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ヒノキ、アスナロ、サワラの葉の見分け方。みわけ方。わかりやすい画像 の巻 [やくだつ系のじょうほう]

ヒノキ科の葉の見分け方。ウェブ上で最も分かり易い画像となるようにまとめてみました。

先日、葉の見分けミスから発生した切ない事件がありまして、二度とそのような事件が起きないようにと願い、ここにバシっと公開しておきます。

ヒノキ科の葉は、鱗のような形状なので、鱗片状(りんぺんじょう)と呼ばれています。

では早速個別に紹介。まずはヒノキから。

★ヒノキ科 ヒノキ 漢字では檜、桧
葉の裏側です。実生の小さな苗にもこのような模様が現れています。すぐに見つけられるでしょう。
Y字状と言われます。たしかにそう見えますね。盆栽にはあまり向いていません。理由は別の機会で。
木材としては建材に最高です。耐水性が素晴らしい。日本の文化に欠かせない木です。
高級ヒノキ材は木彫りにも。※ただし耐水性が強いのは丸太で見れば分かりますが赤い部分のみ。周囲の白い部分の耐水性は低い。屋外のものをヒノキ材で作るのであれば赤身のみで作りましょう。
hinoki-up.jpg


★ヒノキ科 サワラ 漢字では椹
X字状と言われます。確かにそう見えますね。盆栽にするならサワラの方が向いています。生命力が旺盛で元気に葉を茂らせます。木材としてはヒノキに価格や質で劣る印象です。
sawara-up.jpg


★ヒノキ科 アスナロ 漢字では翌檜、翌桧とも。地方により、ヒバ、アテ、ツガルヒノキなど
アスナロは葉が大きいです 。葉が見た目通りの堅さです。木曽の山ではこのアスナロが多く発生し始めてヒノキを脅かし始めているとか。
木材としては、シロアリが避ける傾向にあるとの事で家の土台に利用すると良いそうです。高級なアスナロ材なら木彫りにも。
asunaro-up.jpg



比較画像 葉の表側 タップで拡大。縮尺は合わせています。
sawara-hinoki-asunaro-omote.jpg

比較画像 葉の裏側 タップで拡大。縮尺は合わせています。
sawara-hinoki-asunaro-ura.jpg


★切なくも心温まる事件とは?

僕の住む南関東では、ヒノキとサワラなら近所に多く生えていますし、盆栽としてのヒノキとサワラはいくつも育てています。

しかしアスナロは近所には生えていないし、アスナロは葉が大きいので盆栽には向いていなく、身近な存在ではないので入手困難と言えます。

そこで、某サイトの個人出品にて、アスナロの苗を発見。まずはクリックして詳細確認。画像がボケボケ不鮮明。アスナロという出品名ですがサワラに見えたのです。疑念を感じて質問させて頂きました。サワラではないでしょうか?と。
「画像は不鮮明ですが間違いなくアスナロです!自宅の庭に生えており種から発芽したものです」とのこと。
なるほど。僕の見誤りかと購入決定。生態研究に使いますというお話をさせて頂きました。
それから数日後のクリスマスの日。念願のアスナロの苗が!さっそく梱包を解くと‥‥‥

サ‥‥サワラじゃん!!!!!!@@,

クリスマスという事もあり、オマケとしてすごく元気なサワラをもう1本同梱してくださっており、涙で前が見えなかったです。

しかし、東北の寒さに慣れた強いサワラは貴重です。ちょっとしたアクシデントとなりましたが、すごく嬉しいクリスマスとなりました。今回の記事のサワラはプレゼントで頂いたサワラの葉です。

とはいえアスナロをどうするか、と探していたら、楽天サイトにて熊本県の業者さんから購入できました。それが今回の記事のアスナロです。さきほど届いたばかり。

やっと入手できた。欲しいと思って三ヶ月が過ぎておりました。

ちなみにヒノキの葉は、ときがわ町生まれの樹齢10〜14年程度の苗です。僕が四年ほど鉢で育てています。