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日大アメフト問題。選手間で示談成立ニュースの件 [まじめな話系]

関西大選手(被害者)と日大選手(加害者)の間で示談成立とのニュースが。
示談金30万円との事。

日大監督の絶対的といえる指示がありタックルが行われた・・・・これ、前提ですよね?
アメリカンフットボールはチームプレイ。タックルは一人の選手が実行しましたがそもそもチーム員が揃っていなければゲームが成立しないわけです。そこでなぜ一人の選手と示談が??

チーム間ではなく選手同士が話し合い示談。そこに至った論理構造が見えないですね。そのような関係での示談は社会通念的ではないのでなんとも言えない状況ですね。正に前代未聞の話です。

そもそも示談の是非について考えたいものです。

大学間のチーム戦における試合中のトラブルについて選手の親がリードし、相手選手に個人的に示談書や賠償金をやり取りする・・・・・しかも絶対的な立場の監督から直接的指示があったアクションに対しての示談という訳ですから。洗脳下にあったとも言えます。それはちょっとビックリですよね。極端な話です

相手チームの代表や大学を相手取ってではなく選手個人。しかも絶対的な指示があったと推認される状況下での選手個人に対して示談書を取り交わし賠償金を受け取ったというのは、うーん。どうなんでしょうか。話の筋が通っているようには、常識的な見地からは思えません。

ただ言える事は、どうしてそのような社会通念的ではない前代未聞な示談の話が持ち上がったのか?示談に至った論理構造を分かりやすく公表するべきでは?世間一般がなるほど。それならそれは正しいと納得できるような。

現状、「示談できて良かったね」と手放しで拍手できる話ではないような?

日本は前例に従う風習がありますから、少年野球などで選手同士が衝突して怪我をさせた場合などに、親が出て行って相手選手個人に対し示談書を執筆させたり金銭を要求するような事が起こり始めるかもしれません。デッドボールで負傷した時にピッチャーを相手に示談書と示談金を求める事案も起こり得るかもしれません。時には相手チームや選手にプレッシャーを掛ける目的で騒ぎ始める親なども現れるでしょう。過剰な示談要求が起こり得るでしょう。

そんな影響があるという事は想像に容易な訳でそのような事に繋がらないように今回の示談に至った論理構造をしっかりと公表すべきです。

スポーツは接触などが日常茶飯事。悪質な命令で負傷させるという事はレアケースでありますが、選手間での示談や示談金のやりとりについて、なぜそのような特殊なやりとりに至ったのか?しっかりと説明しておかないと今後の日本のスポーツ界に悪しき影響を与える事になるでしょう。

組織、チームを越えて個人間で示談と賠償金のやり取り。どのような状況であればチーム相手ではなく選手間の示談というものが持ちあがるのか?線引きをしっかりとして国民に明確に示しておくべき。

今後の影響を考えると・・・・・示談と言う結果を先行で公開してしまった事がベストな選択だったのか?疑問が残りますね。

早く収束させたい人、とにかく確証を残していきたい人の思いが示談という結果に向ったのか?憶測でしかありませんが、悪しき前例になってしまう危うい示談である事をご理解されているのか?様々なことが危惧されるニュースです。

このような時にこそ、「主文後回し」で公表していくべきだったのでは?こんな展開であったらよかった?
・選手間での示談は前代未聞であるがこのような論理構造で示談について関係者で調整中であると会見を開き公表。そこで質疑応答時間を設けて、前代未聞の選手間示談について率直な意見を投げてもらう。応答しきれない質問は追って書面か何かで公表する。
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・本来スポーツ中の試合内での出来事で選手間が示談するという事は特殊。今後の日本のスポーツ界に影響を与える大きな出来事になるゆえしっかりと説明したいと主文後回し的に状況を公表しつつ示談前に示談の内容をドラフト状態で公表し世間の様子を伺い最終調印へ。
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・示談の内容を公表。スポーツ界で悪しき風習にならないように配慮しあらためて論理構造や経緯を説明。

こんな感じですかね。息子さんを思う親御さんのお気持ちは十分理解できるのですが、試合中の相手チームの選手個人に示談書を執筆させ賠償させるという事の社会的影響を熟考しているのなら主文から公表してこないと思うので、行き過ぎていないか心配です。被害者側とはいえ一線を越えているように見えかねない状況です。

 示談を成立させる事以上に、日本のスポーツ界に悪しき前例を残さないように根回しする事のほうが重要なのにその自覚や意識が公表までのシークエンスから伺えないように思えます。賢者の決断ではなく、功を焦った者の勇み足でなければ良いのですが・・・・空気を読んで進めているようには見えないから心配です。

示談金30万円。それは本来なら大学長から出されるもののはず。チーム全員で負担という話になると筋が通っているようには思えない次元に入ります。ところが今回はその次元を越えて選手個人が示談金を準備したというわけです。その示談においてチームやそれを介する大学の位置づけがどう理解されているのか甚だ疑問です。

求める事自体が筋が通っている話ではないような気がしないではないニュースでした。

これはあくまでも個人的な私見ですがタックルが暴挙である事は間違いありませんが、この示談は前提をしっかりと踏まえると世の常識やスポーツの精神性を越えたところでしか成立しない、ただの私怨の類にしか思えません。(僕の私見ではこの示談は暴挙)選手間の示談もまたスポーツマンシップにのっとっていないと言えます。あの状況であれば示談や示談金を求めれば相手側は言いなりでしょうがそもそも個人を相手にそれを求めるのってどうなのかなと思いました。あくまでも個人的私見ですが。それはそれでスポーツやアメリカンフットボールを否定するに等しい行為かも?

関西大学(被害者所属チーム)と被害者父の間では個人間示談についてどのような経緯があり成立したのか?そこも気になりますね。いくら加害者側とはいえチームとして参戦していたスポーツ中の事であり出向いて行って相手側から示談書と示談金を出してもらうという事をどういう心境で見守ったのか気になります。現状情報が無いので被害者父の勇み足に見えてしまいがちです。さすがに息子さんの所属するチームとは歩調を合わせていると思いたいのですが・・・・勇気と行動力があることは間違いないと思われますが社会的影響など空気を読めているようには・・・・・?

この示談について各チームの同僚や主将はどういう心境で迎えているのか?なおこの件に関しては被害者父が質問や意見は受け付けないと公表済み。とにかく結果を残したくて突っ走っていた様子。社会的影響をイメージできれば示談という結果、いわゆる主文先読みをしてしまったり、私人なので意見を受け付けないという展開にさせなかったはず。とにかく結果を残したいんだという大慌てな様子。今後の日本のスポーツ界でチームをこえて個人間の示談が発生しその結果スポーツ界を萎縮させてしまう事が心配されます。

もしも・・・・もしも、被害者父が後先考えずに突っ走って選手間示談を進めてしまっていた事だったとしたら・・・・日本のスポーツ界でこういう事が続きますよ。そんな懸念など常識的な人にすれば瞬時に思いつく事。それに対して心配りしているようには見えません・・・・大丈夫かな。

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