこは安心してくださいとも常田教授がおっしゃっております(NHK:コズミックフロント・迫り来る太陽の異変にて)。という事は・・・・太陽光が弱まってしまい地球寒冷化なるものが起こるというシナリオはありえません。

すると・・・・・太陽の黒点観測数が減っても太陽光はそのままなのだから何も問題が無いのでは?磁力が弱まる事に何か意味があるの??そう考えがちですが、太陽の磁力が弱まると地球では『あるもの』が上昇する事が分かっています。
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出典元:NHK:コズミックフロント・迫り来る太陽の異変

こちらは、1980年から1995年までの、『太陽の活動度(黒点観測数)』 『宇宙線の量』 『雲の量』 のグラフになります。

その3つの要素がなぜグラフ化されているのか?解説させて頂きます。

 まずは『宇宙線・うちゅうせん』から。『宇宙線』とは宇宙を飛び交っている高エネルギーの放射線です。宇宙線は超新星の爆発などで宇宙に飛び出します。光に近い速度です。それが長い時間を掛けて太陽系や地球にも飛んできます。そして黒点観測数が少ない時すなわち太陽の磁力が弱いときに地球の地表で多く観測されるようになります。

 上のグラフ内の『太陽の活動度』の曲線は、さきほど皆さんにご覧頂いた太陽活動の静寂期と活動期の曲線です。1986年9月から始まったのがサイクル22ですからこのグラフはサイクル21からサイクル22の移行期となる静寂期と、サイクル22の活動期そして次のサイクルへの曲線です。

すると・・・・1986年頃は、太陽黒点数が少ない磁力が弱い時期になります。その1986年は『宇宙線の量』が増えていますし『雲の量』が増えています。それはどういう事でしょうか?

デンマーク国立宇宙センター所長のヘンリク・スベンスマルク教授が『宇宙線』が大気内で分子に衝突し起こる現象が、雲を発生させる原因の一つである事に気づき論文を発表しました。1997年の事です。その後、東京大学宇宙線研究所らがそれは実際に起きている事を突きとめ公表しています。

nhk-cosmic-front02.jpg
出典元:NHK・コズミックフロント 迫り来る太陽の危機
画像は地球に侵入し始めている宇宙線のイメージ

さてあらためてこちらのグラフに新しい情報を追記しました。
taiyoukatsudou-uchuusen-kumo.jpg 
太陽の活動は静寂期、活動期を繰り返しています。これは定期的です。磁力が弱い静寂期に宇宙線の量が増えそして雲の量も増えています。逆に磁力が強い活動期では宇宙線の量が減ってそして雲の量も減るという事です。そのような状態を『相関』と呼びますが、まさに太陽の磁力と雲の量には『相関』があったのです。
 宇宙線が原因となり雲が発生する一連の事実は『スベンスマルク効果』と呼びます。

一つ、疑問がありますよね?なぜ、太陽の磁力が弱まると『宇宙線』が増えてさらに『雲』が増えるのか?────────

───────それは太陽が発する磁場・・・・分かりやすく表現すると『磁力のバリアー』が強まったり弱化したりしていると考えられています。

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出典元:NHK・コズミックフロント 迫り来る太陽の危機
画像は太陽の磁力バリアーのイメージ

 太陽が活発的であると磁力が強いという事ですから、太陽の周囲に発せられる磁力のバリアーが強いので宇宙線を侵入させる量が減るのですが、太陽が静寂的になると磁力が弱まるのでつまり磁力のバリアーが弱化し宇宙線が多く侵入してきてしまうのです。以降は『磁力バリアー』と表記しますが、磁力バリアーは太陽と地球の距離の約100倍くらいの範囲まで広がっていると考えられています。

つまり・・・・・太陽活動が低下する時期時代において、雲量上昇するという事です。

静寂期の雲量上昇であれば数年の事で済みます。それでももちろん何かしら影響が現れる事と思います。しかし、それが1サイクルとかそれ以上、すなわち時代として続いてしまったら?それがマウンダー極小期であり、これからの時代に起こり得るかもしれないということです。

ヘンリク・スベンスマルク教授・デンマーク国立宇宙センター所長「太陽の磁力は地球の雲に影響を与える」1997年
https://en.wikipedia.org/wiki/Henrik_Svensmark

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『かえるさん』登場
雲の量は気象衛星から面積を測定。宇宙線量は地表の中性子モニターにて測定すると宮原ひろ子教授論文にて解説があるケロ。

宮原ひろ子教授の2008年の論文にて宇宙線量の変動は15%と算出されているケロ。(1982年~2006年の期間からの測定・マウンダー極小期では別の結果になると推察されるケロ)

雲が発生するといっても霧状の空間なども発生すると常識的に考えられるケロ。よくある雲のイメージ[曇り]に捉われてはダメケロ。この件はまた後でケロ。

この宇宙には、太陽と地球に似たような環境が数億以上あると考えられているケロ。するとスベンスマルク効果はそれらの環境でも発生している可能性があるケロ。地球限定の事象ではなく他の銀河のどこかの惑星でも起きていると考えるのが妥当ケロ。宇宙の中の一つの現象だと思われるケロ。火星辺りでも宇宙線が増えると何かしらの影響が出ていると思われるケロ。地球では雲発生が起こるという事だケロ(他にも色々起こる事があるけど人類にとって最も影響がある事は2018年時点においては雲発生と思われているケロ・さらには未知の影響がある可能性を否定できないケロ)。


第六章・東北地方の冷夏と太陽磁力の関係。そこに気づくと?
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わたくし『ぱぱもぐ』と、もぐらのもぐ作者である『にらさわ』さんと色々考えてみました。もうまもなく1年くらい二人で本格的に研究しています(興味を持ったのは10年程前から)。そこで・・・・分かってきた事を以降で解説していきます。

今回の論考では東北地方と太陽活動度(太陽磁力)の関係について深掘りします。なぜ日本の東北地方か?その経緯の説明から入ります。

マウンダー極小期や江戸時代を通して日本では度々飢饉が発生しています。しかし・・・・全国津々浦々で毎年飢饉が発生していた訳ではありません。冷静に整理整頓していくと東北地方の飢饉が目立っている印象です。現に近世最大の『天明の飢饉1782~』は東北地方を主とした被害でした。皆さんが授業で習った江戸時代に発生したその他の有名な飢饉は東北地方にてより深刻化しているのです。東北地方で何が起こっていたのか?注意がそこに向かうのは当然のことでしょう。

 東北地方で何が起きていたのか?さっそく調べ始めると・・・・世間で見かける情報とは異なる印象が見えてきます。「江戸時代は小氷期であり地球寒冷化が起きていた、そして飢饉が度々発生していた!」と様々な文献で解説されていますので『あの時代は地球が寒冷化していたから、寒冷化による冷害で飢饉が起きていたのだ!』というようなイメージをもたれている人が大多数でしょう。
 しかしよく調べるとその時代全ての年が寒冷的であったとは思えない様子です。その頃の東北地方にて極端な暖冬もありました。堪暑なる記録もありました。しかも例の数字があります。「マウンダー極小期頃の地球平均の温度低下は1℃未満(0.5℃未満とも)」。それらの事実から推察するに地球寒冷化なるものは強烈な先入観なのかもしれません。 

 しかし地球寒冷化が進行していなかったとしても・・・・・太陽の磁力が弱まっていたその当時は飢饉が発生するなど穀物や野菜の生産に支障が起きていたのは歴史上の事実。温度低下はそれほどでも無いとの数字があるけれども穀物や野菜の生産にて支障が起きていた・・・・つまり日照に何か問題があったのか?しかし・・・・太陽光が弱まる訳ではないと常田教授らの研究結果がある・・・・すると『話の落としどころ』としてはこういう事か?

太陽活動が弱まり、宇宙線の量が増え、スベンスマルク効果による雲が発生して日照を遮っていたのでは?しかも局所的に。

全世界を雲が覆って地球寒冷化なる状態にならないまでも局地的に凶作、時には大凶作になるレベルにて。日照が少ない『天候不順の年』が度々訪れていたのでは?

そういえば・・・・

 東北地方で度々発生する、そして東日本の冷夏の主因である『やませ』。オホーツク高気圧が勢力を保った夏は北東から冷たい風が吹いてきて冷害が起こるだけでなく『低層雲』がもくもくと発生し続けて日照時間を奪われ続けるダブルパンチの天災であるとの解釈は現代の定説。しかもそれは現代も発生しているし(最新では2017年)、江戸時代に発生した東北地方の過去の文献において、北東から冷たい風が吹いてきた事、雲が多くなり日照が減少し冷夏になっていたとの記録が残っております。

冷夏になる原因としては火山の大噴火などの天災もありますが、東北地方、東日本の冷夏はおおよそ『やませ』が原因になっている点も注目のポイントです。何よりも、冷たい湿った風により低層雲がもくもくと発生し日照時間を減少させているという訳です。
 
江戸時代に発生していた東北地方の冷夏から発展した飢饉においては『日照時間の減少』という要素も主なる原因とされていたという事ですから、『黒点観測数が減ると雲が多くなるというスベンスマルク効果』を踏まえて考察してみれば何か見えてくるのではないか?との考えに思い至りました。いくつかの点と点が一つの線で結ばれるポイントがうっすら見えてきました。寒冷化=冷害だけで飢饉が起きていた訳ではありません。日照時間の減少も主因なのです。地球寒冷化という言葉では日照時間に注意が向かいません。その言葉は強烈な先入観であり世界が洗脳されているのかもしれません。

江戸時代の大きな飢饉では東北地方、日本海側、西日本の各地域で異変が異なっていた事はよく知られています。
 東北では夏付近で気候に異変が起こっており度々冷夏になっていた、日照時間が激減していたという記録が残っていますので、現代でも起こっている『やませ』をパワーアップさせたような異常気象が起こっていたのか?まずは日本全体で考えるのは止め、東北地方にクローズアップしてみるべき。『やませ』そして太陽の磁力弱化との関係を解き明かせば何か分かるに違いない。 

 そんな経緯があり、この章では『やませ』に注目し考察を進めます。

c14-1200year-scale-03.jpg
※クリック(タップ)で拡大表示
このグラフは過去の太陽活動を放射性炭素14から測定したグラフです。以降でもう少し詳しく解説させて頂きますが、太陽活動が低下している時代に飢饉が続発していた事がお分かり頂けると思います。そしてそれら日本史で習う著名な飢饉は東北を主に深刻化していた事、そして『やませ』が関わっていた事は定説です。その『やませ』に太陽活動やスベンスマルク効果を絡めて考察しようという訳です。
 なお、このグラフ内に記入しておりますが、よく言われる『中世の小氷期』とは、そのグラフ内で示している期間となります。『中世の温暖期』があり『中世の小氷期』が続いていました。

IMG_0151.JPG
出典元:サンケイ

さてあらためて。
 そもそも東北地方は現代でも度々冷夏になります。夏にオホーツク高気圧が元気に活動してしまう気圧配置になった年は、東北地方に北東方向から冷たい湿った風『やませ』が吹き続けてしまうのです。すると東日本や東北では冷夏となってしまうというメカニズムは現代の常識的理解です。オホーツク高気圧が発達しそこから冷たい風が吹いてくると東北地方を含めた東日本上空付近で雲が発生し易くなってしまうという理解が為されております。この『やませ』は東日本の広範囲にも影響を与える為東京などの冷夏の主因となる事も多いのです。



yamase-1960-2017-ver02.jpg
※タップ(クリック)で拡大表示。こちらは西暦1960年から2010年の太陽活動と『やませ』

miyagi-tensai-1760-1800-ver01.jpg
※かなり大きな画像です。ソーネットブログはpdfを貼れないのでなんとこのサイズで画像データです。スマホ環境の方は拡大表示させない方が良いと思います。※高さ2000ピクセル。幅1000ピクセル
 1760年~1800年の宮城県の天災の記録(情報元:宮城県公式サイト・末尾にリンク有)を基に、ベルギー王立天文台の太陽活動グラフを合わせたグラフです。
 近世最大の『天明の飢饉』前後の黒点観測数との関連性、『やませ』発生年や異変の概要を掴む事が出来ます。注意点は東北地方について考察する章ですが『宮城県の天災』のみ記入している点です。ですから天明の飢饉の被害額などは当然に宮城県内のものだけになっております。以降その点を注意して読み進めてくださいませ。なおベルギー王立宇宙センターのこちらの黒点観測数は少し高めに設定されています。ちょっと癖がありますのでその点ご注意ください。



ではここから冒頭の『前提・五箇条』で宣言した内容に沿って、限られた情報を基に相対的に考察を行っていきます。
 この章ではあらたな賢者の知恵を用いる事とします。このグラフはなぜこんな結果になったのか検討していきます。そこで見えてきた事をさらに突き詰めます。なぜ?なぜ?と何回も何回も繰り返して検討します。すると物事の本質に近づけるという訳です。トヨタ自動車はそのような仕事の進め方を『なぜなぜ五回』と呼んでいます。極めて当たり前な事なのですが実際に行ってみると大変効率的な仕事の進め方です。
 この『やませ』発生と太陽活動を絡めたグラフを見ながら『にらさわ』さんとわたくし『ぱぱもぐ』でなぜなぜ五回をしてみました。



こんな実態が見えてきました・・・・・

江戸時代のマウンダー極小期頃にもこの『やませ』が発生していたと思われる文献が残っており、現代でも東日本、そして東北地方で度々発生し、該当地方の冷夏の主因(主なる原因)といえるのが『やませ』なのです。

その『やませ』は太陽活動が静寂期においても活動期においても発生しています。
★POINT★
『やませ』は太陽活動度、すなわち磁力の強弱に関係なく発生している。ただしあくまでもこのグラフにおいてはどちらかといえば太陽活動の静寂期に発生し易いようには見える。
静寂期にのみ発生したサイクルはあるが・・・・活動期にのみ発生したサイクルは無い。
○近世最大の天明の飢饉のうち大凶作となった1783年は静寂期に『やませ』が発生している。※浅間山の噴火、大洪水などとも複合しているので注意。※1785年にも同じ静寂期において『やませ』が原因で冷夏になり飢饉が長引いたと考えられている。


さらに・・・・・
『やませ』が多く発生する時代もあるし、発生しない時代もある。それは太陽活動の活発さとは関係無く基本的な気候の変化だと考えるのが妥当。日本人にすれば運のようなものでしょう。
★POINT★
太陽活動、すなわち太陽の磁力が原因で『やませ』が発生する事はないと現時点では考えられる。そのような説明が出来る合理的な論文などは現時点で存在しない。『やませ』発生はあくまでもその年の気候、その時代の気候がどう変化したか?『元々の気候』というものがあると考えるのが妥当。



さらにこんな事も察知できます。
⇒太陽活動の静寂期、磁力が弱まっている時に発生した『やませ』は深刻化している傾向がある。凶作や大凶作に。
⇒太陽活動の活動期、磁力が強まっている時に発生した『やませ』は冷夏になりつつも夏野菜や白米などがある程度収穫できていた年もあった。天明の飢饉の前後にもそのような傾向を察知できる。
⇒必ずしもそうであるとは一概に言えないのだが、そのような傾向を今回制作のグラフから察知できる。


太陽活動の静寂期と活動期、磁力が強まったり弱まっている時に『やませ』において違いが起こる・・・・その差は何なのか?と思いを馳せる時に『スベンスマルク効果』を重ねて考える事は当然の事でしょう。先ほど解説しましたがスベンスマルク効果とは宇宙線が雲発生の原因の一つであるという事実です。

このグラフが参考となります。

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このグラフの1986年頃の太陽活動は静寂期。すなわち宇宙線量と雲が多いです。そして1986年は『やませ』発生の記録と日照時間減少などの記録があります。

太陽活動の静寂期は雲が多い。という事は、磁力が弱い静寂期に発生する『やませ』はより雲が多くなり日照時間が減り深刻化しやすい。磁力が強い活動期の時に『やませ』が発生すると雲が少ない時期ですから雲がやや薄くなりやや軽度で済みやすいのでは?そんな景色が見えてきます。これは間違いなく言える事なのですが、1783年の『やませ』、1993年の『やませ』など、目立って深刻化した『やませ』は太陽活動の静寂期に発生しています。※以降で静寂期に発生し深刻化した『やませ』事例を複数挙げます。大きな飢饉に発展した近世の『やませ』はほぼ静寂期に発生しています。

ただし・・・・・磁力が弱い静寂期にも深刻化しないで済む『やませ』がありますし、磁力が強い活動期に深刻化した『やませ』があるのはどういう事か?という疑問がありますが、それは、その年の『やませ』の条件というものがあるのでしょう。『ヘビー級のやませ』『ライト級のやませ』というような、『やませ』の中にも影響の強弱があるのでしょう。そもそも気候というものはそういうものです。


さきほどのグラフをあらためて。

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・1960年代はラッキーだった。そもそも『やませ』発生の記録がない。
・1980年代~1990年代前半はアンラッキーだった。そもそも『やませ』が多かった。
ラッキーな時代、アンラッキーな時代という概念を持ち込んで考えるとこういう事なのでしょう。この相対性論考は冒頭の前提で宣言しておりますが、この問題の科学的解明を目的としていません。あくまでも限りある情報から何が起きていたのか?起こるのか?おおよその実態の解明と議論の活発化、人類の備えについて考える目的ですから、ラッキーな時代、アンラッキーな時代という概念で理解してしまう事は妥当でしょう。ラッキーな時代とアンラッキーな時代の差異は2018年の科学レベルでは解明できていません。そのような理由からも今回の論考はラッキーな時代、アンラッキーな時代という概念を用いていきます。
 宇宙線量上昇が『やませ』を引き起こしていると合理的に説明できる論文などはありません。そこはもう、そういうものだ。と理解してしまう事が『今回の相対性論考の前提』です。既存の気候というものがあるのだ。それは自然任せのものだと理解します。



 この章の、ここまでの事を箇条書きでまとめてみましょう。

・『やませ』発生に宇宙線量上昇は関係ない(と現時点では常識的に考えられる)。発生はその年、その時代の気候次第。
・静寂期に『やませ』が発生してしまうと、太陽の磁力バリアーが弱く宇宙線量が多く雲量上昇傾向と絡み厄介
・活動期に『やませ』が発生すると雲量上昇傾向が強くないので少々軽症で済む
・そもそも『やませ』がケースにより差異がある。『ヘビー級のやませ』と静寂期が重なると最悪な結果に
・いずれにしても『やませ』が発生しない方が日本人にとっては好ましいと言えるが、頻発するアンラッキーな時代があるので厄介。

では、これらの考察を補強する為にこんな数字を挙げておきます。
1700年以降『やませ』が絡んだ大きな大凶作や大飢饉などは・・・・・

時系列順に並べますと・・・・
1・宝暦の飢饉1755年
2・天明の飢饉1783年
3、天保の飢饉1833年
4・1902年(明治35)の大凶作
5・1913年(大正2)年の大凶作
6・1945(昭和20年)の大凶作
7・1993年の大凶作。

以上の7つの大凶作や大飢饉が『やませ』が絡んだものとして有名です。これに関しては異論がないと思われます。
 そして・・・・・このうちのいくつが、太陽活動の『静寂期』において発生した『やませ』が絡んでいたでしょうか?みなさんは幾つくらいが該当すると思いますか?

正解は・・・・









全てです。



太陽活動が静寂期にある時に『やませ』が発生すると深刻化する・・・・1700年以降ではそう言い切っても差し支えない状況なのです。『やませ』が『静寂期』に発生すると深刻化する傾向は間違いなくあるのです。

ざっとさきほどの7つの『静寂期』における『やませ』のサマリー(概要)を。

1755年の宝暦年間の夏に吐く息が白くなるほどの冷夏発生。やませと推察されております。宝暦の大飢饉への切っ掛けとなりました。サイクル1の中の『静寂期』でした。

近世最大の『天明の飢饉』の大凶作はサイクル3終局の『静寂期』に発生。1783年の『ヘビー級と思われるやませ』や浅間山の噴火、大洪水などと複合し、大凶作になってしまいました。あくまでも推察ですが『ヘビー級と思われるやませ』が発生さえしなければ、あの大凶作までには至らなかったはず。

天保の飢饉の期間となる1833年。『やませ』の発生と『静寂期』が重なっております。 8月に降雹があったり大洪水があるなど大荒れの1年だったようですが著しい冷夏となっていたようです。そこで大凶作になり数年に渡り影響を引きずりました。

1902年明治35年の大凶作は降雨量が少なかったのですが『やませ』が原因であると言われております。やはり『静寂期』でした。

1913年大正2年の大凶作は宮城県で暴動が起こっていた記録がありますが『やませ』が『静寂期』に発生していました。

1945年の『やませ』は太平洋戦争の末期により国民生活にダメージを与えたとして語り継がれております。やはり『静寂期』でした。

1993年は『ヘビー級のやませ』が静寂期に発生してしまい、スベンスマルク効果が高まり、記録的な日照時間の減少などが起こり平成の米騒動が発生したのではないでしょうか?その二年前にフィリピンのピナトゥボ山が大噴火した事が『やませ』を深刻化させたと当時指摘する声がありました。しかしそれだけでは説明がついてないところも多かったのは事実です。(サイクル22終了は1996年5月。1993年の夏は黒点観測数が50を切り始めた頃)。



近世の大きな大飢饉や大凶作は『静寂期』の『やませ』が絡んでいます。
※かつこれら大飢饉の傾向には約120年の周期性があるのでは?との指摘があります。※末尾参考文献にて。

稀に『やませ』が深刻化する事は学者さんの間では定説です。そして深刻化したケースは火山噴火の影響があり深刻化していたのではなかろうか。と指摘されてきました。しかし火山噴火の影響をシミュレーションした結果がありそのように指摘されているのではなく、当時はスベンスマルク効果が発表されていない時代だったので、火山噴火に原因を求める以外に説明しようがなかったのだと思われます。
 しかし1997年のスベンスマルク効果の発表があり、今回はそこにも原因を求めてみた考察になりますが、この考え方のほうが話の落としどころとしてより自然になったかと思われます。

末尾にリンク設定しておりますが「北日本の冷夏の周期性と熱帯太平洋 SSTとの関係 菅野洋光氏」の論文内において、『やませ』の深刻化に火山活動がある事を疑われておりますが、かならずしも火山噴火と連動している訳ではないとも語られております。しかし・・・・・太陽活動の『静寂期』とはほぼ連動しているのです。それは何を意味しているのでしょうか。
 太陽活動静寂期における『やませ』深刻化傾向をスベンスマルク効果無くして説明がつかないと言えます。もぐらのもぐプロジェクトチームが無理やりそのように説明しようとしているのではなく、スベンスマルク効果を当てはめて考えずにもはや説明がつかないと言えるレベルだと考えます。もちろん多くの方が指摘するように火山噴火の影響もあるのでしょう。しかしそれだけでは説明できなかった事がありました。今回の考察はパズルの最後の1ピースが揃ったかのように辻褄が合わなかったところを補完するようにピッタリと当てはまるのです。

否定する方がなかなか難しいとも言えます。


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『かえるさん』登場

『やませ』は、発生した翌年に猛暑になっていた記録が少なくはないケロ。2017年に『やませ』発生。その翌年である2018年は猛暑になったケロ。天保の飢饉を深刻化させた1833年の静寂期の『やませ』も翌年猛暑になっていたケロ。
 実は・・・・太陽活動の静寂期に東日本は冷夏になるという指摘はあるにはあったケロ。けれど、「太陽活動が静寂期なのに翌年は猛暑になっているのだから、太陽活動と冷夏は関係ないケロ!それじゃあたぶん火山の噴火が原因ケロ!!」という理解で終わってしまっていたケロ。しかし今回の『もぐらのもぐ相対性論考』では、そもそも『やませ』は元々の気候により発生するものと割り切り、その深刻化は静寂期による宇宙線量の上昇とスベンスマルク効果による雲の発生も起こり深刻化しているのでは?との考察を行ったのがポイントだケロ。翌年猛暑でもそもそもの気候で『やませ』が発生しなければ翌年に冷夏にならなくても不自然ではないという事ケロ。なにせ太陽活動の低下で太陽光が減少する訳でないから静寂期でも冷夏にならなくて当然ケロ。今回の論考ではそれぞれの事を理路整然と把握した上で極めて当たり前な事を言ってるに過ぎないケロ。基本力と総合力が問われるテーマなのかもケロ。

 太陽活動の低下は地球寒冷化を起こし気候に対して絶対的な影響を及ぼしてくると勘違いしてしまったり、火山噴火だけに原因を求めてしまうなど、どれか一つの事でも勘違いしてしまうと今回の一連の考察の景色に辿りつけないケロ(長期に渡り天候不順が続けばおのずと寒冷的にはなると常識的に思われるケロ。)。

もぐらのもぐ相対性論考では、一つ一つの事の本質を適切に見極めただけケロ。極めて当たり前な事をあらためて行っただけであり、常識的な考えの集合体と言えるケロ。
 

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さて。

この章は『やませ』に絞って考察してみましたが、元々の気候というものがあり、それに対して太陽活動度が弱まる時期、時代には、宇宙線の量が増えスベンスマルク効果が高まり雲量上昇傾向という要素が加わってくる。と考えるの事は無理の無いシナリオであると言えるでしょう。


その気づきに達すると・・・・・・これまで誰も気づかなかった、太陽活動低下が及ぼす人類への影響の実態が見えてくる事になります・・・・・ここからが本番です。


第六章その2・もしもこの考え方が事実であれば?

既存の気候に対して『宇宙線量上昇によるスベンスマルク効果』が影響を与えているのでは?そこに気づくと、このような大変重要な気づきにも辿りつきます。

2018年7月の太陽活動はこれ以上ないくらいに静寂的です。つまり太陽の磁力が大変弱まっております。
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関東地方は雲が多い印象がありますが、無黒点だからといって日本全体が雲で覆われ続けているという事実はありません。例えば太平洋高気圧のど真ん中に明かに存在し得ないはずの空間に異常な雲が現れているという事はありません。
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※2018年7月21日の衛星画像

太陽活動の静寂期は宇宙線量が増えそして雲が発生するというスベンスマルク効果は、雲が発生し易い場所で効果が高まると考えるのが妥当なはずです。なぜなら全球で宇宙線量が増えているのに全球で一斉に雲が同時発生しているという事はありません。

雲量が上昇する、中世の小氷期と呼ばれるマウンダー極小期時代に、東北地方で度々深刻な冷夏となり飢饉が発生していたといっても『やませ』が絡んでいると思われるケースがばかり。
 スベンスマルク効果によって唐突に厚い雲の層が東北地方を襲い冷夏にさせてたような記録は残っておりません。『やませ』があって冷夏となっていた、すなわちスベンスマルク効果単体で深刻な冷夏となっていたとはとても考え辛いのです。

すると・・・・・・地球上の多くの範囲を雲が覆ってきて地球寒冷化なるものが起こるというような絶望的な影響が現れるものではないのでは?と考えられる事になります。

そして、現在無黒点状態になっていますが、衛星画像を見る限り雲が発生し易い空間、そうではない空間とがある事が誰の目にでも明らかな訳ですが、『やませ』で発生する『雲が発生し易い空間』とは、ある夏の東北地方や東日本の上空だけでなく、地球の様々な場所で、季節で、条件によって、発生するのでは?そうも考える事もできます。
 宇宙線起因で雲が発生し易い空間と、宇宙線が多くても雲が発生しづらい空間、その中間の特性を持つ空間があるのだと考える事が出来ます。そしてそれぞれ気象条件などによりそのような空間が発生する場所、維持される時間が異なるのではないでしょうか?これまで宇宙線量についてばかり語られてきておりましたが『空間側の条件』があって当然です。
 それらの条件が揃ってしまうと人類の活動に害をなすレベルの雲量上昇が起こるのでしょう。逆にいえば条件さえ揃わなければ宇宙線量がある程度上昇しても害を為すほど影響が現れないとも考えられます。
 『空間側の条件』は、地域、季節、空間の温度、湿度、日中or夜間、気候条件が関わっているのでしょう。さらには存在時間、時間による変化が当然にあるのでしょう。なにせマウンダー極小期という無黒点の時代に地球平均の温度低下は1度未満という事です。全世界を雲が包む事は無いとなれば、雲が発生する場所に偏りがあって当然です。平均的に全球を包むわけではないのですから。

その上でこちらを見てください。
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出典元:サンケイ
あらためてこちらの図。典型的な『やませ』発生のイメージ図です。冷たく湿った風が『やませ』と呼ばれる風です。
 この図の中で『雲が常に発生』とされている空間があります。『やませ』が発生すれば図示されたその空間は常に雲が発生し易い空間になると思われる訳ですが、静寂期であり太陽の磁力バリアーが弱い時期に『やませ』が発生すると、この図の『雲が常に発生』とされている空間にて、スベンスマルク効果が高まり、より雲量上昇してしまうのだと考えると多くの点のつじつまが合います。『やませ』とは『空間側の条件が揃った空間』なのでは?そこに宇宙線の通過量が上昇するとスベンスマルク効果の効率が高まってしまうのでは?さらにこの状況が数週間以上も維持されてしまうのですから、すなわち『やませ』とは日本人にとって最悪な『空間側の条件』ということになるのでしょう。
 そして・・・・NHKコズミックフロント・迫り来る太陽の異変の回にて「雲発生には微粒子が欠かせない」との解説がありました。空間側の条件において『微粒子の空間内濃度』は重要なポイントであると思われます。冷たい湿った風が東北地方や東日本付近に吹き込むと雲発生の微粒子が溜まってしまうのでは?そこに宇宙線の通過量が上昇すれば・・・・・・

静寂期に『やませ』が深刻化する傾向があるのはなぜか?どうして中世の大きな飢饉が静寂期から始まっていたのか?などなど史実の出来事の説明がつくようになるのです。


★重要ポイント★
スベンスマルク効果では霧状、水蒸気状の空間も発生させるのでは?と推察されます。雲と言えば[曇り][曇り][曇り]このようなイメージを抱いてしまいますがそこまでハッキリとした雲にまでならない空間も発生させると思われます(常識的に考えて)。『やませ』では霧状の空間も発生しています。2018年7月下旬は関東地方は雲が多いです。霧状の空間も生まれています。


『なぜなぜ五回考察』の結果
宇宙線起因で雲が発生し易い空間』という概念が登場します。その概念が登場すると『宇宙線が多くても雲が発生し辛い空間』という概念も登場しますし、その中間となる概念も登場する事になります。

雲が発生し易い空間=宇宙線起因で雲が発生し易い空間、なのかもしれません。

2018年夏はほぼ無黒点の夏に。しかしそもそもの気候が猛暑型になったので豊作が期待されます(あまりにも極端な猛暑になれば不作に終わってしまいますが・・・)。もしも『ヘビー級のやませ』が発生していたらスベンスマルク効果と合わさり1993年並みの大冷夏になっていた可能性がありました。来年も黒点が大変少ないままだと予測されています。もしも来年に『ヘビー級のやませ』が発生したら大変厄介な事になるでしょう。この後しばらくはラッキーな時代が続くことを願いましょう。

『やませ』とは今回テーマの問題を読み解くに当たり、『最もたるエグザンプル(例・実例)』なのでしょう。

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『かえるさん』登場

「江戸時代は小氷期で地球寒冷化していて飢饉が起きていた」よく聞く解説だけど実態を調べると通年で寒冷化していた様子は無いし、寒冷化=冷害のみで飢饉が起きていた様子も無いケロ。東北地方の飢饉は日照時間がポイントだったケロ。冷害と日照時間を分離して考えなくてはイケなかったケロ。自分の頭で考えるって大事ケロ。ちなみに西日本などの飢饉の理由はその時々によるけど東北の様子とは異なるケロ。東北地方の飢饉は洪水や火山噴火の降灰で発生しているケースもあるケロ。

以降にて、『磁力が弱い』『磁力が強い』などと毎回説明しないケロ。静寂期、活動期と統一するケロ。各自で脳内変換してケロ。文字数減るケロ。

ここで区切って次の章へ進むケロ。


第七章・太陽活動が低下している時代に突入するという事は?
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さきほどの章は、太陽活動の活動期と静寂期における宇宙線量の上昇などについて考察しました。静寂期は定期的に訪れる。そして静寂期は宇宙線量と雲量が上昇するという解説をしました。
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この章ではいわゆる『太陽活動低下(磁力弱化)問題』について考えます。
下のグラフを用いてこれから黒点観測数がさらに減少する可能性があるというお話を第四章で解説しましたが、こちらの『太陽活動低下(磁力弱化)』がどんな問題をもたらすのか?迫る章になります。
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こちらのグラフは、2018年以降の黒点観測数の推移の予測を行ってみました。次のサイクル25は今回よりも不活発的になりそうだと予測する学者さんは多く、いくつかの予兆も確認されJAXAや国立天文台から公式に発表されております(磁場二極から四極化の件)。このグラフはあくまでもサイクル24の黒点観測数を50%ダウンさせたものですが、活動期の最大点で50程度の数値となっております。

先ほどの章で『やませ』深刻化と太陽活動度について論じましたが、あらためてこちらのグラフを見て頂くと、『やませ』においては黒点観測数が50以下と50以上でスベンスマルク効果の高まりが分かれるラインがあるように思えます。

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そういえば・・・・東北地方の『やませ』についての文献に東北地方はおおむね4~5年くらいの間隔で気候が入れ代わるようだと指摘がありました(当記事末尾に参考文献一覧)。それはすなわち黒点観測数がおおむね50以上、50以下とで気候が分かれる事を意味していたのでしょうか?つまり太陽活動が静寂期にあるか?活動期にあるか?それで東北地方の気候が入れ代わっていた事を、著者さんは感覚的に理解していたのかもしれません。この考察以外に4~5年で入れ替わるという事を説明できる合理的な理由は現時点では見つかりません。

では、今回の論考では黒点観測数が50を切ると静寂期。50を超えると活動期と暫定的に定義し考察を進めましょう。

『黒点観測数が50以下』つまり静寂期は雲量上昇しやすく天候不順となりやすいようだ、との一つの目安が判明してきた訳です。
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このグラフでのサイクル25予測において、黒点観測予想最大値は50程度ですからそのサイクルを通して全ての年が天候不順のリスクが高いという事になってしまいます。
 もしも太陽活動が活動的であれば、約11年のサイクルのうち5年弱くらいは天候が良好な傾向にあり、太陽の強い磁力に守られた宇宙線量が少ない時期があった訳ですが、サイクル25の黒点観測数が最大値で50を切るような事になれば約11年全ての年が天候不順傾向になってしまうという事になります。

もしも・・・・黒点観測数が最大で50を切るような太陽活動が低下した時代において1980年代のようにアンラッキーな時代となり10年の間に数度も『やませ』が発生してしまったら・・・・著しく不作の時代となってしまうという事です。1980年代は『やませ』が何度も発生しましたが太陽がそれなりに元気なサイクルだったので、冷夏となっても夏野菜や白米の収穫がそれなりにあり食糧危機が発生せずに済みましたが、黒点観測数が50以下の時代に何度も『やませ』が発生してしまったら、それは著しく大変な事になるのは想像に容易です。

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そしてこのグラフをあらためて。マウンダー極小期の実態がおぼろげなから見えて来た気がします。マウンダー極小期の間ずっと地球や日本が寒冷化していたとは文献を見る限り思えません。しかし・・・・東日本そして東北地方において度々『やませ』そして冷夏が発生。太陽の磁力が大変弱化していたので、その『やませ』は雲がより多く発生してしまい、冷たい風で冷害が出てしまうし、厚い雲でより温度が下がってしまうし、日照時間が激減して過酷な冷夏に。さらにはそんな年が連続し白米生産に支障が発生。大きな飢饉や小規模な飢饉を含めて飢饉が続発してしまったのではないか。そんなシナリオがここまでの考察でだいぶ具体的に見えてきました。
 もしもサイクル25が先ほどのグラフのように推移し、それ以降のサイクルもしばらくのあいだ黒点観測数が50を切ってしまうとすると・・・・・『やませ』がもしも多発すると経済活動にも影響を及ぼしてくる可能性があるという事です。

※マウンダー極小期の全期を通して毎年凶作だった訳ではありません。毎年全国的に冷夏であった訳ではありません。暖冬も猛暑もあったようです。
※宮城県の天災の記録(末尾に参考文献)を見る限りでは『洪水・こうずい』が多発しているように思えます。冷害や日照時間の減少、すなわち『やませ』が発生していた記録もありますが『洪水』の方が目立つ印象です。、数年に一度ものすごい洪水が発生していたようです。いずれにしても雲が絡んでいる訳ですが・・・・・
※なお『もぐらのもぐ相対性論考』においては、マウンダー極小期や太陽活動が不活発化した時代の事を地球寒冷化などと表現する事を意図的に避け、『天候不順の時代』と表記統一すべきと提言します。

今後も江戸時代頃の『やませ』と冷夏については研究を進めてみたいと思います。


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『たてもぐ』登場
ぱぱ~!やっほー!じゃましちゃイケないからまたね~!

おやおや。たてもぐ。今日は何を探しているのかな?『たてもぐ』は私の娘なんですよ。動画版では都合上ボクと言ってますが実は女の子なのです。今風に言うなれば「僕っ娘:ぼくっこ」として出演しています。縦に穴を掘るのが得意なので『たてもぐ』です。

では、続けましょう


第八章・宇宙線起因で雲量が上昇し易い空間とは?
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ここで重要な事をリマインドします。この『もぐらのもぐ相対性論考』の目的は、人類への影響の探究と備えの考察です。するとこの件についても検討しておかねばならないでしょう。
※『やませ』が発生し、宇宙線量の上昇と複合すると冷夏が深刻化するという仮説が事実であったとしたら?という前提でこの章を進めます。

宇宙線量上昇にて『やませ』以外の場所でも雲量上昇するのか?
もしもしてしまったらそれはどんな場所において?
それらのテーマをこの章で考察してみます。

宇宙線量が上昇しても、全球の全ての空間で同時発生的に雲量上昇し、世界が雲に包まれ地球寒冷化なるものが起こる事は文献などにも残っておりませんしありえない事だろうと結論づけておりますが、そんな考察から『宇宙線起因で雲が発生し易い空間』、逆に『宇宙線起因で雲が発生し辛い空間』、その中間の特性をもった空間がある事になるという考察に辿りついておりました。

あらためて『宇宙線起因で雲が発生し易い空間』について振り返りましょう。


先ほどのこちらの図。
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出典元:サンケイ
こちらの図でいえば、『湿った空気』というポイントがあります。雲が発生し易い空間とは?常識的に想像すれば湿度が絡んでいるでしょう。湿度が高いとスベンスマルク効果が高まり易いと考えて良いと思います。
 東北地方において『やませ』が発生すると、日本海側にてフェーン現象が発生し、温度上昇や乾燥気味になる事が知られています。フェーン現象が発生しているところでは『やませ』特有の低層雲が発生しないそうです。そんな事が確認されておりますし湿度が低い空間は雲が発生し辛い空間と言えるでしょう。
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出典元:仙台気象台公式サイト
この図で言えば太平洋側は雲が発生し易い空間であり、その空間に宇宙線通過量が増えれば宇宙線起因の雲(霧も)発生し易い空間と言えます。日本海側はそのそも雲が発生し辛い空間であり宇宙線通過量が増えてもそもそも雲発生の微粒子などが少なく宇宙線起因の雲も発生し辛いという事でしょう。

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こちらは上記図に追記させて頂きました(現在オリジナルで描画中。完成までこのような形をとらさせて頂きます)。要は『やませ』においてのスベンスマルク効果とはこんなイメージです。ですから太陽の磁力が弱化している時期はこんな風に『やませ』の影響がより深刻化していたのでは?宇宙線起因の雲が発生し易い空間とはこのようなイメージです。

 何らかの条件がありそれが揃ってしまうとスベンスマルク効果が高まってしまうという理解が出来まして、それを先ほどは『空間側の条件』と解説しましたが、『やませ』とは数週間以上に渡り宇宙線起因で雲が発生し易い条件が揃った空間が発生され維持されてしまう事が、とても恐ろしい現象なのでしょう。


ここで、例の有名な画像を見て頂きましょう。
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マウンダー極小期の最中である1677年にイギリス・テムズ川が凍結。その様子が描かれた絵画です。この絵画は太陽活動低下に関する番組などで必ず取り上げられ「地球寒冷化が起きていました!テムズ川が凍結していました!」と紹介されておりますが、この絵画を『もぐらのもぐ相対性論考』では空の雲に注目すべきとお伝えします。雲量が多い様子です。
 イギリスの冬季は雲が多いという事が知られております。すなわちそれは雲が発生し易い空間が冬季に発生しがちであると言えます。そしてその空間に宇宙線の通過量が上昇すれば、おのずと太陽活動の静寂期は雲量上昇してしまう事になるでしょう。日照時間が減りより寒冷的な冬になってしまった。そんなメカニズムでテムズ川が凍結してしまったのではないでしょうか?地球寒冷化で凍結してしまった!と解説されてしまったらそんな実態を想像できなくなってしまうので、やはり地球寒冷化という表現は大変好ましくないと言えるでしょう。


※マウンダー極小期の間にずっとテムズ川凍結が起きていた事実はありません。一時期の出来事です。

 『テムズ川 凍結』このワードで画像検索してみました。
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こんな絵画がヒットしました。やはり雲量上昇が著しい印象でありそれを画家さんは感じ取り絵に記録したのでしょうか。他にも低層雲が多い印象を受ける絵画が散見されます。むしろ晴れ渡った空のものはなかなかヒットしません。あくまでも古い絵画なので参考でしかありませんが、有名なテムズ川凍結、その『実態』が見えて来た気がします。地球寒冷化でテムズ川が凍結していた!と言ってしまうと『実態』とはかけ離れた景色を見てしまう事になるのでしょう。

是非皆さんも、テムズ川凍結で画像検索してください。どの絵画も雲量が多い事でしょう。

 (人類最古の、スベンスマルク効果が描かれた絵画と再評価される事があるかもしれません。なおテムズ川が凍結するとスケートや氷上縁日を楽しんでいたそうです。そんな様子から推察するに冬季は雲が多くこのような事が起きていたようですが縁日をする余裕があったようです。そこはホッとしますね)

寒冷化が起き河川が凍結し雲が多くなった訳ではありません。
雲量が増えて寒冷的になり河川が凍結したのしょう。

地球寒冷化という表現では前者の理屈になってしまうのです。極めて当たり前な指摘なのですが、研究は人類のよりよい生活の為に行っているのですから、人類みんなが勘違いしないように表現すべきです。地球寒冷化との表現は実態をイメージし辛く勘違いを招き議論や備えを遅らせることに繋がります。

さて。『宇宙線起因で雲が発生し易い空間』ですがそのような空間は『やませ』以外でも発生する事でしょう。日本近辺だけでなく世界各地でも発生しそうです。逆に考えれば『やませ』だけではなさそうです。するとそれはどんな場所か?と考えれば、太陽活動が活発的な時代においても雲が発生し易い空間と考えて良いでしょう。

常識的に考えて・・・・・日本周辺においては梅雨前線付近、秋雨前線付近、冬の発達した前線付近、気圧の谷付近など、お約束といえる空間を想像してしまいます。積乱雲、台風もそうでしょう。宇宙線量上昇とスベンスマルク効果はそれらに何らかの影響が起こり得るのでしょう。
 湿度が絡んでいるようですから朝、日中、夜でも雲が発生し易い空間の様子に変化が現れるでしょう。季節、地域、高度など様々な条件により異なるのでしょう。スベンスマルク教授は「太陽の磁力は地球の雲発生に影響を与える」と発見しました。その事実を突き詰めていくと台風などへも影響する可能性が濃厚と言えるのでその表現以上の事が起こる事でしょう。

 空間側の条件により、発生する雲の特性が異なる事も考えられるでしょう。雨に変化して消えづらい雲の発生はNHKコズミックフロントにて予見されておりました。過去の文献を見る限りでは日照を極端に奪う雲でありながらそれなりに雨を降らせていた雲も発生していた事もあるようですし、様々な雲の特性があると思われます。

 既存の気候で雲が発生し易い場所付近にてスベンスマルク効果の効率が高まるというのであれば人間側からそれを見ると黒点が多い時期に比較し『最近、雲が多くなった?』と印象を覚えるようになるのでしょうか。黒点が多い時期には発生しなかったところに唐突に雲量上昇するような、恐怖の大王が降臨してきたかのように唐突な異常事象が著しく起こるのではなく、これまでに発生していた事象の陰に隠れて、その影響を悪い方向に一押ししてくるのではないでしょうか。

この記事の末尾に参考文献を掲載しております。石川宏工学博士の発表になりますが、中世の古文献に現れる凶作の気象原因比率では、中世の温暖期では温暖期には干ばつが多く、中世の寒冷期(小氷期)には冷害、洪水(集中豪雨)によるものが多い。洪水(集中豪雨)は寒冷期に多く発生しているとのコメントがありました。そのデータは黒点観測数が減少していた時代、太陽の磁力が弱まっていた時代に冷陰・洪水が多かったと指摘しているに等しいのです。
 そして宮城県災害年表では中世の寒冷期なる時代にも干ばつの記録が散見されます。この件に関してもまた「地球寒冷化」という言葉では想像できなかった『当時の実態』ではないでしょうか。いずれにしても雲が絡んでいます。

さて。

 ありきたりな表現ですが・・・・宇宙線量上昇期におけるスベンスマルク効果の影響はステルス的と言えるでしょう。過去の歴史において明かに目に見えた天災が発生していた訳ではなく、既存の気候、既存の天災の背後に隠れて悪い方向に影響を与えてきていたのでしょう。ステルス型天災だったからこそ、みんなその実態を見抜けなかったのではないでしょうか。これからの時代はシミュレータなどでステルス型天災を見抜く事が出来るでしょうが、2018年現在においてそのステルス型天災を見抜いているのは、我々数名とこのページをここまで閲覧して下さった『あなた』、そしてすでにここまで閲覧したアクセス者さんだけですから、まだまだ人類の多くの人は『ステルス型天災』の存在にすら気づけていません。そんな状態なのだと思われます。

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出典元:NHKコズミックフロント・迫り来る太陽の異変
すなわちこのグラフの1986年頃。雲量がとくに上昇している訳ですが、洋上や世界各国の上空にポッカリと唐突に雲が登場しこんな結果が現れていた訳ではないという事です。太陽活動度とは別に既存の気候というものがあり、それらにある『雲が発生し易い空間』にて宇宙線量が増えている時はジワリと雲量上昇してくる。例えば具体的な1例として『やませ』が発生してしまった時に宇宙線量が上昇している時期であればより日照時間が減少し冷夏の影響が大きくなってしまう。という事でしょう。
 マウンダー極小期はこの図でいえば1986年のような状況の年が暫く続いてしまったという事でしょう。太陽の活動期がハッキリとあるという事は豊作傾向に向うと言えて、この地球の気候は太陽の活動度にある程度の影響を受けている事は間違いがないという事でしょう。(人間の体感的にはおおよそ黒点観測数50以上と50以下で分かれるのか?)
 
 マウンダー極小期時代の過去の文献や絵画に、恐怖の大魔王が降臨したかのような異常気象を記録したものは残されていません。そんな事象が起きていれば必ずや文献や絵画として残した事でしょう。しかしそんなものは残っておりません。
 NHKコズミックフロント・迫り来る太陽の異変の回にて、海洋研究開発機構の『地球シュミレータ』が登場しました。そのシミュレータにて『やませ』を再現し、宇宙線量が無黒点の時の『やませ』、宇宙線量が太陽活動の最大点にある時の『やませ』をそれぞれシミュレーションすれば、今回の一連の論考で浮かび上がってきた事の実証実験が出来るでしょう。正に『地球シミュレータ』の出番という状況です。『ステルス型天災』はそうして探知できるでしょう。



2018年の東日本の7月下旬は猛暑ですが雲が多いです。気象レーダーには映っていないけれどもそれなりの雲が上空にあり、夜間~早朝はそれなりの雲量があります。今年の東日本上空に『宇宙線起因で雲が発生し易い空間。すなわち雲が発生し易い空間』が発生し維持されている状態なのでは?と考えております。
 『やませ』が吹き付けないと極端に低温になる事は無いようです。東日本は雲が多い空模様の中で猛暑が続いております。それなりに農作物の収穫はあるでしょう。


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『よこもぐ』登場
「よいしょ、よいしょ。ぱぱ~!何してるの~?いそがしそうだからまた後でね~!」

遺跡をみつけたら傷付けないように丁寧に掘るんだよ~!

『よこもぐ』は私の息子です。先ほど登場した『たてもぐ』と双子です。『よこもぐ』は横に穴を掘るのが得意な子なんですよ。なので『よこもぐ』です。
『よこもぐ』そしてさきほど登場した『たてもぐ』はモグリンピックに出場し金メダルを獲得するのが夢です。



第十章・人類への影響と備え
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重要ポイントをリマインドします。
 
◆太陽活動サイクルの静寂期は天候不順傾向の時期に。
◇長期的な太陽活動の不活発化すなわち磁力の長期的な弱化も起こり得る。天候不順の時代に。

太陽活動が弱まる時期 と 太陽活動が弱まる時代 とがあります。
そして2018年は、時期であり、その時代に突入する可能性がある状況にあります。
二つの状態にある事を思い出しましょう。

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末尾に参考文献を掲載しています。その中で宮城県の天災の記録があります。大変貴重な情報です(さきほどそれを基にしたグラフをご覧いただいております)。
 その時代に宮城県で起きていた事・・・・・洪水、大洪水、大雨、長雨、干ばつ、疫病流行、長雨、夏の冷陰(やませ含む)、不作、凶作、飢饉、大飢饉などなど、そんな事が頻発していた事が分かります。猛暑も暖冬も確認されますが目立つと言えばやはり洪水という言葉。
 これまで世の関連書籍などで「地球寒冷化が進行し飢饉が度々起きていた」と解説されている事が多いです。しかし実際には「冷陰」という言葉はそれほど多くはありません。あくまでも宮城県限定の話をしておりますが、地球寒冷化という言葉を聞いてイメージする世界とは異なる事は間違いありません。

そのような世界においてどんな備えをするべきか?考えてみましょう。

10章その1
★黒点が少ない時期、時代は雲に絡んだ天災に注意!
 『雲が発生し易い空間』という概念を基に2018年6月上旬にこんな事をこのぶろぐで公開しておりました。もしも2018年に梅雨前線に台風が絡んだりすると、太陽活動が無黒点に近い状態なので、想像以上の雲量上昇が起こり想像以上の豪雨となり、通常の豪雨くらいでは堤防を越える事が無かったような土地において、まさかの堤防越えをしてくるかもしれない。だから防災無線などでの避難勧告が発せられるまえに自主的に避難すべきとこちらの『もぐらのもぐ作者ぶろぐ』から警告を促しておりました。太陽活動が活発的な時代でもその条件であれば豪雨になります。しかし無黒点の時期ですからスベンスマルク効果があともう一押しをしてくるのでは?(宇宙線の変動は15%という数字があります)そのあともう一押しが堤防を越えてくるのではないか?そんな事を予見していたのです。
参考:https://mogura-no-mogu.blog.so-net.ne.jp/2018-06-09-sunspot

 2018年西日本集中豪雨が結果として発生してしまいました。多くの方が逃げ遅れてしまったという報道もあり大変胸を痛めました。
 宇宙線起因の雲量上昇がその災害を大きくしてしまったという実証実験は為されておりませんが、現時点ではメカニズムを基に常識的に考えればありえない事ではないと言えますから、無黒点時代、黒点観測数が極端に少ない時期は、予想以上の雲量上昇や、雨量、雪量の上昇を予見し、早め早めの自主避難を心がけて下さればと思います。早め早めの自主避難はどんな時代でも大切な事です。極めて当たり前な事をしっかりと意識して行うと良いのでしょう。大洪水の被害と言えば・・・・偶然かもしれませんが1742年(寛保2年)江戸洪水は、江戸時代最悪の洪水被害として有名ですが太陽活動が静寂期に起こっております。

 宮城県の天災の歴史は必読でしょう。今回の一連の論考を踏まえ、かつ、地球寒冷化という色メガネを外してそちらの文献のマウンダー極小期や近世最大の飢饉である天明の飢饉の前後をチェックして頂くと、とにかく洪水が目立つのです。『やませ』と思わしき冷陰なる記載、東からの冷たい風なる記載も度々登場しますが頻繁に洪水が発生していた時代でした。今回は分かりやすさに重点をおいたシナリオ展開だったので洪水にクローズアップできませんでしたが、記録内の洪水の多さを大きく伝えたいところでした。とにかく洪水に注意すべきとは言えると思います。洪水からイメージして起こり得る事を避ける、避けておく事が備えになるのでしょう。洪水への防災意識を高めておくべきでしょう。干ばつの記録も多く残っております。皆さんにも一緒に考えて頂きたいので備えについてここで詳細に具体例は挙げないでおきます。

繰返しますが、太陽活動低下=地球寒冷化なる一元的かつ観念的な理解は大雑把過ぎる理解です。そのイメージはすぐに入れ替えるべきです。地球寒冷化と聞いて備えようとすれば住宅の断熱材をより厚くするなどそのようなものをイメージしてしまいます。かなり冷え込む冬も当然に起こり得るのでその備えも必要でしょうが、洪水その他予測される事は何か?考えるべき時期に至っているのが2018年なのでしょう。
 
 2018年といえば初頭に観測史上記録を更新する豪雪が多発しました。特に福井県の記録的な豪雪被害は深刻で季節が変わった今でも行政などに影響が残っております。もしも・・・・その豪雪も宇宙線起因の雲量上昇が原因の一つであったとすれば、太陽活動の静寂期や太陽活動が長く不活発化してしまう時代には、日本の冬季に豪雪が度々発生する可能性があるという事です。間もなく2020年代。日本は少子高齢化が進行し地方の過疎化も進行しております。豪雪が起きた際に政府の対応が遅れがちになる事は想像に容易です。特に雪は残りますから家の倒壊だけでなく数週間は食いつなぐことが出来る食糧を確保しておくなど、自分や家族を守るために意識を高めて準備を開始するべきだと提言させて頂きます。それは太陽活動云々以前の大切な事でありますからすぐにでも動いてくださると良いでしょう。なお1822年(文政5年)に現在の東京都品川区付近で2メートルの積雪を記録した事は有名ですが太陽活動は静寂期にありました。江戸時代には江戸で隅田川や両国川などが度々凍結していましたがやはり静寂期にある事が私の調べで分かってきております(現在江戸時代の天災と太陽活動グラフを制作中。8月上旬完成予定)。

 台風が発生したら気象庁の予報よりも成長するかもしれません。すると様々な影響が想像できます。先手で全て予見し、自分そして家族や親せき、近所の皆さんが命を落とすような事にならないように注意し合い、生き延びる準備とは?常々考えるようにしましょう。太陽活動の静寂期、そして長く不活発化する時代は天候不順の時代となるのです。これまでの知見が通用しない時代が到来するという事ですから、今まで通りの感覚で構えていてはダメと言えるでしょう。これも偶然かもしれませんが、1856年の台風襲来は高潮と重なり江戸が大洪水に見舞われ大被害となったようですが一説によると約10万人が亡くなったとの記録があります。やはり静寂期に起こっております。その目線で江戸時代を振り返ると様々な大きな天災が静寂期に起こっているケースが多くあります。けっして少なくはありません。

 人類がまだよく分かっていない問題である事は忘れないでください。『防災』とは可能性がある事に対し備える事です。今回の一連の論考は常識的に考えて筋が通っているシナリオです。否定する事もまた難しいシナリオです。念のために備えておくべきだと思います。命は一回限りのもの。後で後悔する事は出来ません。

 宮城県公式サイト:宮城県災害年表(末尾にリンク有)を根拠に私見を残しておきますと、地球寒冷化というイメージはやはり不適切だと思います。天候不順の時代との表現が適切でしょう。『堪暑』『大洪水』『夏の降雹』『干ばつ』『大風雨』『大雷雨』『暴風』『東北風と冷陰』など、気候が極端になるという印象を覚えるものです。
 参考としてこのような情報を作ってみました。宮城県災害年表から無黒点時代と言われるマウンダー極小期(1640年~1717年)の期間に発生した天災を抜き出しました。大地震、津波、大火、大風は除外してあります。今回のテーマに関する天災を抜き出してみました。
 あくまでも当時と現在ではインフラのレベルが違いますので一概に比較できません。しかし、どんな天災が発生していたのか?おおよその事を掴めるかと思います。冷害による凶作や飢饉は『やませ』の可能性がありますし、その年表で見る限りは『地球寒冷化による冷害の被害』や『中世の小氷期による寒冷化による冷害』が明かに現れてはいません。
 この一欄から洪水による飢饉は○○%というように数字を拾う事が出来ますが、その数値化に意味があるとは思えず、かつ、当時の限られた情報からそのような数値化を行う事に慎重になるべきと考え安易な数値化は見送る事にしました。さっと眺めて頂いてどんな印象を覚えるか?防災の備えにはその直感が大切かもしれません。

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無黒点期間とはいえ何も記載がない年もそれなりにあります。そのような年はそれなりの収穫があったと推察されます。
 かなり限られた情報ですが参考情報の一つ程度としてお目通しください。

実態がまだよく分からない太陽活動低下時代に命を失わないようにする重要ポイントは「何にしても大袈裟なくらいの早めの避難をする」という事でしょうか。大雨が降ると聞けば、豪雨になるかもしれないと受け取り早々に避難。雷が鳴ったら大変な大雷雨になると受け取り早々に避難。台風が来たら安全な場所に避難し遊びに出かけたりしない。などなど、少々大袈裟に行動すると良いのではないでしょうか?極めて当たり前な事を言っているに過ぎないのですが、実態がよく分からない時代に突入したらそんな極めて当たり前な心がけが命を守る事になるのでしょう。※もちろん時には極端な厳冬も起こる年もありましたがそれだけではないという事です。

そして備蓄も常日頃必要ですがそれらを安全な場所に。

あらゆる事をイメージして必要な備えをしておきましょう。



10章その2
★そもそも論として。法の不備について。市民レベルの備えでは限界

このような指摘は世界で初めてかもしれません。提言として語っておきます。
東海大地震は唯一予知できる地震である─────その定説はほぼ否定されておりますが、東海大地震を予知した場合はその対応を法整備してありました。今となっては無意味な法となってしまいましたが、予知できる自然現象に対して先手で行動を起こすという、国民を守る法として素晴らしいものであったと思います。(大規模地震対策特別措置法)

さて、日本の皆さんはJAXAに税金を投じて素晴らしい太陽観測衛星を運用しております。太陽の異変を観測したら直ちに政府に連絡することが出来ます。ですから、「太陽活動異常変動対策特別措置法(仮称)」を制定し、太陽活動低下の通報の義務化、通報による協議も義務化、対処すべきと判断されれば、すぐに対応を開始する・・・・というような法整備がされているべきでした。1000年あれば数度発動する法では?すると相模トラフの大地震(大正関東大地震レベル)並の頻度(1000年に五度程度発生と推定)と同じくらいと言えます。法整備されていない現在が異常といえます。

そのような法整備が為されていなかったことが、根本的な問題点であるとわたくし『ぱぱもぐ』は客観的に考えております。優秀な科学者も最先端の技術もハードも揃えておきながら、ソフト(法)が存在しないというのは、日本国民の皆さまにとって悪夢でしかありません。地震の予知はかなり難しいテーマですが太陽活動低下については数十年前から予兆が現れる可能性が高いのです。その法では、例えば『やませ』が発生すればより深刻化する可能性が高くなる時代ですから食糧の備蓄、観光地(かつ夏がピークの)への支援など経済対策も必要でしょう。しかも少し先からおおよその様子が分かるのですから先手先手を打ちやすい訳です。どんな事が起こるのか?何をしておくべきか?法整備してその時をかかって来いと迎えるのが理想でしょう。
 天気予報の警告を太陽の磁力により発令の基準を変えるなど、様々な事に関わる法になるでしょう。宮城県の天災の記録にあれだけ『洪水』という言葉が目立つのです。そのような法律がもしも既に存在していれば2018年西日本豪雨において避難命令をもっと早く出す事が可能でした。

 法制化し備える。これは日本政府さんに限らずに、スベンスマルク効果の影響を受け易い国や地域に国土がある国の必須の取り組みとなるでしょう。今回のサイクル25がもしも想像以上に磁力が弱化されたままであり、数度の『やませ』が発生するようなアンラッキーな時代となってしまったら、ほぼ無策で突入する事になります。法整備は時間が掛かりますので、各国民がしっかりするしかないでしょう。現時点では国に期待しすぎないようにするしかないでしょう。 

これはあくまでも私の印象ですが、日本の気候は、宇宙線量が上昇して起こる天災の影響を受け易い気候であると考えます。さらには特に影響を受け易い地域もあります。他の国の様子を見て準備を開始しようと構えていては遅いと言えます。

慎重な立場でここまで解説してきましたが、太陽活動が弱まっていた時期や時代に気候の様子が極端になっていた事は過去の文献などに残っております。その時代がまた訪れるのだとすれば、過去の文献を参考にして防災意識を高める事は『常識の範囲』です。先人たちがせっかく残してくれた記録や戒めを受け止め、防災に活かすべきでしょう。



青森県公式サイト内のドキュメントより、天明の飢饉の過酷さを引用します。「天明 6 年(1786)に津軽を旅した医師・学者・紀行家の 橘 南谿 (現三重県出身) は、 著書「東西遊記」に、秋田から津軽に入った街道脇には白骨が散乱し、京都で聞いた飢饉の惨状の百倍もすさまじい状況である。 と記しています。また、寛政 2 年(1790)に南部領を訪れた思想家高山彦九郎(現群馬県出身)は「北行日記」に、村には一人も見えず、家々は傾き、中には白骨が散乱していた。と書いています。」

宮城県公式サイトの災害年表より抜粋引用。「1833年天保4年陸奥国気候寒冷にて田畑不毛なり・大不作・大凶作・是の冬飢ゆ陸奥国の両国尤も甚し・6月18日以降飢饉続く・畜類人肉を食す奥筋道中餓死人多し」「1837年天保8年今歳餓死者充ち塞ぎ父母妻子離散せり・8月31日~9月29日までに当所にて餓死および流行病で死者 1300 人,本吉郡内にては 4600 人・陽大橋の下 6 月 3 日の朝13人程死す・石巻では年内より翌年 1 月 26日~2 月 23 日まで犬猫食の者多く人肉を食ふ者あり」

いかがでしょうか。その二つの飢饉は『やませ』が絡んでいます。現在は空輸などで海外から米などを輸入できますが、同じレベルの天候不順が発生したらノーダメージという訳にはいかないでしょう。経済的な影響などが考えられます。税収減などなど様々な事が考えられます。

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『天明飢饉之図 会津美里町教育委員会所有』
おそらくは現地で写生(事物を見たままに写し取る事)したものではなく、伝聞情報などを基に描いたと推察されますが、いわゆる人肉食が描かれているとして有名な絵画です。さすがに全画面を掲載する事は控えました。
 その他仙台に残る『叢塚・くさむらづか』など過酷さを現代に伝えるものが残っております。人肉食に関する件に触れる事を今回は見送ろうと考えましたが事実は事実です。いかに過酷だったのか?一番心に響く事実と考え参考にお伝えしました。


第十一章・まとめ

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『かえるさん』登場
最終章だケロ。それではここまでの事をまとめるケロ。
『太陽活動低下が及ぼす人類への影響。その備えとは:もぐらのもぐ相対性論考』のまとめケロ。

これらの事は実証が得られていない事ケロ。しかし常識的に考えて十分ありえるシナリオケロ。可能性がある事について備えるのが『防災』ケロ。ぜひ、防災の参考にして欲しいケロ。命は大切ケロ。


黒点観測数が少ない時の三大重要ポイント
1・地球寒冷化が起こるとの印象は誤りケロ。天候不順傾向が正しいと思うケロ。ものすごく絶対的な影響を現してくるのではなく既存の気候の影に隠れて被害を一押ししてくるようなイメージだケロ。その一押しが時に害を為すと思われるケロ。『地球寒冷化』という色眼鏡を外しておくべきケロ。
2・既存の気候ありき。既存の気候の『雲が発生し易い空間』に宇宙線通過量が増えると雲量上昇すると考えられるケロ。『宇宙線の量』そして『空間側の条件』もあるという事だと思うケロ。空間側の条件とはすなわち雲発生の微粒子の濃度と関係あると思われるケロ。雲だけでなく霧も発生させると思われるケロ。
3・太陽活動の静寂期、そして静寂期と呼べるような状態が長く続く時代は「2」が発生するリスクが高くなる思われるケロ。ただし既存の気候ありきなのでラッキーな時代(天災が少ない時代)が続けばギリギリセーフケロ。アンラッキーな時代(天災が多い時代)となるとそれなりに色々起こりそうケロ。

この3ポイントが今回プレゼンテーションされた中で最も重要なポイントだったケロ。


【太陽活動の静寂期では?】
太陽の活動は静寂期、活動期を繰り返しているケロ。静寂期とは暫定的に黒点観測数で50以下と定義したケロ。定期的に訪れる数年間の天候不順傾向の時期が静寂期だケロ。

・日本においては『やませ』の雲量が上昇し、より日照時間が減り長雨となり深刻な冷夏になる可能性
・豪雨、洪水が増える可能性
・梅雨前線と台風が絡んだりした時の豪雨の雨量がより上昇する可能性
・『宇宙線起因で雲が発生し易い空間』は様々存在すると考えらえる。その空間で雲量上昇する。その程度は宇宙線量と周囲の条件によるケロ
・あくまでも既存の気候ありきケロ。もしも静寂期でラッキーな事に『空間側の条件』が揃わなければ問題が発生しないという事ケロ。例えば静寂期が来ても必ず『やませ』が発生し問題が発生する訳ではないという事ケロ。極端な気象と複合しなければ極端な大雨や豪雨、洪水に発展しないという事ケロ。
・これは本章では解説しなかった事ケロ。ここで追加しておくケロ。宇宙線が増えている時期に大きな地震が起きているという指摘が出始めているケロ。まだまだ分からない事が多いケロ。でも気を付けるに越した事はないケロ。
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大きな地震の中でも・・・・・東京直下地震(相模トラフ型も含む)、南海トラフの巨大地震、三陸沖の巨大地震は過去200年スケールでは太陽活動の静寂期に発生しているようにおもえるケロ。偶然の可能性を否定できないケロ。何せ情報不足ケロ。あくまでも参考ケロ。あくまでもこのグラフだけで考えると南海トラフの巨大地震は100年に一回くらいの間隔に見えるケロ。すると・・・次回の南海トラフは2040年代付近の太陽活動の静寂期が理屈上では一つの注意ポイントとして浮上するケロ。あくまでも限られた情報からの推察なので当てにならないケロ。ただしこの後に太陽活動が想像以上に低下すれば静寂期がハッキリと分からないような状態になっているかもしれないケロ。

・もう一つ追加しておくケロ。『やませ』にてフェーン現象が発生する事はよく知られているケロ。
いわゆる二次現象ケロ。なのでスベンスマルク効果からの二次現象も起こりうると思われるケロ。その二次現象は時には局地的な温度上昇もありえるって事なので『地球寒冷化』という色メガネに気をつけるべきケロ。
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出典元:仙台気象台公式サイト


【太陽活動低下時代では?】
黒点観測数の最大値が低くなるサイクルがあった。そしてそんなサイクルがしばらく続いた時代があった。そのような時代は天候不順傾向が強い時代になるという事ケロ。

・太陽活動低下時代とは?暫定的に、黒点観測数の最大点でおおむね約50以下だったサイクルと定義しておくケロ
・黒点観測数が最大点で50を切ると?『やませ』が発生した時に雲量上昇するリスクが高い年がサイクルの間ずっと続くイメージだケロ。洪水や大雨に発展し易い年が続くというイメージでもあるケロ。
・干ばつの記録も目立つケロ。2018年は明らかに干ばつ傾向ケロ。注意だケロ。
・あくまでも既存の気候ありき。ラッキーな時代となればダメージは最低限だと思うケロ。アンラッキーな事が多く発生する時代となれば災害、不作、最悪は飢饉など様々な問題が多発してしまうという事ケロ
・要は天候不順傾向にある時代となり運悪くアンラッキーな事象が多く発生したら大変な事になる時代ケロ。しかし必ずそうなる訳ではないケロ。アンラッキーな事が一回でも少なく終わるように祈るケロ。
 ただしナメて掛かってはだめだケロ。1783年の静寂期において、東北地方では『やませ』、火山爆発、洪水などの複合天災ではビックリするほどの大凶作になり地獄絵図になったケロ。現代では食糧を空輸などで輸入や移動が出来るので当時のような飢饉が起こるとは考えられないけれど、経済活動の停滞など現代だからこその問題が発生する可能性がある事は意識しないといけないケロ。特に洪水を意識して生活して欲しいケロ。太陽活動が低下していた時代の記録は洪水が多いケロ。避難勧告が出る前でも自主的に早々に判断し避難するべきケロ。それはどんな時代でも長生きする賢者の知恵ケロ。

まとめは以上だケロ。

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時期 と 時代 を分けて考えようケロ。そして2018年は時期でもあり、時代となる予兆もあるという事ケロ。初心者さんはそこを勘違いしやすいケロ。注意ケロ。

さきほど『ぱぱもぐ』が言ってた通りケロ。大袈裟に避難しておく、備蓄しておくなど、いつの時代でも必要な極めて当たり前な事をやっておく、やれば間違いないケロ。まずはみんなで『きょうりょく』して考えようだケロ。『きょうりょく』がいかに大切か?それは『もぐらのもぐインターネット絵本』や動画化されたシナリオ『きょうりょくしたよ』を視聴すれば分かるケロ。さりげなくPRしておくケロ。そして・・・IPCCがマウンダー極小期頃の世界平均の温度低下は1℃未満(0,5℃以下とも)と発表しているけど日本はその時代に影響を受け易いのかもしれないと『ぱぱもぐ』と話し合ってるケロ。すると日本においての寒冷傾向はその限りではないかもしれないケロ。そんな訳で作者の『にらさわ』さんは自宅の断熱材を北方の国並に施工してあるケロ。これから新築を考えている人は参考にどうぞケロ。


第十二章・参考情報
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放射性炭素14。その放射性物質の特性を利用した年代測定法の名前をご存知でしょうか。樹木は年輪を重ねて成長していく為に、各年に成長した年輪の中に二酸化炭素と一緒に放射性炭素14を取り込み蓄積さてています。
 各年輪を個別に区分けて測定していく事により、過去の毎年の宇宙線量を推定する事が出来ます。年輪年代測定法というものです。そのグラフがこちらです。
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この件に関しては情報軽量化の為に検索して頂く事とします。ただこの一点はここで解説させて頂きます。宇宙線(一次宇宙線)が大気内にて物質と衝突し化学反応が起こる事は、雲発生以外にも起こっております。それが、放射性炭素14などの生成です。1947年ウィラード・リビー 氏が発見したものです(その発見で1960年のノーベル化学賞を受賞)。
 そして1997年にスベンスマルク教授が宇宙線が物質と衝突して雲発生するとの論文を発表しております。雲発生以外にもまだ大きな何かがあるのでしょうか?


・日射量0.1%の変動の件
コズミックフロントで常田教授が「太陽光の減少は0.1%程度」のお話が。そして宮原ひろ子教授の2008年の論文にて1982~2006年の期間での太陽光変動は0.1%との解説がありました。宮原教授のデータは比較的太陽活動が安定している時期からの算出ですから、マウンダー極小期などの極端な時期はこの数字の限りではないと推察されます。
 マウンダー極小期は数十年続いておりました。では仮に0.1%という数字を根拠に考えみますと・・・・宇宙空間は-270℃の世界。それを日本では30℃くらいまで上昇させるパワーを送ってくれている訳ですから、仮に300度の温度上昇を日射が届けてくれているとすれば0.1%=0.3℃分のパワーダウンと言えます。マウンダー時代はその数字がもう少し高くなっていたかもしれませんが、仮に0.1%ダウンで計算しても、マウンダー極小期の約75年間も毎年0.3%ダウンし続けていたらそれなりに影響があるはずです。
 太陽は地球の生物にとってメインエネルギーです。そのメインエネルギーがあって人類や生物の活動が成り立っている訳です。そんなメインエネルギーから約75年間も0.3℃分のパワーロスが続いてしまったらその影響は決して小さなものとは言えません。他から一切補助されないのですから大変な事です。太陽活動が安定している時代は静寂期が短いのでその影響が軽微かもしれませんが、長く続く時代には進行と共にそれなりに影響が現れてくるのかもしれません。



第十二章は以上です。参考まで。




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あらたな事がまとまりましたら、またこのように解説させて頂きます。


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『ままもぐ』登場
本日はたいへん長い記事にお目通しいただきましてありがとうございました。
インターネット絵本もぐらのもぐ。最初は静止画像によるネット絵本だったのですが、(株)FOOMさんがご厚意で動画化してくださりました。こちらは最新作の「その3」です。
ぜひ視聴してくださいネ♪




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http://www.mogura-no-mogu.com/
↑↑↑こちらはインターネット絵本もぐらのもぐ公式サイトです♪

本編は以上です。


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参考文献
順不同


https://www.jstage.jst.go.jp/article/agrmet1943/26/3/26_3_143/_pdf
やませ風時の気象的特質*一 特に日射量について一 佐々木信介教授 卜蔵建治(ぼくらたけはる)教授(弘前大学農学部)

https://www.jstage.jst.go.jp/article/agrmet1943/48/2/48_2_187/_pdf
東北地方の冷害とくに「やませ」の発生と対策に関する知見の普及・教育 卜蔵建治教授

https://www.jstage.jst.go.jp/article/agrmet1943/54/3/54_3_267/_pdf
東北地方 における水稲の冷害対策 の進展  卜蔵建治教授(弘前大学農学部

※現在こちらの正村氏の論文を我々が再編集しております。新記事として公開予定です。
https://www.metsoc.jp/LINK/LongForc/Grosswetter/43.pdf
北日本の冷夏の周期性と熱帯太平洋 SSTとの関係 東北農業研究センター 菅野洋光氏他

http://www.jma-net.go.jp/sendai/wadai/touhokukikou/kikou_Natu.html
仙台管区気象台公式サイトコンテンツ 東北地方の気候~夏の天気~

https://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/2017/06/20170627_01.html
冷夏をもたらす「やませ」に新説 掲載日:2017年6月27日

http://kutty.og.u-tokai.ac.jp/~kunio/history/hist/2006/inabe/inabe.pdf
東海大学 海洋科学研究Ⅰ-やませについて- 著者:稲部拓也氏

http://www.i-apple.jp/thesis-pdf/200410edo.pdf
江戸時代からの飢饉と気候の関係 寺澤 泰氏・寺澤 正直氏(長野電波技術研究所)

http://www.icrr.u-tokyo.ac.jp/~hmiya/Miyahara090414.pdf
中世の温暖期と近世の小氷期における太陽活動と気候変動:東京大学宇宙線研究所 著者:宮原ひろ子助教(現在武蔵野美教授)

http://www.icrr.u-tokyo.ac.jp/ICRR_news/ICRRnews72.pdf
ICRRニュース宇宙線が気候変動に与える影響を探る:東京大学宇宙線研究所 著者:宮原ひろ子助教(現在武蔵野美教授)

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jgeography/119/3/119_3_510/_pdf
過去1200 年間における太陽活動および宇宙線変動と気候変動との関わり
著者:宮原ひろ子教授

http://www.isee.nagoya-u.ac.jp/CR/research/c14/
宇宙地球環境研究所 年輪中炭素 14 測定 三宅芙沙(みやけふさ)准教授

http://www.ishikawa-lab.com/pdf/20151130-1.pdf
歴史から読み解く気候変動 石川 宏工学博士

https://ci.nii.ac.jp/els/contentscinii_20180730012653.pdf?id=ART0001153503
飢饉の歴史地理学的研究一 インドを中心として [2 ]日本 の 事 例 二木敏篤氏 ・ 井手口敬氏

【日本国民必見の内容です】
https://www.pref.miyagi.jp/uploaded/attachment/299929.pdf
宮城県公式サイト:宮城県災害年表
こちらを、太陽活動周期リストをプリントアウトの上で参照しながら読み込むと様々な事が見えてきます。

近世の飢饉と青森の民衆※天明の飢饉は『やませ』との情報はこちらから
http://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kyoiku/e-kyodokan/files/2010-0604-1458.pdf
青森県庁公式ウェブサイト

史跡として残る中世の飢饉
http://www.geocities.jp/m_kato_clinic/hist-kusa-1.html
仙台の『くさむら塚』をさがす・宮千代加藤内科医院さん公式サイト

2005年にこの発表はさすがの読みです。CO2人為的温暖化についての批評
http://www.takenoma.com/article/2005/05/31/592/
竹田恒泰公式サイト 竹の間

『企画力』
著者:田坂広志教授

参考情報
10の行動規範 5・自分に厳しく、人に必要とされる長所を磨き続けること
発信者:本田佳祐氏

以上、日本の各学会の優れた学者さんの文献などがあり今回の論考が生まれました。
どの文献も分かりやすく秀逸な内容でした。


あとがき
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『ぱぱもぐ』より

 これから考察したい事は、マウンダー極小期のような状況のような無黒点がしばらく続く時代にどこまで磁力が低下するのか?という問題です。黒点がゼロになってもなお磁力弱化がどこまで進行するのか?考えてみたいと思います。ついつい黒点の数で考えがちですが争点は磁力です。

 2018年の日本の気象は観測史上初とのレアケースが多発しております。それが太陽の磁力と因果関係があるのか?現時点では慎重な立場をとりノーコメントとしておきます。もしや?と気づきがあるにはあるのですが次回以降に持ち越しましょう。いずれにしてもこうは言えます。実はもっとも大きな事を人類やもぐらが気づいていないのかもしれない、と身構えておくべき。ある程度科学が発展した人類ともぐらにとって無黒点時代は初めての事です。現代の科学レベルを過信すべきではないでしょう。
 以上です。おおよそこのような事ではないか?それがある程度明らかになっていれば幸いです。またどこかでお会いしましょうノシ
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「お~い!たてもぐ、よこもぐ、お家へ帰ろう!」
「は~い!」
「いっぱい遊んでお腹がペコペコだ~!」
「それじゃあ、かえるさんも一緒に帰りましょう。にらさわさん、それじゃあまた次週に」


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『かえるさん』より
今日は楽しかったケロ。それじゃまたねケロ。ノシ


『にらさわ』
もぐらのもぐファミリー、そしてかえるさん、今日はありがとう!(๑•̀ㅂ•́)و✧

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もぐらのもぐ作者より

 NHKコズミックフロント・迫り来る太陽の異変にて名古屋大草野完野教授「この問題は非常に分野が広い。気象学、気候学、太陽物理学、地球系物理学、従来全く違う学問領域、学会で行われていた知識を総動員しなければならない」とのコメントが。
 今回はマーケティング界の人間である私が、予算ゼロで人類への影響は?その備えは?というテーマに絞って実態の解明に挑戦してみました。マーケティングという仕事は限られた情報から未来を予見する事、時にはその未来を変える事が業務領域です。気候を予見しマーケティング企画する事もありますので、実は門外漢ではなかったりします。
 データを掻き集め未来を予見する能力の開発は経験上行われていたので、そこで鍛えられたイマジネーション能力を利用し『ぱぱもぐ』『かえるさん』らの協力を得て今回の『太陽活動低下が及ぼす人類への影響。その備えとは:もぐらのもぐ相対性論考』が完成しました。
 今回のエントリーはこれで以上です。さっそく面白い発見がありまして、体力回復次第企画してみます。現在血液の病を治療中であり、人生で初めて余命宣告的なものを賜ってしまったので仕事の量を減らして今夏は静養中です(先天性のもの。うちの家系は多い)。ここでさらにギアチェンジして次々と前進したいのですが、まずはエネルギー補充したいと思います。(より整理整頓して論文として発表予定です)

今日という一日を大切に。この世界に生きている事、それは奇跡の上に成り立っています。

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「世界に良いエネルギーを広めましょう」
Dedicated to Brittany Maynard(November 19, 1984 – November 1, 2014)