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メタセコイアの盆栽を作るの巻 [木のはなし]

★メタセコイアニュース★
月刊誌 近代盆栽2014.10月号のバックナンバーをゲットしてください。
70ページからの、珍樹種にチャレンジコーナーにて、8年目までの剪定方法などがイラストで解説されています。実生からメタセコイアを盆栽仕立てにしようという方は必読です。

sekoia001.jpg

セコイアの実生体がやってきました。

なんと大阪生まれの子なのです。

大阪北区の旧淀川沿いの公園で拾ってきた松ぼっくり。
そこから育てていた方から譲っていただきました。

関東に住んでいて、大阪生まれの大阪育ちの木って珍しい存在ですね。しかも、育ててくださっていた方が分かるというのも珍しい事ではないでしょうか?

まだ20センチを超えたくらいの大きさですが、すでに5~6年も育てられています。

★盆栽に詳しくない方へ★
直根を切る必要があります。この樹は僕のところにきて直根を切りました。
直根は地植えの際には土中深く根ざし倒木に強くなりますが、盆栽では偏った成長を起こし美観を損ねますので早い段階で切り落とします。

僕の場合は、前オーナーさんと同じ剪定をしています。秋になると枝を切ってしまうのです。その際に新芽を絶対に切らないようにします。枝を作ると幹も枝も太くなってしまい美観を損ねるのです。
これは前オーナーさんの技になりますが、長い間細目に仕立てたい方にはお勧めです。
太い幹にしたい方は枝を作っていったほうが良いでしょう。



sekoia002.jpg

皮肌が出来上がってきております。

メタセコイアは盆栽に向いた樹種な事は間違いありません。一般的なヒノキでは葉が魚の骨のように発生してくるので、人為的に針金を用いてねじるように成長させないと八方向に枝が散らばらないのです。しかし・・・メタセコイアはそのような事をしなくても全方向に枝がニョキニョキと発生するのでそういう事をしなくても適度な剪定を行っていればいい感じに育っていきます。

少しだけ先輩の僕からアドバイスをするならば、大きな鉢にしてはいけません。想像よりも小さな鉢で大丈夫です。そしてしばらくの間は植え替えは毎年。鉢の大きさはそのままで大丈夫です。盆栽の基本に沿って根を整理し土を交換してください。

僕の場合は硬質赤玉土単用。乾きすぎないようにコケを表面に貼っています。鉢はホームセンターで200~300円で売っている小品(しょうひん)用の小さな鉢です。


今でも十分に雰囲気がいいセコイアちゃん。

10年後にはどんな雰囲気になっているのでしょうか。

大切にしていきます。不定期で更新していきます。

(まずは八方向に根を出させ太くしていく。見せる根を作る。高さは今の雰囲気で。直幹仕立てで。すると今から10年ほどで大木風になるかと思います)

※2017.12.16現在も元気です。特に大きく変化はありませんが幹が数ミリ太くなり根がしっかりしてきたかも?