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川口市のおすすめ盆栽園といえば矢島清芳園さん。(おススメ [盆栽のはなし]

盆栽の話 川口市の矢島清芳園(やじませいほうえん)さん

2018.2.18追記あり七度目の訪問

埼玉県には旧大宮市の盆栽町があり、老舗盆栽園がありますが、数件が残るのみであり、川口市の方が盆栽園が多く集まっております。大小合わせれば3ケタになるとか。

先日、打ち合わせの帰り道に川口市に寄ってみましたが・・・・・まさに天国。

クルマで街を走るとあちらこちらに盆栽園さんが!すごい!

盆栽世界大会でもらった川口盆栽マップを見て、雰囲気で探した数件に伺いました。今日はそのうちの1件を紹介します。


矢島清芳園(やじませいほうえん)さん 小品(しょうひん)・雑木(ぞうき)が主。数千鉢あるかと思います。生産されております。すごい数。大変なお仕事だと思いました。(仕入れたものを仕立てて販売しているものもあるそうです)

※ネット上に矢島清芳園さんの情報がほとんど無し!知る人ぞ知る盆栽園さん。ウェブサイトをお持ちでないようです。現地近くの看板は清芳園と三文字の表記なので気をつけて下さいね。川口盆栽マップでは矢島清芳園との表記なのでこのブログではそちらに合わせます。

自らたちの手でも育てている、生産家である盆栽園さん。競りで仕入れてきたものを次々売って行く盆栽園さんもあるなか、矢島清芳園さんは生産されています。(僕は気づいてしまいましたが・・・矢島清芳園さんはプロの方が仕入れにくるいわゆるBtoBポジション。ちょっとした事で僕は気づきましたが有名盆栽園が仕入れにきています。当然にプロは仕入れ先を口外しないものですからそれで一般生活者には知られていないようです。通と言うかプロの間では知られた存在なのでしょう)

常に数千鉢ある訳ですから、体験やノウハウが圧倒的です。僕は様々な盆栽園に伺っておりますが、この盆栽園さんの知見はズバ抜けている印象を覚えました。だから話がとても楽しい。

人生においての植替え回数にしても膨大な経験をされておりますから、並みの盆栽園さんとは比較にならない経験値なのでしょう。圧倒的な説得力があります。

1500円くらいから。矢島清芳園さんなら1万円あれば素敵な品をいくつか買えますよ。価格控えめ。プロはここで仕入れた品に少々手を入れて数倍~10倍程度の価格で販売しているのでしょう。

いわゆる好素材というのでしょうか。完成樹ではなくもう少し手を入れるとより良くなるという品に留めてあり、買い手の方で個性を出せるようにという思いがあるそうです。だから育てるのや仕立てるのが好きな人は何時間も眺めてしまうでしょう。

ケヤキの素材といっても数百ありますから、それを全部チェックしていたら大変な時間です。楽しいですが。

温厚な園主さん。話が弾んで昭和時代の資料を見せてくださったり、とんでもないノウハウを教えて頂いたりと、あっという間の1時間だったと思います。

雑木に強いという事で、ケヤキやブナ、モミジ、ウメなど、様々な樹種がありました。また、珍しい品種物も様々ありました。生まれて初めて見た品種も。イチョウの葉に銀杏が発生するなんて初めて見聞きしました。サツキ、黄梅、ツバキ、おおよその樹種はあると思います。

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↑こちらは矢島清芳園さんで購入した品の一つ。クヌギ。自然にうねるように育てられた盆栽。冬なので葉が枯れておりますが、春になると青々とした葉が。こちらは針金を一切使っていないもの。会長さんが育ててきた樹です。あと数鉢あったかな?

僕は、針金掛けを基本的にはしないで、鋏(はさみ)だけで作っていくスタイルがナチュラルでは?という境地に辿りついたというお話は先日しましたが、矢島清芳園さんでその話をしたら、それはオールドスタイル。針金が無い頃はそうだった。時間が掛かるが自然な風情になる。それは素晴らしい。実は近年、そのように回帰する人達が表れてきている。との事。園主さんはそのスタイルも推奨との事で、ノウハウをいくつか教えてくださいました。

これは僕の私見ですが、針金掛けで作り込んだ盆栽は、韓国アイドルグループの超整形美人のようなのです。整っていると言われれば整っている訳ですが・・・・・。

 盆栽を始めようかな?という方にも、矢島清芳園さんをお勧めします。園主さんのお人柄とお品の両方の意味においてです。

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 素晴らしい性質の二年生のケヤキを購入しました。素晴らしい。葉がとても小さいです。※数か月後にお伺いし、もう1鉢同じケヤキを購入してきました。

これでケヤキは実生素材を合わせれば10鉢を超えました。今回のケヤキちゃんは素直に育ててみます。

二度目の訪問では、旦那さんとお父様もいらっしゃいまして、今回も貴重なお話をたくさん教わりました。なんと、僕の事をよく覚えていて下さりました。川越市からお越しでケヤキを買ってくれたお客さんですね!と。おお!嬉しいなあ。

三度目の訪問では、僕のレベルをだいぶ把握してくださったようで、僕の今の景色に合わせたお話をしてくださいました。

そして四度目の訪問も。僕はケヤキに絞って質問させて頂いておりますが目から鱗なお話を今回も教えて頂けました。知る喜びってありますよね。ですから掲載はしませんがみなさんもぜひ行ってお話されてみては。

気づけば数えきれないくらい通っています。何度も通っているうちに、現物を持っていき、植替えや剪定を隣で補助して頂きました。盆栽は本や動画ではダメですね。実際に隣で指導してもらうべき趣味。どの小枝を落とすか?根の整理。隣で細々と指導して頂かないといつまで経っても正しい方法を覚えないでしょう。

隣で指導して頂きながら作った品があるのですが、僕一人ではぜったいにこんな素敵な状態に作れなかったな~と思います。うーーーん。盆栽は奥が深すぎますね。本当に楽しい。矢島清芳園さんに出会ってから盆栽に完全にのめり込んでしまいました。本当に楽しい。

三代に渡り常に数千鉢を育てている盆栽園さんは、圧倒的なナレッジがあります。

最近では季節変わりに顔を出すようになりました。どの季節にいっても見所があります。

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こちらも結局僕が購入してしまいました。紅葉がとても綺麗です。素材としての品なので落葉後に剪定しました。葉がしだれております。ちなみにこの画像の背景は矢島清芳園さんの様子ですよ。購入したのはこの撮影の数週間後です。紅葉の様子から落葉の姿までをみて購入を決意しました。

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こちらは某盆栽協会の会長さんがかつて大切にしていたケヤキとの事。体調を悪くし数年水やりだけになってしまっていて枝の強弱が崩れてしまっているとの事ですが、その会長さんの精神性みたいなものをこの樹から感じます。僕は一目惚れしてしまいました。二か月ほど冷静に間を置いた後に結局は僕の棚にお招きする事に。名樹が暮らしの側にあると日々が素敵になるような?
このケヤキは幹肌のヒビ割れが美しいです。こんなに緻密にヒビ割れが起こるケヤキは国風展でも見かけません。巨大なケヤキのミニモデルのようです。僕が育てている樹齢40年のケヤキ(一人の盆栽士さんが種から育てていたので間違いがない・1978年生のケヤキ・他のページで公開しています)はヒビ割れが大きいです。ヒビ割れが緻密であるほど価値が高いのでしょう。とにかくこのケヤキのヒビ割れは緻密。会長さんはこれを知っていて育ててきていたのか?挿し木で増やそうかな。といってもヒビ割れが起こるのは数十年後の話になりますが。


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こちらも購入。敢えてノーコメント。よーく見ましょう。そして何かに気づけた人はそれなりの域の方でしょう。

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3月29日の様子。駄温鉢に植え替え。来年春に化粧鉢に。慌てない。慌てない。

★まとめ★
園のすぐ隣に江戸時代のお城跡のお堀がありまして歴史を感じる土地です。(赤山城跡・土塁などが残っている)昔は縄文土器の欠片がゴロゴロ落ちていたそうです。古くからヒトが暮らしていたんですね~。ちなみに赤山城はかなり大きかったようですよ。

とにかく数。とにかく経験。盆栽を教わるにはそのような盆栽園に通うべし。矢島清芳園さんに通える人はラッキーだと思いますよ!

なお、矢島清芳園さん近くの案内看板は「清芳園」という表記になっております。注意してくださいね。

048-295-0158

川口市 赤山774 



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