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佐藤琢磨選手、INDY500で優勝!!!すごい!! [モータースポーツのはなし]

【追記あり】

元ホンダF1チーム、スーパーアグリF1チームのドライバーであった佐藤琢磨選手が、INDY500で優勝しました。

カーナンバー:26

レーシングチーム:アンドレッティ オートスポーツ
スポンサー:http://www.ruoff.com/ ※住宅関連の会社
      他 パナソニック

マシンはHONDAです。

関連画像、動画などはこちらで視聴可能
http://gigazine.net/news/20170529-takuma-sato-win-indy-500/


【今日の記事は、佐藤琢磨選手の今回の優勝の価値を、インディカーレースってすごいの!?何それ?という皆様に向けて執筆しました】


アメリカで開催されているモータースポーツで、F1のような形の、いわゆるフォーミュラーカーで走るレースです。

 アメリカでは、ふつうのセダン形のクルマで走るレースNASCAR(ナスカー)と、今回の話題のテーマのインディーカーレースの二つのモータースポーツが人気で、F1は欧州圏を主に人気がありますが、アメリカでは独自のインディーカーレースとNASCARのレースが開催されており人気です。日本では稀に民法にて放映されています。(スポーツ専門チャンネルで視聴可能)

それらのモータースポーツは、アメリカにて映画化され、日本国内で上映されているので何らかの形で知っている人が多いかもしれません。

 アメリカのモータースポーツでクルマに張り出されている企業スポンサー、かつ日本人でも知っている企業名や商品名といえば、マクドナルド、ケンタッキー、コーンフロッグやセブンイレブン、バドワイザー(ビール)などを見かけます。日本のモータースポーツでは見かけないアメリカ市場らしい企業が集まっております。

トヨタやホンダが車体やエンジンを開発し、参戦経験があったり参戦中であったりと、日本のクルマメーカーとしてアメリカの文化に参加し、アメリカの生活者と関係を深めるコーポレート・コミュニケーションとしての側面も持ち参戦していたりします。(トヨタF1前期で活躍された冨田会長、高橋敬三DTCらはF1参戦の前にインディーカーレースで苦労され活躍されていた。僕はパナソニック・トヨタF1チーム公式サイトのディレクション、監修、進行管理などを一時期務めていた)


 そして、インディーカーレースは年に数十戦開催されるのですが、その中で、年に一回開催される大きなタイトルレース「INDY500」は、インディアナ州にあるインディアナポリスサーキットで開催される、500マイルの距離を誰よりも早く走り抜けた人が優勝というレースです。

 第一回目の開催は1911年。すでに100年を越える歴史があるのです。(太平洋戦争が激化した1942から1945は開催されず。ベトナム戦争、湾岸戦争の最中は開催されていた)

 INDY500が年間のレースの中でも、特別なのだという事を、身近な事で例えるなら・・・・人気バンドがあったとします。全国ツアーに回っていたとします。地方ではそこそこのホールの大きさでも、東京ドームでの開催の時は、それなりの動員数と盛り上がりになりますよね。
 INDY500とは、東京ドーム開催のライブのような、ワンランク上の、盛り上がるレースとイメージして頂いて良いでしょう。インディアナポリス・サーキットは広大なサーキットです。

 インディーカーレースの年間スケジュールにおいて、特に大きなタイトルレースであるINDY500。はちゃめちゃ盛り上がります。広大なサーキットに観客は満員です。チケットは人気で販売すればすぐに売り切れてしまいます。このレースの観客数は30万人以上と言われております。ものすごい人気です。日本のスポーツイベントのような水増しされた数字ではなく実数だと思いますよ。広大なサーキットの観客席は大勢の人が入場しております。(日本のモータースポーツの観客は、日本最高峰クラスのレースでも東日本では観客が100人にも満たない事があります。場内放送で「今日は観客のみなさん1万人が訪れています♪」と盛りに盛って放送する。野球などでも盛り盛りアナウンスが多いようですが・・・)


 そのレースはアメリカ国内において大変視聴率が高いし、歴史があるタイトルレースなので、そこで日本人が優勝し名を残したという事は、アメリカのモータースポーツの歴史に名を残すという大偉業なのです。日本人初という事でもありますが、そもそも、そう簡単に挑戦できる世界ではないので、今後100年以内にもう一度起こり得るとは思えないです。(過去にパナソニック創業者の孫にあたる御曹司のヒロ松下さんが参戦していた。優勝経験無し。余程の条件がそろわないと参戦自体難しい)

 そもそも、日本ではモータースポーツの人気は低迷したままですが、アメリカや欧州ではそんな事はなく時には40%を越える視聴率を記録する大会や国があるのです。

 日本は世界的に有名なバイクやクルマメーカーが多数あり、製品を生産する事が得意でしたが、その文化を作る事には積極的ではなく、くだらない番組のスポンサーとして大金を投じる事はあっても、自国のモータースポーツ開催などにはあまり積極的ではなく、プロドライバーの給与は欧州のプロドライバーらに比較してガッカリです。メーカー自身らが文化の創造に積極的でなく誰が大ナタを振るえるのか。くだらない番組へスポンサーとして投じるお金を整理整頓して優勝賞金などへ回せば何かが変わるのに・・・。
 まあ、そんな事情があり日本では社会的地位が低いプロドライバーやモータースポーツの世界ですが、欧米では日本のそれらとは全く別世界なのです。例えばF1ドライバーで成功すればスーパーセレブになる事ができます。

 そのような文化の違いを踏まえて、今回の佐藤琢磨選手の優勝を捉えなくてはならない訳ですが、今回の佐藤琢磨選手の優勝のニュースは、日本でもそこそこ話題になりましたが、世界レベルでの方が大ニュースになっている事でしょう。なんと!日本人が優勝したぞ!やるな!と。100年後でもアメリカでは語り草になっていると思いますよ。2017年大会は日本人のサトウが優勝したんだぜ!あいつは凄かった!と。


 インディアナポリスは、日本にあるサーキットツインリンクもてぎのように、グルグルと楕円形のレイアウトのコースとして利用でき(競馬場のようなイメージ)、最高速度に近い速度で走りっぱなしであり、ぐるぐる回るだけで単純そうですが、観客にすれば最高速度に近い速さで目の前を走り抜けていくので迫力があり、野球スタジアムのようなレイアウトなので、サーキットのコース全体を俯瞰して観る事が出来るので、観客は全時間、迫力あるレース観戦ができて楽しめます。(ふつうのサーキットで現地観戦すると、目の前を走って行ってしまうと、もう1周してこなければ何も見えない事ってありますよね)※そのような競馬場のようにグルグル周回するサーキットを「オーバルコース」と呼びます。


 ふつうの、コーナーが連続するサーキットは、みなさんの想像よりも、アクセルを全開にする時間が短いものです。ブレーキを踏んでいる事の方がアクセル全開時間よりも長いのです。
 しかしINDY500は、コーナーに傾斜がついており、高い速度を維持したまま、競馬場のように(オーバルコース)、グルグルと周回するレースなので、アクセル全開の時間がかなり長いのです。例えば日本にある鈴鹿サーキットでは長い直線の終わりの方で300キロに到達するのですが、INDY500が開催されるインディアナポリスのグルグルと周回するコースでは、常に300キロ以上の速度で競争するのです。超高速レースです。なお、コーナーはすべて左曲りですから左周回という事になります。

 しかも走行距離は500マイル。1.6倍にするとキロメートル(約)に換算できます。
約800キロもの距離を、ものすごい速さで走りっぱなしなので、事故を起こせばド派手なクラッシュシーンになりますし、アメリカ人的には、このムチャクチャなレースを大興奮して観戦し、テレビ放映でも釘づけで、アメリカ国民の皆が大好きなレースです。※インディーカーは、最高速度は時速370キロ台に達する事があります。※燃料はガソリンではなくアルコール燃料です。※約800キロの走行距離を2時間ちょっとで走りきる。

 レース中の平均速度は350キロくらいです。かなりヤバいレースです。アメリカ人はクルマで危険な事をしたり、それを楽しむ事が大好きなので、そんな国民性に響くのでしょう。

 YouTubeあたりで動画が上がっていると思いますが、めちゃくちゃ速いですよ。ハンパじゃないですよ。固定カメラの映像では衝撃を受けると思います。超速で迫ってきます。本当に危険だなというのが分かります。

アメリカンモータースポーツはデンジャラスを売りにしたショービジネスというテーマがあるのかな?危ないほど盛り上がるような?欧州のモータースポーツはスポーツ的指向。アメリカンモータースポーツはショービジネス指向という違いがあるかも。

 死者が出るほどのデンジャラスなハイスピードバトル。そんな危険な大会だからこそ人気があるし、そのレースに出場する選手、そこで優勝した選手は国民からヒーロー扱いされる事でしょう。佐藤琢磨選手はアメリカのヒーロー入りを果たしたと言えます。

今回のINDY500での佐藤琢磨選手の優勝は、アメリカンドリームの世界の話。日本の文化では計れない価値があります。



さて、今回の佐藤琢磨選手の優勝の話へ。

過去のINDY500にて、佐藤琢磨選手は優勝できそうな事がありました。最後の最後で掛けに出て失敗。見事砕け散ったのでした・・・・。惜しかった。

佐藤琢磨選手は爽やかなルックスとは裏腹に、けっこう危ない賭けに出て、チーム関係者やファンを沸かせます。(巻き添えを喰らったチーム関係者はオカンムリ)

 このままゴールすれば2位。もしかしたら砕け散るかもしれないけどリスク覚悟で優勝を狙おうか?というシーンがあったとします。しかもそのレースは大きな大会で、日本人初優勝も掛かっていたとします。ふつうは守りにまわって2位を死守しようとします。
 そりゃトロフィーがもらえればチームの皆でレースの帰路は笑顔になれますからね。結果は大事です。日本人で初めての2位でも賞賛ものです。2位とクラッシュでは天と地との差です。もしもクラッシュし、ションボリとお通夜ムードの帰路は重苦しいものです。レース関係者はお家に着くまでがお仕事ですからね。

 しかし! 佐藤琢磨選手は、そういうシーンで迷わずにリスクを覚悟で優勝を狙っちゃうような勇気あるドライバー(無謀とも言う)なのです。一か八か?勇気をもって飛び込んでいく。そこが佐藤選手の魅力でもあるのです。ヒヤヒヤものですけどね。このエピソードは2012のINDY500での実話。クラッシュして終了したけど物凄く盛り上げたのです。

 おいおい、そこでアクセルを踏んでいくか!という、観客が総立ちするような見せ場を作るドライバーなのです。
 きっと佐藤琢磨選手は、打算をしないタイプなのだと思います。今目の前のクルマを追い抜くこと以外考えないのだと思います。その瞬間、直感的にイケるか?イケないか判断し、イケると思えば飛び込んでいく。あまり空気を読み過ぎると、2位でも賞金が手に入るわけで、その賞金を自分のものにできるか?チームに入れるのか?分配か?ドライバーとチームの契約次第なのですが、賞金という側面もありますし、時には深夜にまで及ぶメンテナンス、スポンサー探しをする営業スタッフらチームスタッフへの気配りという意味でも、ふつうの日本人であれば空気を読み過ぎてしまい無難に2位を狙ってしまうものですが、佐藤琢磨選手は、レース中はそういうマネジメント的な理由でレースの戦略を考えるタイプではないという事です。

 そんな理由もあり、その清々しいキャラクターは、アメリカ人からも人気がある選手なのだと思います。今回の優勝でさらに人気が高まるでしょう。(僕の中でも日本のプロドライバーの中で生きる伝説級の方だと思っています。まさにレジェンド)

そんな果敢な挑戦を越えて今年は優勝できたのです。正にドラマティックな選手です。(事故がそれなりに多い印象があるけど)限界が高い人ですが、その限界を時には超える事が出来る。オーバーレブする事が出来る選手。カッコいいなあ。

もしも今回の優勝で佐藤琢磨選手に興味を持った方がいらっしゃいましたら、過去の経歴をおってみると良いでしょう。モータースポーツは素質が全て。お金さえあればある程度のところまでいけますが、最後は素質です。佐藤琢磨選手の経歴が物語っております。(知る楽しみもあります。敢えてこの記事は佐藤琢磨選手のF1での経歴等に触れません。自ら調べて知って驚くべき。そして2005鈴鹿でのレース内容を知ってさらに驚くべき。ええ。僕はオカンムリ側でしたよ笑)



さて、佐藤琢磨選手に今後期待したい事。それは・・・・・

インディーカーレースは秋に向かってまだまだ続いていきます。佐藤琢磨選手が怪我をする事なくシーズンオフを笑顔で迎えられることを心から祈っております。

 インディーカーレースはすごく危険です。それなりに死者が出ます。過去に参戦していた日本人の武藤秀紀選手の参戦を追ったドキュメンタリー番組にて、いつ死ぬか分からないので常に荷物をコンパクトにまとめている、と語っていた事がありました。それくらい危険という事です。
 日本の民放で、カメラが見ていた衝撃の瞬間的な番組で、モータースポーツの死亡事故のシーンといえばインディーカーレースからの映像は鉄板だったと言われております。インディーカーレースは他のモータースポーツに比較し死亡事故が多いのは事実。

佐藤琢磨選手はハチャメチャ攻めるタイプなので、無事のシーズンオフまでの完走を祈っています。

でも、極限まで攻めて欲しい!


オマケ情報
 栃木県にあるサーキット ツインリンクもてぎ。ホンダがインディーカーを日本で走らせる為に作られたサーキットであり、インディーカーレースを開催した事がありました。
 インディアナポリスサーキットに比較すればかなり小さなサーキットですが、日本にオーバルコースがある事は素晴らしい事です。見学するだけでも見応えがあるサーキットなので、ドライブで向かってみてはいかがでしょうか?ショップではグッズ購入できたり、ホンダの歴代のレーシングマシンが展示されているミュージアムは楽しめますよ。


 僕は以前に、ビジネスマンをしながら週末を主に、ホンダ系の二輪レーシングチームの広報をしていた事があり、ツインリンクもてぎ にて開催されるmoto gpに、そのチームが特別出場枠(ワイルドカード)にて出場できた事があり(GP250クラス)、そんな思いでもありツインリンクもてぎ は大好きなサーキットです。メインストレートと観客席が遠いのが難点ですが・・・・・
(オリジナルフレームにHRCワークスエンジンを搭載したマシンで参戦していたチーム。そのオリジナルフレームはmoto gp250クラスに参戦するチームも使用していた事がある。(Team BQR:Spain)あらためて考えてもちょっとすごいチームだった。真っ赤な亀谷専用マシン。かっこよかったな。)

インディーカーの近年の事情を知らないのですが、スペシャルパーツがホンダより優先的に振り分けられていたとかあるのでしょうか?

 オマケ情報その2
INDY500の優勝賞金が日本円に換算し2億7千万円とか。それを伝えるヤフーニュースさんですが・・・・コメント欄では、すごい!高額だ!というようなコメントが溢れていますが・・・・安過ぎてビックリしましたね。参戦コストを踏まえればガッカリな価格ではないでしょうか?人件費、テスト走行費用、出場に至るコストなどなどありますからね。大きな屋台でレースに参戦していますからね~。ゴルフの大会ではちょっとした大会で数千万円。それに比較すればビックリするほど安いですよね~。命を掛けて大金投じてそれか~。

チームとの契約で佐藤琢磨選手にどれほどの割合で振り込まれるのか分かりませんが、世界3大レースとまで言われても優勝賞金が一桁億円なのか~。趣味の世界ですね~。

バイクレースの全日本選手権の最高峰クラスは1レースの優勝賞金が現在も数十万円くらいでしたっけ?
それに比較すれば天と地の開きがありますが・・・(それで先ほどの批判に繋がる訳ですが)


という訳で、クルマを買うならトヨタ自動車の製品を買いましょう♪(無理やりな展開ですが・・・)

86いいよ。欲しい。でも、買ったところで乗る場所がね・・・・

という訳でかなり脱線しますが、こんな話をして終わりましょう。

86のノーマル仕様のワンメイクレースで、1レースの賞金を1億円なんてどうですかね?それでメシ喰っていければ立派な職業です。年間10戦くらい開催して。

年末ジャンボの10億円が夢なんてツマラナイ。86買って腕を磨けば10億円!
クルマで夢を見れるってこういう事でもあるのでは?

クルマで夢を見れないから、クルマ離れが進んでいるのです。(日本市場の話をしています)

クルマやクルマの運転が上手くて、それで幸せになれるのであれば、クルマやバイクは良いものなのだと思います。しかしこの日本では、クルマやバイクの運転が上手いと逆に不幸になるのが事実。僕は食うに困るようなプロドライバーやプロライダー(メカニック他関係者も似たようなものです)の世界を知っているので、若者には敢えて、バイクやクルマの趣味をやるなと言い聞かせています。


クルマを好きになろう。バイクを好きになろうと言っても、極めて不幸になる事がうっすら見えているのに、それでもその道へ向かおうという人はいないでしょう。そりゃ離れますよ。逃げ出しますよ。メーカーの関係者以外は夢を見れないなんて、そんなモノは売れません。投資した金額以上のモノが得られないから人が離れて行きます。それは金銭的な利益だけの話ではなく。


くだらない番組のスポンサーになって、某広告代理店にどっちゃり無駄金を投じるのなら、例えば先ほどのアイデアですが1レースの賞金が億円単位のワンメイクレースを開催してみては?
それを継続的にメーカーがある限り続けて行く。この日本で最も賞金を稼ぐ職業は何だ?プロドライバーだ!というお国柄になれば何かが変わるでしょう。

売ったらお終いではなく、売ってからの日本メーカーにならないと。

トヨタ自動車さんにならできる!豊田社長に戻って以来、製品の質的向上が始まり久しいですが、日本のクルマ文化を率先して創造して行き、日本のクルマ文化の質的向上も実現して欲しいです。

CMでアニメやゲームの曲と絡めるとか、そういう上辺だけのアクションでは大局は動かないですよね~。

と、色々とまだまだ語りたい事が沸いてきますが、このぶろぐは本格的なモータースポーツの話は今回が最初で最後と言う訳で、この辺で終わりにしましょう。

次回は・・・・moto gpクラスで日本人初の年間タイトルを獲ったライダーが現れた頃にでも♪