もぐらのもぐ インターネット絵本←こちらからリンク
So-net無料ブログ作成

盆栽「四季」さん:静岡県伊東市の紹介 [盆栽のはなし]

こんにちワニ

先日仕事の打ち合わせで伊豆方面へ行きまして「伊豆 盆栽園」と検索してヒットした、盆栽四季さんへと行ってきました。

ズバリ、個性的でおおらかな盆栽園さんです。


伊東市の山の方へ数キロ上がったあたり。


周囲の染井吉野が8割咲きくらいであり、例年に比較し開花がかなり遅れている、との事でした。なので、新緑の季節に行くと、棚場がさらに素敵な風景になるでしょう。

さて、盆栽四季さんのポイントは、伊東の山の自然と、棚場が融合しているのです。コケや山野草が辺り一面に生息しており、そのコケ達が盆栽の鉢の中にもお邪魔しま~す♪と一緒に住んでいるのです。自然盆栽というのでしょうか?並の盆栽達ではありません。

shiki-2017.04-11.jpg

shiki-2017.04-02.jpg

つづきます



shiki-2017.04-03.jpg

こんな感じです。この画像ではコンパネを棚板にしているわけですが、コンパネには適度に湿度を含みますので、コケが豊富にくっついており、コケの中に山野草が芽生えたりしております。
そして、寄せ植えの鉢の中にも雪崩れ込んでいるのです。

盆栽四季さんはご夫婦で経営なされているのですが、ご夫婦さんはおおらかな方なので、敢えて、神経質に取り除く事なく、自然と盆栽の融合を楽しんでいらっしゃるご様子。ですから、他にはない自然盆栽が育っています。旦那さんと意気投合していろいろおしゃべりしてしまいました。あっという間の時間。

shiki-2017.04-09.jpg

お!雰囲気がいい子。よく見てみよう(結局購入)

shiki-2017.04-04.jpg

この子の場合は、小さいうちに真っ二つに裂けた痕跡があります。きっと間伐の際に切られてしまったのでしょう。芽吹きなおしたところを鉢に持ち込み、数年以上が経過したと思われます。裂けた傷を癒すかのようにコケがくっついています。

まさに、コケむしています。コケの胞子がニョキニョキと顔を出しています。これは素敵だな~。これは一つの風景だ。

shiki-2017.04-18.jpg

shiki-2017.04-07.jpg

この子もいい感じ。(結局購入)

shiki-2017.04-06.jpg

本当におおらかなご夫婦で、けっして敷居の高い盆栽園ではなく、きさくに、接してくださいます。

shiki-2017.04-10.jpg

shiki-2017.04-14.jpg

神経質に針金掛けをした盆栽は確かに美しいが、整形美人的不自然さを感じる。だからどうも苦手という方も少なくはありません。

盆栽四季さんの盆栽は自然的。肩肘張る雰囲気の品ではなく、自由に育っている雰囲気。

shiki-2017.04-15.jpg

こちらはコナラ。山の間伐で幹を何度も切られてしまうも、その度になんども芽吹きなおしてきた子でしょう。樹齢でいえばそれなりに古いはず。

shiki-2017.04-16.jpg

幹肌が古い。それなりの樹齢ですね。山から採った素材なので、いわゆる山採り素材。

樹は不思議ですね。これでもしっかり生きています。


shiki-2017.04-12.jpg

僕は5鉢ほど譲って頂きました。僕の家の環境とは異なるので、ちょいと工夫して、この雰囲気を維持できるように努めてみます。

また遊びに行きます。

自然との融合。自然盆栽。素敵ですよ。他にない品です。盆栽四季さんの世界観に共感を覚える方はぜったいに行ってみるべし。僕はまた行く事を楽しみにしています。

行ってよかった。

shiki-2017.04-13.jpg

shiki-2017.4-01.jpg

あとがき
実は・・・・二日連続でお伺いさせて頂きました。
まずは初日・・・・1鉢譲って頂きました。そして、一晩考えたのです。
あの子とあの子・・・あの子はどうしても育てたいな・・・・

よし!行くか!!!

と、決心を固めて向かったのでした♪

競りで仕入れてきたものを、ほぼ転売している盆栽園さんが多いのは事実です。そうなると盆栽ブローカーですね。

そんな中において、盆栽四季さんだからこそ、この環境だからこそ育っている盆栽なのが、感動を覚えるポイントかなと僕としては思いました。

ご予算1000円くらいより


連絡先、雰囲気などはこちらで
http://izu-sanpo.com/shiki/


【追記:その後】

shikii-2017-04-16.jpg

上記リンク先の伊豆散歩さんの管理人さんが、盆栽四季さんから購入した品が、自宅で調子を崩しているとのこと。

なるほど。四季さんの環境は特殊です。かつ山間が絡む問題なので、対策が必要でしょう。

僕の場合はこんな環境を準備しました。

プランターに赤玉土を大量に放り込む。※湿度を高めにする目的。赤玉土の表面が乾いていたら水を与える。

プランターのフチより低い位置に鉢を埋め込む。※風がコケに当たらないようにして乾燥を遅らせる。しかし樹には風通しが良い方がよいので、株元への風通しを遮断するイメージ

こんな状態で様子をみます。プランターのフチを利用した防風は想像以上に効果がありますよ。

購入してから一週間ほど、この環境を準備できなかったので、コケが乾燥気味でしたが、この環境を準備したら青々としたままです。きっと、このプランターの全体にコケが増殖していく事だと思います。